Diary of a Madman
たーげぶっふ

2001年7月後半

世の中は3連休でもわしは飛び石(2001/7/24)
★7月21日(土曜日)★
前の晩に夏風邪の咳が止まらず、ほとんど寝ることができなかった。 しかも、連休の中日なのに仕事。 寝不足でずーっとぼーっとしてた。 体が一日中だるかった。 夜に横須賀の花火に行くつもりだったのだが、 こんな体調なので断念。
長い間楽しみにしていたアメリカンな食べ物は遠くになりにけり。 なんともつまらない1日になってしまった。

★7月22日(日曜日)★
午前中に英会話2レッスン(ブレイク→サム)。
ブレイクのレッスンではジョン・レノンの伝記を扱ったユニット。 ビートル・マニアのわしとしては楽しみにしていたユニットである。 ビートルズ時代やソロ活動も含めて年代ごとに彼の一生の出来事がまとめてある。
レッスンののっけの雑談で、金曜日に厚木へ飛行機を見に行ったお話を披露したら、 ブレイクも飛行機好きだけに盛り上がってしまい、ユニットのほうをこなす時間が足りなくなってしまったみたい。 ユニットの文章でリスニングとリーディングの練習まではできたのだが、 自分たちの伝記を作ろうというところでタイムアップになってしまった。 彼のレッスンはいつも中身が濃くて時間が短く感じられる。 ヴォイスでも彼の受け持ちのときに当たれるとよいのだが。
サムのレッスンでは、飛行機でフライト中に集団食中毒が起きて、 パイロットが意識不明になってしまったというお話のユニット。 飛行機ネタは得意中の得意なので、これもかなり期待していたユニットである。 しかし、このお話を使って何を学ばせようとしたのか?サムの意図がイマイチ不明だった。 とりあえず、彼はわれわれに文中にでてくる動名詞を抜きださせたのだが、それだけで終わってしまった。 文法事項はこれ以上発展せずタイムアップ。 ネタが面白いだけにもったいないレッスンとなってしまった。 自分の飛行機ネタを披露できる時間もあまりなかったし。 サムのほうとしても、わしらを採点しずらかっただろうに。
午後は、緑園都市でランチをいただいたあと、 長崎屋でお買い物。 今週末は会員カードのポイントが10パーセントつくセールだったので、 なかなかの賑わいだった。 駐車場にクルマを止めるのも一苦労だった。
夕方は、横浜へ出かけてCD屋めぐり。 最近はなかなかヒマがなくて、7月のCD屋めぐりはこの日がはじめて。 その反動のせいか、中古ショップで予定外の散在をしてしまった。 ジューダス・プリーストの新譜やチープ・トリックのライブやELOの再発だけを買うつもりが、気がつけばずっしりと買い物の荷物がたまってしまった。
今年初めてF-14トムキャットを見れた!(2001/7/23)
うつ病の過程なのかどうなのかよくわからないが、今日は無気力状態。 何もやりたくない。毎朝電車の中で英字新聞を読んでいるのだが、まったく読む気なし。ほんと、今日は何もしたくない!
★7月20日(海の日)★
午前中に英会話1レッスン(ライアン)。 この人と当たったら、そのレッスンは「捨て」。 彼は典型的な「やりにきた外人」。 奴は若い女性の生徒サンばっかりちやほやして、わしのような男にはそっけない。 いつも自分にはあまり話をふってくれないので、おとなしい生徒であることを強いられてしまう。 奴のいいなりのままだと悔しいから、わしも積極的に割り込んでしゃべろうとするのだが、奴は露骨に嫌な顔をする。 英語をしゃべりたくてもしゃべらせてもらえないので、ストレスたまりまくりなのだ。 この日も例外ではなく「捨て!」。 後味の悪い思いばかりが残った。 いつかスタッフに文句言ってやる!
