Diary of a Madman
たーげぶっふ

2001年5月前半

バーガーキング消滅にがっくり(2001/5/21)
今回の週末は、特にイベントがなくてまったりと過ごしてました。 土日ともいい天気だったので、主に自転車に乗ってのんびりと外出。 久しぶりに長時間自転車に乗ってみて、体力の衰えを痛感した次第。 たぶん年齢によるものにちがいない。厳しい現実だ。。。
★5月19日(土曜日)★
午前中に英会話2レッスン(ケヴィン→サーシャ)。
ケヴィンのレッスンでは関係代名詞の特訓。 前にやったことあるユニットだったので難なくこなすことができた。 レッスンが終わって教室から出て行くときにケヴィンが言ったセリフをあとあとになって考えてみると、 どうも後の伏線になっていたような気がする。
「みんな今日のポイントはちゃんと理解してくれたみたいだし、発音的にも文法的にも問題なくて今日はとてもいいレッスンだったよ」
彼がこの手のヨイショを最後に残していくのは極めて珍しいのだ。
サーシャのレッスンでは、文字がなくて写真だけのユニット。 お買い物の中のトラブルを題材に、10枚の写真を見ながらそれぞれを英語で描写していった。 写真からわかる客観的なことはもちろんのこと、 イマジネーションを駆使してストーリーを膨らませて欲しいとサーシャは要求した。 生徒サン各自のトラブル体験なども発表し合って、肩のこらないカジュアルな雰囲気のレッスンだった。 このへんの進行は彼女の持ち味なので、自分も楽しませてもらった。
英会話のあとは、横浜方面へ自転車で向かう。 なぜ横浜かといえば、「バーガーキング」を食べたかったので。 もう一ヶ月前くらいからそこのハンバーガーを食べたくて食べたくて仕方がなかった。 ハンバーガーのお店はいっぱいあるけれど、ここのは肉がいちばんしっかりしていて個人的にはとても気に入っている。 肉がモチモチしていて歯ごたえがあって、アメリカの味がするのだ。
桜木町を通過してさっそく伊勢佐木町へウキウキしながら向かう。 ところがどんでん返しの驚愕の事実が待っていた。 目的のバーガーキング伊勢佐木町店がない!店がなくなっている!! 事実を受け入れることができなくて、しばらく呆然としてしまった。 なんと、しばらく来ない間にハンバーガーショップが得体の知れない居酒屋に変わっていいた。 わざわざここまで出てきてなんたる仕打ち。。 ショックをひきづったまま、目先を変えて曙町を通り今度は元町へ行ってみる。 確か元町にもバーガーキングがあったはずだ。 藁をもすがる気持ちで目的の場所へ行ってみると、追い討ちをかけるように2度目のショックが待っていた。 なんと元町のバーガーキングはスターバックスに変わっていた。 時計は午後2時を回っていて、空腹も限界に達しようとしていた。 仕方なしに、マリンタワーのところにあるファースト・キッチンで遅くなってしまったランチを食べる。 ファースト・キッチンならば横浜の西口にあるじゃんと涙を浮かべながら(ウソ)。。。
食事の後は山下公園を眺めつつみなとみらい地区へ。 海の近くは風がかなり強くて、下風になると自転車で進むのに苦労した。 ランドマークタワーの周りでストリート・パフォーマンスが行われていたようで、あちこちで人だかりができていた。 ランドマーク・プラザにある有隣堂で洋書を漁る。 ここの本屋は洋書コーナーがとても充実しているのだ。 買わなくても見ているだけで楽しい。 ところが、小説のペーパー・バックにはいまだに現地価格の2倍近い値段がついていたので、買うのはためらわれた。 アマゾンとかで購入するほうがぜったいお得である。
自転車で横浜めぐりのラストは、横浜駅周辺のCD屋で衝動買い。 これがとんでもないオチになるとは! 新譜と中古合わせて4枚を某店で購入したのだが、 うちに帰ってから袋を開けてみると、3枚しか入っていない。1枚足りなかった。 ボン・ジョヴィのライブ盤がどこを探しても入っていない! ちゃんと4枚分のお金を払ったのに! レシートをくれないお店なので、クレームを入れてもとぼけられてしまったら一巻の終わりである。 失望のあまり、血の気が引いた。 ダメモトでお店に電話してみると、むこうの店員もわかっていて一件落着。 その日のうちに2度も横浜へ行く羽目になってしまった。 2度目の横浜行きはチャリでなく電車で行ったこはいうまでもありません。

厚木基地ちびヤン大会(2001/5/18)
飛行機三昧の週末のつづきです。 二日連続で飛行機を見に行ったからといって、飽きたということはまったくありません。 もっと見に行きたくなったし、ますます空への憧れが強くなりました。
