Diary of a Madman
たーげぶっふ

2001年8月中盤

Rome wasn't built in a day.(ローマは1日にして成らず)(2001/8/20)
7月末にTOEICで惨敗を喫してから、スランプに陥っているみたい。 以来、自分の英語に自信が持てなくなってしまい、英語の出が悪くなってしまったような気がする。
6月にレベル4に上がってからも順調にレッスンをこなし、 このレベルの雰囲気やペースにも慣れてきたし自信もついてきた。
ところが、ここにきて失速状態。 英語をしゃべるときに、「こんな表現でほんとにいいのだろうか?」などと迷いが生じたり。 実はレベル7Aのときから、ぜんぜん進歩していないのではないか? とか、ネガティヴな思考が脳内に充満し、英語の出を悪くしているようなのだ。 リスニングにも自信があったのに、TOEICのパート3・4での玉砕がトラウマとなって、 すっかり自分の調子を狂わせているようだ。
自信を回復するには、ネイティヴ・スピーカーと話す機会をもっと増やすしかない。 彼らと話すことで、今まで自信をつけてきたのだから。 ネイティヴからもっとホンモノの英語を吸収したい。 しかし、現状は厳しく、Nに行ける頻度がかつてよりも減っているのだ。 土曜日に隔週で出勤しなくてはならないのが痛い。 本来ならば、TOEICでリベンジを果たして自信を回復したいところだが、 次回の対戦まで9月末まで待たなくてはならない。 そんなに長くスランプを引きずるわけにはいかない。
「英語圏の国へ行って24時間英語漬けになりたい。」
これがいまイチバンやりたいこと。 ふだん英語に接することができる時間があまりにも少ないし、ぜんぜん足りない。 英字新聞を読むにしても、限られたページ数しか読めていない。 まあ、日本語の新聞だって隅から隅まで読もうとしたらタイヘンな労力だけど。 インプット、アウトプット両方とも絶対量が足りないのだ。 仕事で英語を使う機会があれば、こんなに悩まなくてもすむのに。 現状・環境を変えない限り、このもどかしさは永遠に続く。 今の自分の英語力にぜんぜん満足していないし、 まだまだ伸びる余地があると確信している。 高校生の女の子がレベル3の推薦状をもらったという知らせや、 うちのNにレベル2の人が登場したというウワサも刺激になっている。
英語をしゃべれるようになりたいと思っても、 1日でできるようにはならない。 日々努力していけば、少しずつ身についていく。 外国語の習得に特効薬はないのだ。 去年の6月にNの入学を決めて以来、 せっかくここまで鍛えてこれたのだから、いままでの努力をぜったいに無駄にしたくない。
自分の英語を活かすも殺すも今後の努力次第。 なんとかしたいなー。
曇り空の日曜日は静かに過ぎていった(2001/8/16)
昨晩は、お盆の時期だけに早く帰れたので、横浜でCD屋めぐりを敢行。 探しているCDを1.2枚だけ買うつもりが、いつもの悪いクセでかなりの枚数を衝動買いしてしまった。 週末に、いっぱい買ったばかりなのに。 自分にとって早い帰宅は、無駄遣いに結びついてしまう危険性をはらんでいる。 寄り道には自制心が必要だ。
★8月12日(日曜日)★
朝いちで英会話2レッスン(サーシャ→トニー)。
サーシャの顔が真っ赤で具合悪そうだった。 どうやら彼女は風邪引いたらしい。 声がガラガラだったし、気管支が炎症を起こしている咳をしていた。 昨日デイヴィッドがやろうとしてやめたアメリカ西海岸の旅がネタのユニットを使って、 後悔の念を"If 〜"、"Unless〜"といった言葉で、 「ああすればよかった」みたいな後悔の念を表現する練習をした。 久しぶりにロール・プレイングをやらされた。 講師にとっては、風邪引いて、だるくて、声がかれているときはロールプレイングをやらせるに限る。 うん。それはよくわかる。自分はだまっていられるのだから。 自分が講師だったら、わしもそうするだろう。 最後に前置詞の使いマチガイを指摘されてしまった。 前置詞は日本語の「てにをは」にあたる部分。 こういう細かい点はだれかに言われないとなかなかマチガイに気がつかない。サーシャのアドバイスはとてもありがたかった。 平日とかにもネイティヴ・スピーカーと英語を話せる機会が持てたら、前置詞の感覚を磨くことができるのにな。