レッスンのあとは厚木基地へチャリでまっしぐら。 早朝から爆音が聞こえていたし、エアバンドもにぎやかだったので、 なにがなんでも厚木へ行くつもりだった。 この日は雲ひとつない快晴でピーカンの真夏日。 照り返しも激しく、日焼けするのは確実。 あらかじめ飲み物を用意して厚木へ向かった。 午後1時くらいに厚木基地の19エンドに着くと、 メイスのF/A-18ホーネット2機が滑走路手前で離陸許可を待っていた。 やがて厚木タワーから離陸のクリアランスが出ると、 スルスルっと滑走路に入り、グワグワと爆音を轟かせながら真夏の南の空へ飛んでいった。 じわっと涙が出た。 戦闘機の離陸シーンには、どういうわけか自分の胸をキュンとさせる何かがある。 大地を揺るがすような爆音が基地周辺にコダマして自分の体を包み込む。 紫色に輝くアフターバーナーの炎。 やがて炎の灼熱が陽炎ととなって、あたりの景色をモヤモヤと揺らす。 戦闘機独特の排気ガスの匂い。 彼らは滑るように滑走し、あっというまに飛び立っていく。 彼らのスピードはすさまじく、エアボーンしてから瞬く間に機影が見えなくなってしまう。 以前も書いたが、戦闘機の離陸する姿はいつ見ても映画的なのだ。
しばらくすると無線機から「ナイト◎×」のコールサインが聞こえてきた。 やがてF-14トムキャットが1機Runway 19にアプローチしてきた。 なんてったってトムキャットが飛んでいるのを見れたのは、今年はこれが初めてである。 もう子供のようにはしゃいでしまった。 厚木基地の近くに住んでいながら、どれだけここに来るチャンスに恵まれていないことか! 悔しいなあ。 トムキャットは現存する飛行機の中でもっとも美しい飛行機だと思う。 退役の日が近づいている飛行機ゆえに、あと数年で見れなくなってしまうという儚さがその美しさに花を添えているような気がする。 有終の美といったところであろうか。
この他に、4機連続で離陸していったダムバスターズのF/A-18なども圧巻だった。 離陸しようとしたが、なんらかのトラブルで離陸できずにひっこんでしまったEA-6Bプラウラーがいた。 このプラウラーは滑走路に入ってから、エンジンをフル回転にして何度も離陸を試みたが、まっすぐ滑走できず飛べなかった。 滑走路上でエンジンを回したり止めたりで、いかにも調子が悪そうだった。 結局、離陸をキャンセルして格納庫方面へ戻ってしまった。
しばらく厚木街道沿いでウォッチングを楽しんだ後は、 通称「19の丘」と呼ばれている高台に場所を移してみた。 この丘にはコアなマニアが集結しているような気がして、 自分のような「にわかファン」にとってはイマイチ近寄りがたい場所だった。 今回はじめてその丘に上ってみたのだが、 これがなかなかの素晴らしい景色だった。 厚木基地の滑走路が一望できるというのは本当だった。 アプローチしてくる飛行機がより間近に感じられ、なかなかの迫力。 午後過ぎには逆光になってしまい写真撮影には向かないが、眺めている分には何の支障もない。 見も知らぬオジサンから自分のエアバンド受信機についてあれこれ質問されてしまった。 ああ、こうして飛行機好きの人たちの輪が広がっていくのかな。 この丘で、F-14、F/A-18、EA-6Bの写真を逆光覚悟で何枚か撮った。 午後3時半を過ぎると、ヘリコプターを除いてまったくトラフィックがなくなってしまったので撤収することにした。 まるで海へ行ってきたかのように日焼けしてしまった。 来週のWINGS2001が楽しみだ。
TOEICの受験票が届いた(2001/7/19)
TOEICの受験票がようやっと届いた。 指定された受験会場を見てビックリ。 町田の玉川大学だって。
どこやねん?それ。 やたら遠いやん! 行ったことないで。 道に迷ったらどないしよ?
てっきり横浜市内になるもの思っていたのでかなりガッカリ。 住所に「神奈川県」ってちゃんと書いたのに、東京都の会場が指定されるってのはどういうことでしょう?
あと注意書きに、
「リスニング・テストの時は、外からの騒音を防ぐために窓を締め切ります。暑いかもしれないのでそれなりの服装で来て下さい」
みたなことが書いてあってゲッソリ。 冷房効いてなかったらどうしよう? 高いお金払って我慢大会? 猛暑と酸欠の会場でまともに集中できるのであろうか。 汗ボタボタたらしながら、マークシートを埋めていく自分の姿を想像したら悲しくなってきた。 当日がヒジョーに心配だ。 TOEICの点数が自分の人生を左右しかねないだけに。大丈夫かな。

