Diary of a Madman
たーげぶっふ

2001年2月前半

ついに新しい受信機購入(2001/2/15)
とうとう土曜日(2/10)に買ってきました。 憧れだったAOR社製コミュニケーション・レシーバー「AR5000」。 その日は出勤だったのだけど、帰りにそのまま秋葉原へ直行。 先週の価格調査ですでに目を付けていたお店で値段を相談してみる。 江戸っ子気質の店員さんが
「駆け引きは時間の無駄だからこの値段でどう?」
と今まで調査した中で一番安い値段をズバリと提示してきた。 しかも税込みで。 あまりの潔よさに自分はグラッときたので、即わしも潔く
「買います!」
で商談成立。ゆるげんの買い物はいつも決断が早いのです。 ホクホク気分で新しいオモチャAR5000を抱えつつ、うちへ帰る。 早くいじって遊びたい気分いっぱいで、帰りの電車の所要時間がいつになく長く感じられた。 すっかり童心に戻ってしまったゆるげん。 うちに着くやいなや、さっそくアンテナとアダプターを装着していじってみた。
さすが、評判の高い受信機だけあって、感度の良さは抜群。 成田APPと成田TWRが弱いながらもハッキリと聞こえたのに大感激! あっ、ちなみに成田APPは成田空港へアプローチする飛行機に対して指示を出す管制塔。 成田TWRは成田空港における離陸許可、着陸許可等を出す管制塔のこと。 いままでこれらは飛行機側の電波しか聞こえなかったのだけど、 管制塔の方まで聞こえるようになったわけだ。 ネイティブ・スピーカーのパイロットが多い成田の管制がより身近になったので、 今後は英語のヒアリング訓練に大いに役立つことだろう。 これで、我が家に居ながらにして聞ける主要空港の管制は、厚木、羽田、横田、入間、成田となった。 あと、この受信機にはいろんな機能がたくさんついているので、 ぱらっと説明書をめくっただけでは使いこなすことが不可能。 すべての機能をフルに活かせるようになるには、もっと勉強が必要で時間がかなりかかりそう。 とてもじゃないけど1日いじっただけでは無理。 AR5000は性能が優れているだけでなく、奥の深い受信機ということだろう。
1年ぶりに秋葉原を探検(2001/2/8)
ぬおー!飛行機見に行きてえ! トムキャット見たいよう! NF100でなくてもいいから見たいよう!贅沢言いません。 今年はまだ一度もF-14を見てないのだ。 どういうわけか最近は毎晩夜9時ころに厚木へアプローチする飛行機がうちの上空を飛んでいくのだ。 爆音を聞くたびに飛行機見に行きたい病でムラムラしてくるのでした。
★2月4日日曜日★
午前中に英会話2レッスン(マーク→トニー)を済ませたあと、 午後から約1年ぶりで秋葉原へ行く。 もう一台いいラジオが欲しくて、それの実勢価格調査が目的。 いま自分が使っているエアバンド受信機はVR-500。 ポケットサイズのハンディ・タイプ。 空港へ飛行機を見に行くときの必需品。 小型ながら機能が充実しているし感度もよくてとても気に入っている。 混変調にちょっと弱いけど, VHF、UHF帯のエアバンドを聞いている分には問題ない。 うちで聞いているときも固定機並みの性能を発揮してくれる。 ところが、HF帯の洋上管制を聞くとなると、ハンディではどうしても性能に物足りなさを感じてしまう。 SSBの変調がいまいちで、ガサガサした荒い音にしかならず聞きにくい。 ダイアルが小さくて周波数を合わせにくいし、選択度もイマイチ。 ここで思いきってHF帯もしっかり聴ける固定機タイプの受信機を買うことに決めたのだ。 昔から使っているFRG-7700は、VFOがイカれて動かなくなってしまい、今は単なる目覚まし時計と化している。
昔の秋葉原には無線機を売っているお店がいっぱいあったけど、 現在はパソコン屋ばっかりになってしまった。 なので専門誌であらかじめ無線機を売っているお店の場所を調べてから出かけた。 久しぶりの秋葉原は相変わらず混んでいた。 この街を歩いていると、よそにはない独特の熱気が感じられる。 マニアックなオーラというかなんというか異様な感じ(^-^;)。 人混みを掻き分けながらお店を探し、目的の受信機の値段を店員さんから取材する。 うまく値引きするには、よそのお店の値段を示唆するとより効果的みたい。 あと、提示された値段が税込みか税抜きかをしっかりチェックしておくのも意外に重要かも。 税抜きの値段で早合点すると、あとで痛い目にあう危険性がある。 単価が大きいだけに消費税額もバカにならないのだ。 4軒ほどお店をハシゴしてみた結果、想像していたよりも安く買えそうな気がしてきた。 今回はあくまでも取材のみのつもりだったので、お金を用意してこなかったのが悔やまれた。 もし、ちゃんとお金持ってたらこの日に即決で買ってたかもしれない。 某ショップでハンディ機専用のロッド・アンテナを購入。 自分の目的は受信機だったので、結局パソコンやCD関係のお店には一切寄らず。 秋葉原へ行ってPCやソフトを見ないなんて、今時珍しいカモ。
今度の週末にもう一度秋葉原へ行って買います!
ああ、週末が待ち遠しい!
