Diary of a Madman
たーげぶっふ

2001年6月前半

飛行機大好き人間発見!(2001/6/13)
季節の変わり目ゆえの移ろいやすい天候のせいか、 風邪ひいたみたい。 ノド痛い。アタマ痛い。寒気がする。
★6月10日(日曜日)★
朝10時から英会話。朝一番のレッスン。 早い時間帯での英会話は、終わった後たっぷり時間があるのはよいけれど、 思い切り寝坊できないのがつらい。この時間帯しか予約できなかったので仕方ない。
というわけで脳みそが半分寝た状態で2レッスン(トニー→ブレイク)。
トニーのレッスンはかなり久しぶり。「4」に上がってからは初めて。
「久しぶりだね〜」とぼく。
「さみしかったよ〜。ナンチャッテ」とトニー。
という感じで和やかにレッスンは始まった。 テーマはいろんな種類の手紙。 結婚、誕生日、クリスマス、葬式など、 喜び、おめでとう、お悔やみ、悲しみ等いろんな感情を表現した手紙が題材だった。 トニーのうれしいことが書いてある手紙を反対の感情で読んでみよう試みが面白かった。 たとえば、お葬式の知らせの手紙をウレシイ声で読んでみるとか。 結婚25周年おめでとうの手紙をイヤイヤ読んでみるとか。 英語の習得にはなんの役にも立たないけど、たまにはこういうのもいいんじゃない。
ブレイクのレッスンでは"Apologize(謝る)"がテーマ。 謝るためのいろいろな表現を学習する。 ところが自分も含めて意地っ張りの生徒サンばかりが集まったせいか、 ロールプレイングでは誰も謝らなかった。わはははー。
ところで、ブレイクはカナダからやってきた人なのだけれど、 実は彼も飛行機が大好きだとうことがわかって大収穫。 レッスンののっけによく外人講師は
”What's up?"
って生徒サンに近況を訊いてくる。まあ、Nのレッスンにおけるお約束ですな。 自分は、土曜日に厚木でF/A-18をいっぱい見た話をしたら、
「F/A-18ってホーネットのことだろ?」
と彼は話にのってきた。 どうやら彼はカナダのどこかの飛行場近くに住んでいたらしくて、 けっこういろんな飛行機の名前を知っていた。 ブルーエンジェルスやスノーバーズのプラクティスなども見たことがあるらしい。 なんてうらやましい! ブルーエンジェルスの演技は死ぬまでに一度でいいから見たいのだ。 超低空のマニューヴァはすごいよね!なんて意気投合。 彼もトトップガン世代でムキャットには特別な愛着を持っているようだった。 しばらくのあいだ他の生徒サンをそっちのけにして飛行機談義に花を咲かせてしまった。 彼は土曜日にいないのでVOICEで当たることはまずない。 うーむ、もっといっぱい飛行機について語りたかったナ。
そういえば、先月から今月のあたまにかけて、うちのNからごっそり講師が抜けてしまった。 Nの待合室の壁にはってある講師たちの自己紹介写真が大量になくなっていてスカスカ状態。 アレックス、マーク、シーナ、ケヴィン。 みんないい人たちだし、教師としても素晴らしい人たちばっかりなので寂しい限りである。 とくにケヴィンとマークがいなくなってしまったのは痛いなあ。 講師の質・量ともに手薄になってしまったのは明らかだ。 新しいヘッド・ティーチャーのビルとはまだ一度もレッスンで当たったことはない。 まだ名前と顔が一致してない状態。いったいどんな奴なのだろう?人望がないのかな? いったい裏で何が起きているのだろう? うちのNは大丈夫だろうか? ちょっと不安ではある。
午後はクルマで厚木基地をのまわりを一周してみた。 昨日とはうって変わって飛行場は静か。 P−3Cくらいしか飛んでなくて、ギャラリーもほとんどいなかった。 あとは、うちに帰って昼寝したり、スーパーで食料品の買い物したりでのんびりと過ごす。
厚木基地のフライ・インは航空祭よりも派手だった(2001/6/12)
とうとう帰ってきました!CVW-5の艦載機!
またしてもトムキャットを見逃してしまったけれど、 たくさんのホーネットを見ることができて大満足の週末でした。
★6月9日(土曜日)★
英会話は午後からなので、午前中はのんびりと過ごす。 たっぷりと寝坊してから、エアバンドを聞きつつゆったりと過ごす。 先週の木曜日から少しづつCVW−5の艦載機が厚木基地へ帰ってきたという情報を得ていた。 春先から太平洋でミッションを行っていた米海軍空母キティホークがいよいよ母港である横須賀へ帰ってくる。 これに伴い、空母の艦載機もホームベースである厚木基地へ帰還する。 この一連の艦載機の動きを「FLY-IN」と呼ばれているらしい。 が、自分はまだ一度もこれを見たことがない。 たいてい「FLY-IN」は平日なのでなかなかチャンスがなかったのだ。
朝から、エアバンドでF-14トムキャットやE2-Cホークアイが厚木へアプローチする様子が聞こえてきた。 うちでは爆音がいっさい聞こえてこなかった。
しかし、「ナイト××」とか「リバティ××」
といったコールサインを言うパイロットさんの声が実際に聞こえてくると一気に現実味が増してくる。
こうなったら、厚木へ行くしかない!