★5月13日(日曜日)★
この日は厚木基地で開催される「ちびっこヤング大会」へ。 海上自衛隊主催のお子様向けお祭りだけど、 自衛隊機の地上展示やデモフライトが行われ、 飛行機が好きな大人も十分に楽しめるイベントである。 今年初めての基地イベント参加に気分はわくわく。 出かける前にエアバンドをチェックしていると、 すでに午前中のデモフライトのために離陸するP-3Cの声が聞こえた。 雲ひとつないよい天気に恵まれたので、自転車で出かける。 基地そばの厚木街道には「大和まつり」の御御輿が通過するために渋滞が起きていた。 引地台公園周辺の通りには人が溢れ、たくさんの出店やはっぴにハチマキ姿の人たちお祭り気分を盛り上げていた。
お昼12時近くに厚木基地の東門へ到着。 今回はクルマではなくてチャリなので将校の気分は味わえない(汗)。 飛行場のエプロンに出ると、視界がわっと広がり、なんともいいようのない開放感。 理屈抜きでこの開放感が嬉しい。ぼくは飛行場が好きだ! 去年よりもお客さんがかなり多いように感じられた。 夏のWingsでデモ・フライト中止がすでに決定されている影響だろうか。 ちょうどお昼時だったので、食べ物を売っているブースにはどこにも長い行列ができていた。 今年も会場のまわりを50円で一周する花電車も走っていた。 格納庫ではお子様向けのゲームが行われていたり、救命用具の展示もあった。 腹ごしらえのために、米軍のブースでホットドッグ200円也、海自のブースで焼きそば300円也、 骨付きソーセージ200円也、日本そば300円也をいただく。 去年と同様に牛串焼き、たこ焼き、クレープなども売られていたけど、さすがにそこまでは食べ尽くせなかった。 日本そばを売っていた海上自衛隊の女の子は、 J−WINGSという雑誌に載っていたP−3Cのパイロットであったことを後日知った。 うぐぐ、事前にこの事実を知っていれば、いろんなお話ききたかったのにな! 彼女の華奢な体格と、大型機の操縦とはイメージがぜんぜん結びつかなかった。 夏のWingsで再び会えることを祈るのみ。
腹ごしらえが終わった後、2時のデモフライトまでかなり時間があるので、 地上展示してある飛行機を一通り写真に撮ることにする。 南側から順番にT-5,U-36A、P-3C、UH-60J、UP-3C、SH-60J、HSS-28、YS-11、LC-90、US-1Aといった機材を撮っていく。 今年の地上展示も海上自衛隊機のみのラインナップで米軍機や外来機はいっさいなかった。 YS−11は今年も機内の見学ができるようになっていて、順番待ちの長蛇の列ができていた。 ヘリコプターのコクピットも見学可能でこちらも人気が高かったようだ。
待ちに待ったP3-Cのデモフライトは1機のみだった。 去年は確かいっぺんに3機くらい飛んでくれたような気がする。 速度140ノットで失速ぎりぎり超低速フライトや4基あるエンジンのうちひとつを止めてのフライト等が実施された。 迫力の超高速ローパスがたった1度のみで、しかも会場からやや遠めを通過していったのでやや拍子抜け。 去年は、いろいろな場面を想定したあらゆる着陸の仕方を披露してくれたのだが、今年はそれがなかった。
P-3Cの演技が終わると、UH-60Jによる人命救助の実演やデモ・フライトが行われた。 ヘリコプターならではの軽快な動きとスピードで楽しませてもらえた。 フライト中にヘリコプターのキャビンから隊員さんが紙で作った大きな手を振っていたけど、みんな気がついたかな? 一通りデモ・フライトが終わった後、再びブースを一巡りして、オミヤゲに海自のマグカップを買った。
帰りの道中で猛烈にビールが飲みたくなった。 今回のイベントはお子様向けなのでアルコール類の販売は一切ない。 ホットドッグにコーラでも十分に美味しいけれど、やっぱりビールと一緒にいただきたいもの。 酒屋さんに寄り道して冷たいビールを買ってグビグビやってしまったのは言うまでもありません。
If I were a bird...(2001/5/14)
今回の週末は飛行機三昧。 飛行機が飛んでいる姿を間近に眺めていると、日頃の酷い現実を忘れることができる。 長時間見ていてもぜんぜん飽きない。 もうすぐしたら、自分もアレに乗って違う世界へ飛んでいくのだ。 志を高く持って、鳥のように羽ばたいていかなくては! 飛行機を眺めているだけでも十分楽しいけど、最終的には、やっぱり自分が乗らなくては!
