Diary of a Madman
たーげぶっふ

2001年1月後半

さらばジェシー(2001/1/30)
土日の2日間お休みは久しぶりのような気がする。 精神的にたっぷりとリラックスできるのが嬉しい。 連休の貴重さを実感する今日この頃。
★1月28日(日)★
昨晩のうちに雪は雨へと変わった。 路面の雪がドロドロのシャーベット状態で滑りやすく危険な状態。 今日も車の運転は無理だろう。
午前中に英会話2レッスン(グレン→リン)。 ようやっといつものペースでレッスンをこなすことができるようになった。 やはり昨日のマンツーマン・レッスンが効いた。 しかもフリートークのみで40分間会話を続けることができたというのが、 自分にとって、とても大きな自信となった。
レッスン合間の休み時間に、なにげなくNの廊下をうろうろしていると、 ジェシーの写真がなくなっているのに気がついた。 壁に先生方の自己紹介と写真が飾ってあるのだ。 あれれ???と思っていると控え室からジェシー本人が出てきた。
「なんで写真がないの?」
と訊くと
「ナゼナラ今日ガ私ノ最後ノれっすんダカラ!」
と彼はたどたどしい日本語で答えた。 噂によれば彼は大学で日本語を勉強していたらしい。
昨日ヴァネッサから彼がいなくなると訊かされていたけれど、 まさか今日がその日だとは夢にも思わなかった。 もし、今日が最後だとわかっていたら、なにかおみやげを用意したのに! ジェシーは自分と音楽の好みが共通していることもあって、 もっとも親しみを覚えていた人だけに残念でならない。 いつのまにか彼とのあいだに友情みたいなものが芽生えていたことに気がついた。 日本語じゃなくて英語で「トモダチ」になれたのだから自分にとっては実に画期的なことだ。 もっともっといっぱい話したいことがあるのに。
「まだレベル5に上がったばかりだけど、君ならすぐに4へ上がれるよ」
と励ましてくれた。 彼は市内の企業に就職したらしいし、沿線に住んでいるのでいつかまた会える日がくるだろう。 そうこうしているうちに次のレッスン開始を知らせるチャイムが鳴ってしまった。 あとで、彼の連絡先を訊くのを忘れたことに気がついた。 とりあえず自分のEメール・アドレスを教えておいたので、 将来いつの日かそこに連絡をくれるのを期待しよう。 でも、まだPCを持っていないらしいので可能性は低いかもしれない。 せっかくレッスンそのものはうまくこなせたのに、 後味の悪い1日となってしまった。
午後はまたしても寝て過ごしてしまった。 クルマや自転車が動かせないとなると、どうしても行動する意欲が激減してしまう。 エアバンドで厚木にホーネットが3機飛んできたのを聞いたときは、 さすがにシマッタと思った(^-^;)。
別れの告白(2001/1/29)
また週末に雪!? 先週よりもいっぱいふってきやがった。 風もけっこうあって横殴りの吹雪。 見ているだけで寒くなってくる。 ここはほんとうに横浜なのか? まるで新潟か富山ではないか!
★1月27日(土)★
午前10時くらいまで寝坊。 世の中はすでに雪に覆われ真っ白になっていた。 この日の英会話はお昼の12時半から。 午前中のレッスンはまったく予約がとれなかったのだ。 ただでさえポイントの消化が遅いとNの日本人スタッフからイヤミ言われているのに! ならば、いつでも予約とれるようにレッスンの枠をもっと多く確保して欲しいものだ。 雪道で慌てて転ばないよう早めにうちを出る。 雪がまだサクサク状態なので割りと楽に歩ける。 これが凍ったらタイヘンだ。明日が怖い。
Nに着くと雪のせいか生徒さんの数はまばら。 もしかすると、マンツーマンのレッスンになるかもしれないとハラハラドキドキ。 受付に案内された部屋でひとり寂しく待っていると、開始のチャイムが鳴ってしまった。 オー!予想通り今回はマンツーマンだ!! これを「ラッキー」と思うか「やばい」と思うかでその人の「やる気」度がはかれるような気がした。 今回の先生はオーストラリア人のヴァネッサ。 背は低いけどグラマーでなかなかチャーミングな女性。 彼女とならウマが合うのでマンツーマンでもなんとかやっていけそうだ。 どうやらもうひとり他の生徒サンがくる予定だったのだが欠席とのこと。 おかげさまで、通常の1ポイント消費のみでマンツーマン・レッスン突入である。ラッキー(^o^)! もし、あらかじめマンツーマンを予約すると1レッスンにつき3ポイントいっぺんに取られてしまうのである。 のっけは雪の話とかお互いの近況とか世間話で始まった。 彼女は同僚のサーシャとアンネッテと一緒に住んでいるので、 彼女たちのいろいろな事件の話しやら、 自分の好きな飛行機の話しとかでけっこう盛り上がった。 隣の部屋でレッスンしているスティーブがときどき羨ましそうにこっちを見てる(^-^;)。 彼は頻繁に起こるこちらの笑い声が気になるらしい。 しかし、半ばでショッキングな告白をされてしまった。
ヴァネッサは来月半ばころにNを去ってしまうと……。
いったん母国に帰ってしばらく休養したのち、英国とイタリアに行くらしい。 サーシャもアンネッテもじきに去ることになるだろうと……。
米国人のジェシーももうすぐ去ることが決まっている……!