お昼に入っている英会話の予約がものすごく邪魔に思えてきた。 しかし、米軍の動きを事前に予測するなんて一般の民間人である自分には不可能。 こればっかりは仕方ない。

朝、昼兼用の食事をマクドで済ませたあと英会話2レッスン(ソーントン→サーシャ)。
ソーントンのレッスンでは前回やったばかりの「ユニット22」をもう一度やらされる。 つい先週にやったところなのに、もう?と怪訝に思ったので、なんで?と訊いてみたら、
「前回みんなあまりわかってなかったようなので、敢えてもう一度ここをやる」
とソーントンは言った。 おかげさまで、今回はよく理解できて、前回の消化不良的モヤモヤが消えてありがたかった。 他の生徒サンもわりとすんなり英語が出てきたし、自分もお笑いで対応したので盛り上がったレッスンとなった。
2レッスン目のサーシャはのっけから、
「さっき、どのユニットをやってたの?笑い声がびんびん聞こえてきたわよ」
と言われてしまう。どうやらよその教室に響いていたらしい。 やはりよその教室で盛り上がっているのが、気になるらしかった。 彼女のレッスンでも笑いが起きると、 となりの教室の講師から
「うるさい!静かにしてくれ!」
と、とうとうクレームが入ってしまった。 うーむ。知らないうちによその教室へ迷惑をかけていたようだ。 「お笑い」をこれからは自粛しないといけないかもしれない。 大嫌いなロールプレイングは、ふざけでもしないとやってらんないし。 困ったもんだ。

英会話が終わった後は一目散で厚木基地へ。 引地台のあたりでF/A-18が上空で小気味よくクルリと旋回しているのが見えた。 あの音!あのスピード!これが見たかったんだ。
厚木基地の19エンド(北側)は、すでにギャラリーでいっぱいだった。 みんなことのきを長い間待ち焦がれていたんだよね。 自転車で来て正解だった。基地周辺にクルマを停められるスペースはすでになかった。 自分は厚木街道沿いの歩道でウォッチングを開始する。 飛行場へ着陸する飛行機が頭上すれすれを飛んでいくのが見える。 パイロットさんの姿が肉眼で確認できるほどの至近距離。 石を投げれば飛行機に当たりそうだ。
エアバンドではさっそく「ドラゴン××」のコールサインが聞こえる。 基地の南西上空に、これから着陸しようとしているホーネット2機が見えた。 2機のうち片方が色つきのCAG機NF-300だった。 幸先のいいスタート。黒と黄色の尾翼はまさしく"The World Famous Doragons"のデザインだった。 そのあとも4機編隊で飛んでくるホーネットが続々。 着陸のために充分な間隔を空けるために、飛行場上空で1機ずつブレイクしていく。
カッコイイ!
「ビーフステイク××」のコールサインでS3-Bヴァイキングも単独で降りてくる。 このヴァイキングが着陸したあとにやってきたホーネットがちょっとハプニング。 ヴァイキングが滑走路から退ききらないうちに、ホーネットがアプローチしたために着陸を途中で諦めたようだ。 ギアダウンしたまま再び空へ戻っていった。そのときの爆音のすごさといったら。もう痺れましたね。 そのホーネットは西側へもう一度旋回したあと無事着陸した。 やがて「チッピー××」のコールサインも聞こえてくる。 4機編隊のうち、しんがりの機がCAG機NF-400だった。 本日ふたつめの色つき。鳥の顔と緑色を基調にしたデザイン。
この日は夕方6時ころまで粘っていたのだけど、結局トムキャットを見ることができなかった。 トムキャットの第一陣は午前中に降りて、第二陣は夜7時過ぎに降りたらしい。 今回、初めてカメラ持参で来たけれど、果たしてちゃんと写せたかどうかまったく自信がない。 思ったよりも飛行機のスピードが速く、フレーム内に機体を捕らえるのがかなり難しかった。やれやれ。
いったい何機の飛行機を見ることができたのだろう。 空中でのブレイクを何度も見ることができたし。 もしかすると、この日の厚木はヘタな航空祭よりもかなり派手だったのではないだろうか。 今年のWingsは飛行展示がない分、この日のfly-inを見れたことで多少なりともその恨みを晴らせたように思う。
ロールプレイングはきらい(2001/6/8)
一昨日、CVW-5の艦載機が一部が厚木に帰ってきたらしい。 胸ときめく情報だ! まだ今年は一度もトムキャットを見てないんだよね。 パイロットさんの声は何度も聞いたんだけど。 さっそく厚木へ行かなくちゃ!