★5月12日(土曜日)★
久しぶりの土曜日休み。 朝から素晴らしくよい天気。 お出かけしなくてはバチが当たる。
午前中はとりあえず英会話2レッスン(アレックス→ライアン)。 アレックスは今月いっぱいでNを去り、彼女の母国へ帰ってしまうらしい。 もしかすると今回が最後のレッスンとなってしまうのだろうか? 過去完了形を駆使してストーリーを即興で作り、発表するのが今回のテーマだった。 レッスンののっけから、いままで読んだストーリーで一番面白かったものを発表してくれといわれた。 まだ、目が覚めきらない自分には過酷な要求であった。 他の生徒さんが「2001年宇宙の旅」のことを言っていたので、 スタンリー・キューブリックつながりで自分は「シャイニング」をダイジェストで語った。 かなりいい加減な内容になってしまったのは言うまでもない。 過去形と過去完了形の違いについて彼女の説明を受けた後、 自分の作ったストーリーの発表となった。 とっさにお話を作れるほど自分は頭がよくないので、 昔、祖父が話してくれた戦争のお話を披露してみた。
第2次世界大戦で東南アジアの戦地を転々としていた日本兵は、 ある日敵国の爆撃に遭った。 逃げまとう日本兵。 崖に二つの洞穴があったので、彼らは二手に分かれてその中に逃げた。 片方の崖は崩れてしまい、全員生き埋めになって死んでしまった。 もう片方のほうへ逃げたみんな兵隊は助かった。 という話を言ってみたんだけど、これは祖父が戦時中に遭遇した本当のお話なのである。 アレックスは一応感心してくれたので、とりあえずホッとした。
2レッスン目のライアンは初めて当たった人。 カナダ人。 どう見ても彼は二日酔い状態。体はだるそう、眠そう、目は真っ赤、超低い声、グテングテン状態。 彼は、インターネットの設定をうちでやっていたのだけど、なかなかうまくいかなくて明け方までかかってしまった。 と言い訳していたが、あの声はどう考えても飲み過ぎの声である。 レッスンではテキストは使わずに、彼が用意した宇宙ネタのプリントで宇宙用語を学んだ。 "solar system"っていう言葉は、日本人的に考えると「太陽電池」っていう意味にとってしまいがち。 でも、本当は「太陽系」っていう意味だということを知って目からウロコだった。 大金をはたいてソ連の宇宙船ソユーズに乗って宇宙旅行をしたアメリカ人ビジネスマン、ティトー氏のことも当然話題となった。 Japan Timesに載っていた関連記事を読んであったために、話についていくのが容易でとても助かった。
午後からはドライブ。 成田空港のそばにある「さくらの山」公園へ飛行機を見に行く。 中途半端な時間に出発したので、渋滞を覚悟してたんだけど、 予想に反して道路はどこもガラガラに空いていた。 いつもつっかえる首都高の大井料金所もすんなり通過。 約2時間で成田の現地に着くことができた。 公園には大勢のギャラリーがいた。 エアバンドを聞きながら巨大なレンズを装備したカメラで飛行機の写真を撮っているマニアはもちろんのこと、 お散歩がてら公園で飛行機を見ながらくつろいでいる一般の人もいっぱいいた。 ベンチに座ってエアバンドを聞きながら飛行機の往来を楽しむ。 ほかほかの日差しがとても気持ちいい。 この日はR16アプローチだったので、空港に着陸する飛行機が頭上を次々に通り過ぎていく。 成田の飛行機は航空会社が多種多様なので、それぞれの模様の違いを楽しんでいるとぜんぜん飽きない。 やはり一番多いのが、JAL、ユナイテッド、ノースウエスト。 