次々と彼女の口から出てくるニュースに、ショックのあまりわしは呆然となってしまった。 せっかくみんなと仲良くなったのに、離ればなれになってしまうとは。 「Nを去るのは何とも思わないけれど、 仲良くなった生徒さんたちと別れるのはつらい」と彼女は言った。 3分の2くらい経ったころ、ヴァネッサは
「いつものようにテキストのレッスンやる?それともこのままお話しする?(英語で)」
と訊いてきた。 彼女がいなくなってしまうとなったら、堅苦しいレッスンなんかどうでもいいと思った。 もっと彼女についていっぱい訊きたいと思ったので、このまま世間話で続行をお願いする。 お互いにEメールのアドレスなどを交換していたら、 あっというまに40分間が終わった。 会話がいっさいとぎれることなく、英語でこの40分間を乗り切れたことが自分にとってとても大きな自信となっていくような気がした。 もうレベル5なんて怖くないぞ!
二俣川の駅から街の景色を眺めると、雪が横殴りに降っていることがわかった。 気分はまるで北国である。 二俣川銀座の店でラーメンと餃子でランチ。 店のノボリに「究極の味」なんて書いてあるけれど、 どう逆立ちしても美味くもまずくもない普通のラーメンであった。 午後はうちでエアバンドを聞きつつのんびりと過ごす。 お天気がまともだったら、久しぶりに秋葉原へ出かける予定だったのだが。 大雪の前に降参。 ふとんに横になっていたら、いつの間にかに眠ってしまった。 夕方に成田がクローズドになってしまい空の便は大混乱。 エアバンドでも大荒れの様子が伝わってくる。
結局、この日は英会話以外はほとんどなにもしない1日となってしまった。 たまにはこんな日があってもいいのではないか。 とにかくいつも忙しすぎるんだよ>自分。
見せつけられてる(2001/1/22)
ちかごろは毎朝出かけるときにY須賀線を使っている。 Y須賀線のホームにはどういうわけか、大きなトランクを持っている人が多い。 外人さんもけっこういる。 なんでだろう?とずうっと不思議に思っていた。 最近になってようやっとワケがわかった。 わしは毎朝7時22分発の電車に乗っているのだが、 この次の電車が26分発のNEX(成田エクスプレス)なのだ。 これから成田空港経由で海外へ出かけようとしている人が大勢電車を待っているわけ。 わしはこれから満員電車に閉じこめられなくてはならないのに、 彼らはゆうゆうと座って空港まで一直線。
ちくしょー!
いつかはオレの番だぞー!
近いうちに、わしだってトランク持って外国へ行くぞー!
覚えてろー!
今年こそはどっか海外へ行ってやる。 せっかく英語習っているのに、実際にあっちで使わにゃ損損。
アメリカで本場のエアーショー見たい。ブルーエンジェルスを見たいぞー。
シアトルへ行って、ホットドッグとビール抱えて大魔人とイチローの活躍を見たい。
カナダで大自然を満喫したい。オーロラも見たい。
オーストラリアは暖かでいいなあ。
イギリスへ行ってビートルズゆかりの地とか行きたいし、 ウェッジウッドの陶器をいっぱい買いたい。
夏になったらもちろんドイツ・オーストリアへも行きたい。
ノースウェスト、ルフトハンザ、ブリティッシュ・エア、ヴァージン・アトランティックなど、 あっちのエアラインにも乗ってみたい。 たぶん今、外国へ行ったらそのまま亡命してしまうような気がする(^-^;)。
雪景色(2001/1/22)
土曜日は雪! 夕方に仕事から横浜へ帰ると、そこは雪国だった。 見慣れた近所の景色も、真っ白な雪に覆われるとまるで別世界。 気温は0度だったけど、体感温度はもっと下に思えた。 とにかく寒かった。
★1月21日(日)★
レベル5に上がってから初の英会話。 いつもより早い午前10時からの予約。 ついつい油断してギリギリの時間にうちを出た。 Nへ行くには急な坂道を降りなくてはならない。 雪が凍っていたので、何度も転びそうになった。 つるつるの下り坂ほど怖いものはない。 転ばないよう小股で注意深く歩く。 急ぎたくても急げないもどかしさ。 10時ぴったりに命辛々Nの受付に着いた。