★6月3日(日曜日)★
午前中に英会話2レッスン(サーシャ→ライアン)。
サーシャにのっけから、
「レベルアップテスト92点だったわよ」
と言われる。
「昨日、ソーントンから聞いたから知ってる」
「わたしが採点したのよ〜♪」
「え〜!」
なんだ!そーだったのか!よりによって彼女が採点していたとは!
昨日のソーントンは何も見ないで点数を言ってくれた。
ということは、もしかすると自分の点数がスタッフ・ルームで話題になっていたのかもしれない。
ちょいと恥ずかしいナ。ヘンテコな点数じゃなくてヨカッタ。
このレッスンのポイントは、
"If 〜,I will〜."
の条件文だった。4でもこれはやるのね。
会社の社長に扮して、会社を買収するロール・プレイングをやらされた。
そんなもんわかんないよ!
しかも、他の生徒サンは目上のエグゼティクティブばっかり。
思いっきり浮いちゃった自分。場違いだよそんなトピックは。
ここはどこ?わたしは誰状態で、何を言っていいかわからなかったので、
とりあえず、"If 〜,I will〜."の形をなるべく使いながら、
「労働組合を解体しろ」
とか得意のハチャメチャを言って笑いを取るしか、その場を持たせる方法を思いつかなかった。
言い出しっぺのサーシャも、エグゼクティブたちが言っていた小難しい内容がよくわかってなかったみたい。
なんだかな〜。
ちなみに、自分はこのロール・プレイングが大嫌いである。
いちいち、ユニットで習った文型を使わなくちゃいけないのがかったるい。
会話の内容がわざとらしいものになってしまうし、
他の生徒サンのいい採点が欲しいがための媚びた姿勢とか、けっこうイライラさせられる。
ビギナーのレベルでならばまだいいかもしれないけれど、
今のレベルではあんまり意味がないような気がする。
ついこの前までいたヘッド・ティーチャーのマークも自分と同意見だった。
かつて彼は、
「上級者のロールプレイングはおれもちょっとね。おれのレッスンではぜったいにやらないだろ」
と言ってくれて、うれしかった。
「Nの教え方マニュアルにそれがあるからしょうがないんだよ」
とも言っていた。
ところが、そのマークはすでにいない。こまったもんだ。
2レッスン目のライアンはまたしても二日酔いだった。
今回は正直にS川のホテルで飲み放題で飲みすぎたと告白していた。 ワインを空けたのが失敗だったと言ってい(汗)。
今回は自分から白状したので許すことにする(苦笑)。
レッスンは前回と同じプリントを持ってきたのに閉口。
レッスンも中盤にさしかかったところで、以前もこれをやったことに気がついたらしい。
というわけで、このレッスンは「捨て」。
英会話のあとは、うちで大リーグを見ながら昼ご飯。 午後からエクササイズを兼ねて自転車で厚木基地のまわりを一周する。 肝心の飛行機は一機も飛んでなくて静かだった。
レベル4で初レッスン(2001/6/7)
関東地方は梅雨入り。 バケツをひっくり返したような雨と雷! ジメジメした気候はあまり好きじゃない。
★ 6月2日(土曜日)★
レベル4に上がって初めての英会話がある日。 午前中の予約がとれなかったので、うちで大リーグ中継を見ながらのんびりと過ごす。 シアトル対タンパ・ベイ戦。 イチローがヒットを打ち、最後は佐々木でしめくくりマリナーズの勝利。 しかも、佐々木の最後の1球はライト・フライとなり、 イチローが捕球してゲーム・セットという、日本のファンにとってはこたえられない絵に描いたようなフィナーレだった。 それにしてもナリナーズのブレット・ブーンはいいバッターだ。 上背はそんなにないけどパワフルなバッティング。 3割以上のアベレージを残しているが、それ以上の存在感がある。 とにかく勝負強い。 いっぺんにファンになってしまった。
マックで朝めし兼昼めしをゆっくり食べた後、Nへ向かう。 自分のレッスンは13時20分開始だったのだが、どういうわけか13時30分だと勘違いしてしまった。 Nに着くとすでにレッスンが始まっていて泡くった。 いつも午前中にレッスンをとっているので、午後の時間割がいまいち頭に入っていなかったのだ。 記念すべきレベル4での初レッスン担当はソーントンだった。 たしか7Aでの初レッスンも彼だった。不思議なめぐり合わせ。 お互い勝手知ったる者同士なので安心してレッスンに挑むことができた。
レベル4に上がっての率直な感想。
いままでいかに手加減されてきたがよーくわかった。