この他にもいろんな国の飛行機が次々と登場する。 エア・カナダ、ニュージーランド、エア・チャイナ、ヴァーリグ、マレーシア、シンガポール、パキスタン、 アリタリア、フェデックス、ルフトハンザ、キャセイ・パシフィック、コンチネンタル、コリアンなどなど。 挙げていけばキリがない。 カメラを持っていかなかったのをちょっぴり後悔する。 今回は特に面白い出来事はなかったけど、 これから離陸しようとするデルタのDC-10がタキシングのテストを行いたいと申し出ていた。 許可が出ると16エンドのタクシーウエイで一周くるりと回ってから無事に離陸していった。 乗客にはどんな説明があったのか気になるところである。 午後3時ころから5時まで、かれこれ2時間飛行機ウォッチングを楽しんだ。 空港近くにはたくさんホテルがあるので、 どこかに部屋を取ってのんびり一日中飛行機を眺めてみるのも悪くないなとも思った。 近いうちに、そういう日を設けてみようかな。 でも、やっぱり自分が飛行機に乗って、どっか外国へ行くのが一番いいな。
帰りの道も予想よりはるかに空いていて7時過ぎにはうちに帰ることができた。
結婚???それもいいかも(2001/5/9)
★ 黄金週間はどこへも行きませんでした。 スケジュール的に飛び石だったのと悪天候が敗因。 4月の3連休などは、神奈川県から一歩も外に出なかった。 せめて長野へラーメン食べに行きたかったけれど、 予定の日に雨が降ったので断念。 景色がまったく見えない、しかも大渋滞中の中央高速へ突っ込んでいく勇気はさすがになかった。 もし、岩国基地のフレンドシップ・デイでブルーインパルスが飛ぶのであれば、今年もそちらへ行きたかった。 黄金週間に遠出するには、思い切って飛行機の切符を確保してしまうのが一番いい。
★ 自分が結婚した夢を見た。 お相手はぜんぜん知らない人。ところが、すっげえ美人。 その人とは今まで会ったこともないし話したこともない。名前すら知らない。 だけど、どういうわけか本日その絶世の美人とメデテク結婚! というストーリーだった。 なにもかもがすでに他人によってお膳立てされていて、 歴史の教科書に出てくるような大昔の政略結婚みたいな感じ。 でも、いざ自分が結婚すると決まると、 なんだかとてもホッとしてしまった。
「へえ、こんなオレでもとうとう結婚するのか。それも悪くないな」
というのが正直な感想だった。
んでもって、これから結婚する人と初めてのご対面をする。 初めて会うのに、ぜんぜん初めてという気がしなかった。 たいした言葉も交わさなかった。 これからこの人と運命を共にするんだなという合意が、 お互いにもうできているという感じだった。 ドキドキするとか心の高揚はなかったし、 他人に決められた結婚なんかいやだという感覚もなかった(相手がキレイだったからかもしれないが)。 顔見せが終わるとぼくらはまた離れ離れにされた。 その後の展開は覚えていない。
結婚の夢を見るなんて生まれて初めてである。 誰かにせかされているわけでもないし、 焦っているわけでもない。 結婚に憧れているわけでもないし、 積極的に結婚したいと思ったこともない。 でも、自分の深層心理のどこかで何かが動いているのかもしれなかった。 とはいえ、現実世界の自分はまったく結婚の予定はありません。 夢が現実になるのはかなり遠い遥か彼方の未来のこととなるでしょう。 っていうか、ホントにそんなもんができるのかどうかもかなりあやしいものです(大汗)。