横浜そごうは元気(2001/2/7)
★2月3日土曜日(その2)★
この日2レッスン目はカナダ人のマーク。 つい最近二俣川へ転属なったとかで、彼とは初対面。 以前はCケ崎にいたそうだ。 格闘技をやっているらく、がっしりとした体つき。 短く刈り込んだヘアスタイルはまさにスポーツマン。 人を殴ることに喜びを感じると言っていたので、彼には逆らわないようにしよう(^-^;)。 カナダ人のアメリカに対するライバル心というのはかなり根が深く激しい。 うちのNにはカナダ人の先生がいっぱいいるが、 誰も例外なく言葉の端はしにアンチ・アメリカ精神みたいなものが見えるのだ。 どこのビールが好きか?という話になったとき、うっかり自分はアメリカのMillerが好きだと言ってしまった。 そのときのマークの反応はなかなか面白かった。「ウゲ(@_@)!」って感じ。 アメリカのビールはどれも最低!カナダのビールが世界一!とのたまっていた。
レッスンのテーマは"Expressions of quantity"。 ものの量を表す言葉をブレイン・ストーミングし、それぞれの使い方を学んでいく。 テキストにとらわれずにスラング的な言い方をいっぱい教えてくれるのが嬉しい。
"a bit shy of 〜"
"a bit short of 〜"
"a bit over 〜"
これらの意味がすぐに分かる人がいたら、かなりの英語の達人である。 テキストから離れてマークのアイデアによるレッスンは新鮮でとても楽しかった。 中身の濃いレッスンだったせいか40分間があっというまに感じられた。
午後は横浜そごうへ。 まもなく豪州へ帰ってしまうヴァネッサのためにおみやげを探しに行く。 とはいうものの、若い女の子にいったいどんなものがいいか? アイデアがまったく思い浮かばなかった。 久しぶりに行ったそごうは結構混んでいてなかなかの賑わい。 パッと見には経営が傾いてクビが回らなくなった百貨店には到底思えない。 6Fにあるジャパン・ショップでとりあえず日本的なおみやげを眺めることにする。 もうすぐ3月いうことで、ちょうどいいことにひな祭り関係の品物の即売会が行われていた。 京都からお人形の職人さんも派遣されているようだった。
やった!もう、これっきゃない!
運良くかわいらしいのが見つかったので早速購入。 このあとは海の見える本屋でジョン・グリシャムの新作を衝動買い。 ベイブリッジを眺めながら本を探すのは、なかなかゴージャスな気分。 デパートにはほとんど用事がないけれど、たまにはウロウロしてみるのもいいものだ。
コテンパンにやられた(2001/2/6)
暦の上ではもう「春」だそうですが、 まだまだ寒い日が続きそうです。 今週の半ばにまた雪が降るとか!?
★2月3日土曜日(その1)★
朝は雲ひとつないよい天気。 雪の降らない週末は実に久しぶり。 英会話の予約を入れてしまったことをちょっぴり後悔する。 だからといって、一週間先の天気を予想しつつ予約を入れることなど不可能である。 しかも、この日はうまく予約が取れなくてかなり変則的。 1レッスン目は午前10時から、 2レッスン目は午後12時半から。 ぽっかり空いてしまった午前中の貴重な2時間をどう過ごすかが課題であった。
1レッスン目は超久しぶりで英国人のアレックス。 彼女は年末から長期に渡ってお休みをとっていたのだ。 この時間の予約は自分だけだったみたいで、はからずしもまたマン・ツーマン。 アレックスを独占できてラッキー!と思ったのは束の間。 彼女は頭の回転がとても速い人なので、わしのアホな頭では追いつけない(^-^;)。 テーマは新聞記事。 巨大タンカーと貨物船の衝突事故を扱った記事を使ってレッスンは進められた。 アレックスはかわいい顔しているくせに容赦ないのだ。 中途半端な受け答えでは納得してくれないのだ。 もし、グループ・レッスンであれば、とぼけて逃げられるのだが、 マン・ツー・マンでは逃げようがない。 レッスンの最後にやったロール・プレイングでは、 自分の頭の中が真っ白になってしまい、ほとんど英語がでてこなくなってしまった。 このときの状況をなんていうんだろう? 武装した軍隊に向かって素手のままひとりで戦うような感じ。 まるで歯が立たない。 レッスンが終わって彼女が去るときに
「今日は大人しかったわね。眠かったの?」
とチクリ言われてしまった。 ちっとも眠くなかったれーす。自分が不甲斐なかっただけでーす(T-T)。 今までで一番ハードなレッスンだった。 コテンパンにのされ、血だるまのボコボコにされたという感じ。 ちょっと自分の英語に自信を失ってしまう。
次のレッスンまでの空き時間に散髪しようと思ったら、 行きつけの理髪店は混んでいた。 散髪は諦め、中途半端な朝ごはんをKンタッキーでいただく。 なにせ、今朝はバナナ1本しかハラに入っていなかったのだ。 開店ン周年(何年目かは忘れました(^-^;))とかで、 お店から生卵6個をプレゼントされる。 予期せぬおみやげに自然と顔がほころんでしまうのであった。
(つづく)
ささやかな喜び(2001/2/2)
珍しく早く帰れたので久しぶりに横浜ルミネのY隣堂へ寄り道する。 たまには文化に触れて知的好奇心を刺激して、脳味噌をリフレッシュしなくては。 大きな本屋さんへ行くと、心が豊かになる。 何も買わなくてもたくさんの本を眺めているだけで嬉しくなってくるのだ。 ふだん帰りが遅くて寄ることができないだけに、 自分にとっては貴重なひとときであった。 ひととおり店内を眺めて読書欲をかきたてたあと、 毎月買っている飛行機雑誌「月刊エアライン」とアメリカ海軍機を特集した本を購入。 そのままポルタに降りて別の本屋にもハシゴ。 「ビートルズ・アンソロジー」という巨大な写真集を見つけて衝動買い。 いつか買おう買おうと以前から思っていたのだが、 なかなか時間とチャンスがなくて先延ばしになっていたのだ。 荷物はかなりずっしりと重くなってしまったけど、こういう嬉しい重さはまったく苦にならなかった。