まず、講師のしゃべるスピードでこれを痛感。 ちょっとでもぼーっとしていると話がどんどん進んでしまっている。 油断も隙もありゃしない。
しかも、今回のユニットはガチガチの文法がからんでくるところで、
"〜should be 〜ing"
"〜suppose to be 〜ing"
"〜ought to be 〜ing"
"〜would rather be 〜ing"
といった表現を学んでいったのだが、これらの違いや使い方をしっかり理解できたかどうか、まったく心もとない。 これらの表現を実際の会話で使いこなせる自信はまったくないなあ。
今回のレッスンで一緒になった生徒サンはすでにレベル4で3〜4ヶ月経っている人だった。 レベル4に馴れている人でも「今回は難しかった」と言っていたので、 初めての自分がそんなに心配しなくてもいいんじゃないかな、とも思った。
レッスンの終わり間際に、 ソーントンに先週受けたレベルアップテストの点数を訊いてみた。 彼はなにか資料を見ることもなく即座に
「4問間違っただけで92点だったよ」
と教えてくれた。どうやら彼は自分の点数を覚えてくれていたみたい。
前回、レベル5に上がったとき、 Nの日本人スタッフに点数を訊いたら教えてくれなかった。 なんだか灰色な雰囲気でとてもイヤな感じがした。 もしかしたら、レベルアップについて恣意的なというか意図的なモノが働いているのではないかと 勘ぐりたくもなった。
今回、同じ質問をマネージャーらしき日本人スタッフにぶつけてみたら、
「レッスンが終わったあと講師に訊いてくれ」
と言われた。
言われたとおりにしたら、サクッと教えてもらえた。
だったら、最初からそう言ってよ!>うちのNのスタッフ。
ちなみにこの日は続けての予約がとれなかったので1レッスンのみ。
英会話のあとは、横浜へでかけてCD屋と電気屋めぐり。
★ 6月1日(金曜日) ★
パスポートの申請をするために有給とってオフ。
パスポートを発行する神奈川パスポート・センターはいまだに土日・祝がお休みである。 申請は代理の人にやってもらうこともできるが、パスポートの受領は本人でないとダメ。 パスポートを作るには、最低1回は平日にここへ来ないといけないのである。 不便この上ない! この事実を知ったとき、「お役所」の時代錯誤的感覚に思いっきり腹がたった。 いっぱい税金を納めてさしあげているサラリーマンをなんと心得ているのだろうか。 つぶれる心配のない「お役所」ゆえに、利用者がどんなに不便な思いをしてもどこ吹く風。 当分この体制は変わらないだろうな。
あとになって、このお役所体質を自分の都合のいいように利用できるのではないかと考え直した。 会社を休む絶好の口実になるのではないかと。
「お休み」
ああ、なんとも優美でゴージャスで甘く切ない響きの素晴らしいコトバであろう! いったん悪企みを始めると、逆に嬉しくなってきた。 そんなこんなで久しぶりで平日のお休みとなったワケである。
午前中に床屋で散髪したあと駅ビルの写真屋で顔写真を撮ってもらう。 パスポートセンターで撮ってもらうほうがぜんぜん安かった、という事実を現地に着いてから知る。なんてこったい!
住民票と戸籍の写しを駅内の行政サービスセンターで作ってもらったあと、 エクササイズを兼ねて自転車で山下町へ向かう。 1時間もかからずにパスポートセンターに着く。確かお昼の12時ちょっと過ぎくらい。 書類に必要事項を記入していると、いくつかワナが仕掛けてあった。
・うち以外の緊急連絡先を記入せよ!
・過去にパスポートを取ったことのある人は、それの番号と発行日を記入せよ!!
知るか!?そんなもん!
・写真を書類に貼るノリがない!!!
うちに帰らないとどうにもならないことばかり。 あーあ、オレが何かやろうとするといつもこうなんだ。 ナニゴトも一回では済まない。 泣く泣く、バスと電車を使っていったんうちに帰った。 午後3時ころ再びパスポートセンターに戻る。 昼ご飯をまだ食べてないので空腹を通り越して飢餓状態。 必要書類を提出したら、あっさりと手続きは終わる。 いままでのドタバタがウソみたい。
本当の予定では、秘密のイタリアン・レストランで冷たい生ビールと一緒にランチをいただくはずだった。 ところが、手続き完了が3時半をまわっていたために、ランチタイムはすでに終了。 仕方なく、山下公園の向かいにあるジョナサンで遅いランチを食べた。 空っぽの胃に流し込んだビールがかなり効いて、体中がだるくなってしまった。 平日の昼間に飲むビールの味は格別であった。
「ザマーミロ」
という気分になった。