★7月15日(日曜日)★
午前中に英会話2レッスン(サーシャ→サム)。 サーシャはとても元気そうだった。 昨日のレッスンすっぽかしをつっこんだら、
「きのうは前もってお休みをとったつもりだったんだけど、 スタッフにうまく伝わってなくて、どうしても来いといわれて困ったわ」
と言っていた。彼女の具合が悪かったというのはスタッフの方便だったようだ。 もう一人の生徒サンはこの釈明に納得していたけど、わしはイマイチ釈然としなかったなあ。
2レッスン目のサムは初めてご対面。 つい最近Nの講師になったばっかりみたいで、レベル4を教えるのは今回が初めてと言っていた。 彼もオーストラリア出身だそうで、2つ続けて豪州人講師のレッスンとなった。 前日はオーストラリア人とデートしたし、最近のわしはどういわけかこの国の人たちに縁があるようだ。
午後はひたすら休息。 前日の夜がやたらとエキサイティングだっただけに、その反動がきてしまったようだ。
大願成就!ネイティヴ・スピーカーと初デート!(2001/7/17)
★7月14日(土曜日)★
午前中に英会話2レッスン(サーシャ→マイク)のはずだった。 教室でサーシャの登場を待てども、いっこうに現れない。 他の教室ではバラバラとレッスンが始まっている。 完全に置いてけぼりというか捨て子状態のレベル4のわしら。 講師がやってこないで、ぽつんと教室に取り残されるというのはなんとも情けなく居心地の悪いものだった。 やがて、日本人スタッフが大慌てでやってきて釈明する。
「サーシャの具合が悪くて、この時間には来れません。 ポイントはお返ししますので、今回のレッスンはなしとさせてください」
なんですと!
レッスンがドタキャンとな!!
こういうアクシデントははじめての体験だった。 仕方がないので、近くのドトールでコーヒー飲みながら次のレッスンまで時間をつぶすことにした。
マイクのレッスンはかなり久しぶり。 あまり期待してなかったんだけど、やっぱり酷かった。 この人は何度もレッスン中に黙り込んでしまい、進行が止まってしまうのだ。 レッスン中に何を言おうか?何をやらせようか?黙って考え込んでしまう悪い癖は相変わらずだった。 40分しかないレッスンなのに、なんせ講師が1分ぐらい黙りこんでしまうので、こちらとしてはかなりイライラしてくる。 ちゃんと準備してからやれってえの! 人当たりのいいアメリカ人で、決して悪い人じゃないんだけど。 こっちは高いお金払ってんだから、 講師のほうもそれなりの心構えでのぞんで欲しいものである。 こっちのレッスンもポイント還せ!っと言いたかった。
というわけで、この日の英会話のレッスンに関しては散々な目に遭ってしまった。
午後は、地元のスーパーで買い物したりラーメン食べたりしてのんびり過ごす。

夕方からは待望のデート! 謎のオーストラリア人女性と、 東横線の某駅で待ち合わせ。 合流したあとは桜木町へ。 ランドマークタワーの69階で夜景を楽しんだ。 エレベーターの驚くべき速さに彼女は目を丸くしていた。 夜にここへ来たのは初めて。 昼間の景色とはぜんぜん違う。 夜は夜でなかなかロマンチックで、デートにはぴったりのスポットだった。 ここからは「コズモ・クロック」がとても小さく見せる。 みなとみらい周辺には遊覧飛行のヘリコプターが飛び交い、 海には屋形船が多数浮かんでいた。 久里浜の花火が見えたのには感動。 とても遠くて小さい花火だったけどラッキーだった。 下界に下りたあとはドックヤードガーデンの某店でビールを飲む。 彼女と一緒におしゃべりしているのが楽しくて、時間が経つのを忘れた。 N流にいえば、
「ネイティヴ・スピーカーとデートして支障のない英語力」
を確認できて、 ますます自分の英語に自信を持つことができた。 よそのアベックがわしらの会話を盗み聞いていて、「今の英語わかった?」なんて言っているケースがあったり。 ビール飲んでいるときに、隣のテーブルにいたアベックの会話がいつのまにか英語しゃべれる?なんていう話題になっていたり。 普段味わうことのできない不思議で貴重な経験をさせていただきました。
今回のデートは一生の思い出になるような気がする。