記念すべきレベル5での1レッスン目はカナダ人のグレン。 童顔なのにたっぷりと顎髭をたくわえて、不思議な顔立ちになっていた(^-^;)。 彼がK望が丘に住んでいることを初めて知る。 今回のレベルでの難易度がまだわかってないので、 かなり緊張したままレッスンに突入。 今回のテーマは道を訊かれたときの答え方。 道を訊かれるのって、 街角で外人に話しかけられて慌てて困る場面のナンバー・ワンではないだろうか? 冷静にゆっくりと考えて教えてあげれば、なんてことはないんだけど、 道中にいい目印がない場合は結構説明に困ってしまうような気がした。 緊張のため自分の言いたいことが出てくるまでにいつもより時間がかかるし、 自分の英語はかなりメチャクチャ。
「初めてのレベル5でも、君の英語はぜんぜんOKだよ。そんなにナーヴァスになる必要はないよ」
とグレンはレッスンの最後に慰めてくれた。 1レッスン終わっただけで、どっと疲れてしまった。 まるで英会話を始めたてのころみたい(^-^;)。
2レッスン目は英国人のスティーブ。 彼は自分のレベルアップを推薦してくれたご本人だし、 自分の英語力をよくわかってくれている人なので少し気が楽になった。
"I have been 〜ing"と
"I used to 〜"
の表現を使って医者と患者の会話がテーマ。 ふだんの生活習慣等を医者に説明する言い方を学ぶ。 レベルアップしたからといって、別に肩に力入れてガチガチに身構える必要もないし、 ふだん通りの英語をしゃべっていけばいいのだな。 ということが2レッスン目ですこしづつわかってきた。 レベルアップにともなって、気を配らなくてはならない文法的お約束が一挙に増えてきたし、 ボキャブラリーもワンランク難しくなっている。 テキストの文章量もかなり多くなった。 だが、まだ頭を抱えるほどの難しさではない。
午後は諦めてうちでエアバンドを聞きながらぼんやりと過ごす。 某豪雪地方行きの飛行機が現地の天候不順のため土壇場でフライト・キャンセルになったらしい。 クルマや自転車での外出は道悪のため断念。 夕方にN崎屋で食料品の買い物。店はそこそこの混み具合。 Rーゼンにも寄り道するがこちらは客の少なさに唖然。 魚介類売場で店員が大声で宣伝するも、お客はまばら。 Rーゼンは大丈夫だろうか? Gリーン・Gリーンでは20%〜50%割引のクリアランス・セールが実施されていたが、 お客の入りはさっぱりだった。雪のせいと思いたいが……果たして??
英語しゃべりたい!(2001/1/18)
ただいま「英語禁断症状」というか「英語しゃべりたい症候群」が発病中!
しかも、今回はいつもよりも症状が重い。 たいてい木曜、金曜あたりになると英語をしゃべりたくなってムズムズしてくるんだけど、 今回の欲求不満は並大抵のひどさではない。 (平日にも英語を使う機会があったり、英会話に通うことができればこんなことにはならんのだが。) おかしいなあ。ちゃんと週末に英会話しに行ったのに。 昨日、日記書いてたら、なんでなのか思い出してきた。 そうだ!先週の日曜日はNへちゃんと行ったけど、 テストだけ受けてレッスンは無しで帰ってきたからだ! テストの結果は翌日の夕方に判明すると受付嬢に言われていたので、 その日の英会話は予約を入れることができなかったのだ。 うーむ。 せっかくレベルアップを果たしたのに、 次のレッスンまで今度の日曜日まで待たなくてはならないとは! この勢いのままレベル5にすぐに突入したいのだが。
あともうひとつムラムラに要因がある。 あれは確か火曜日の夜だったかな。 うちへの帰り道の途中に地元の駅で、顔見知りのNの生徒サン2、3人を目撃した。 彼らは集団で嬉しそうにニコニコしながら帰っていった。 きっと彼らは会社帰りにレッスンを受けきた連中と見た。 しかも、かれらはわしと同じレベル5の奴らなんだよね。 もー!羨ましくて仕方なかったですね! わしの場合アレが遠いからどう逆立ちしても最終レッスンの時間に間に合わない。 平日にレッスンの予約は入れられないのです。 なんだか自分だけ損している人生を歩んでいるような気がしてハラが立ってきた。
うちに帰ってから何気なく自分のNのポイント数をチェックしてみた。 400ポイントを3年以内に消化しなくてはならないのだが、 去年の6月から始めて、まだ通算86回しかレッスンしていない。 今のペースのままで続けていくと、有効期限内に到底全部のポイントは消化できない計算だ。 やばい!やばいです。やはり平日にもレッスンできる体制にしないと、 まるまるお金をNへ寄付してしまうことになる。
アレをナニするべき理由がまたひとつ増えた(^-^;)。