トニーのレッスンでは"Have you ever seen this ad?"という求人広告を使ったユニットで、 ここでも"If 〜"、"Unless〜"の表現を練習する。 広告を読む練習はTOEICのパート7に通じるものがある。 このレッスンでは自分の英語がなかなか出てこなくて大苦戦。 他の生徒サンを待たせてしまい、迷惑をかけてしまった。 きっと、レベル4になってから最低の点数をつけられている可能性あり。
午後はクルマで緑園都市へ行ってビールをまとめ買い。 ついでに昼ごはんのラーメンも食べていく。 この日も天気が悪く、今にも雨が降りそうな曇り空であった。 厚木基地のまわりを一周してみたが、週末だけに飛んでいる飛行機には出会えなかった。
夕方に電車で横浜へ。 手頃そうな電子辞書を買ってくる。 研究社の英和・和英中辞典と類義語辞典が収録されていてポケットサイズのもの。 電車の中で英字新聞を読んでいるとき、ちらっと難しい単語を調べたい衝動にかられるときがある。 そんなときに重宝しそうだ。 ちなみに昨日の日記で話題にした"saury"はこのマシンの英和には収録されていない。 和英で「サンマ」をひくと、"saury"が出てくるのみ。
夜にテレビで巨人戦の中継を見たが、ちっとも面白くない。 ぜんぜんワクワクしないのだ。 去年のいまころは喜んで見ていたものだけど。 MLBの後遺症らしい。 イチローの活躍を見たさに、メジャーリーグの試合を見るようになってから、 巨人戦に対する興味が薄れてしまったようだ。 日本のプロ野球もセ・パ交流戦を公式戦として実施するとか、なにか手を打つべき時に来ているよ。
"saury(サンマ)"は大きな英和辞典じゃないと載っていない!(2001/8/15)
今日は終戦記念日。 お盆だし、お線香をあげるのを忘れないようにしよう。 国のために第2次世界大戦を戦った祖父と、 戦乱のさなか家と子供たち(自分の親)を守った祖母に敬意を表して。
★8月11日(土曜日)★
午前中に英会話2レッスン(サム→デイヴィッド)。
サムのレッスンでは、高齢者の就職問題(?)を題材にしたユニットを使って、 日本の労働環境とか、外国との違いなどについてディスカッションをした。 Japan Timesで日本の不景気、失業率増加、自殺者の増加、雇用問題等の記事をよく目にしていたので、 今回のテーマは話しやすかった。 英字新聞を読んでおくと、話の内容に幅が出てくることを実感。 具体的な数字とかも覚えていると、客観性も出てくるし。 やっといてよかった! 文法的なテーマは動名詞だったみただけど、 テキストの文中に出てきた動名詞を抜き出しただけで終わってしまった。 前回の彼のレッスンもそうだった。 ここから、もう一歩踏み込んでもっと詳しく文法的なことを説明してほしかったんだけどな。
デイヴィッドとは初対面。 彼は陽気なカナダ人でウィンター・スポーツが大好き。 3週間前くらいに日本へやってきたそうで、Nの講師としてはほやほやの新米なのだ。 彼は見かけによらず、ヘヴィ・メタルが大好きということで、 意気投合してしまった。万歳! かつてここにいたジェシーやケヴィンもメタルが好きだったんだけど、すでに辞めてしまったり、他のブランチに移ってしまったり。 この手の話題で盛り上がれる人がいなくなってしまったので、寂しい思いをしていたのだ。 昔のメタリカ、昔のメガデス、アンスラックスなど、スラッシュ系が好きだとわかって、 ますます嬉しくなってしまった。 アメリカ西海岸の旅行をテーマにしたユニットを使う予定だったらしんだけど、 彼の気が進まないらしく"prefer 〜over〜"を使ってPreferenceの表現を学んだ。
この日は2レッスンとも、自分の英語がわりとすらすらと出てきたような気がする。
午後は横浜でCD屋めぐり。 中古屋で後期レッド・ツェッペリンのCDを購入。 いままで初期の4作目までしか聞いたことがなかった。 後期の作品はハード・ロック色が薄れているので、ずうっと敬遠していた。 でも、このへんで押さえておこうと思って、おもいきって買ってみた。 ときどき猛烈にツッペリンが発作的に聞きたくなるのだ。
まだ全部聞き終えていないけれど、「CD衝動買い」のコーナーで感想を書くつもり。
あと、電気屋を巡って電子辞書を探す。 とりあえず電子辞書はもっているんだけど、古いので持ち運びには不便な大きさ。 ポケットサイズのものがどうしても欲しかった。 自分の希望としては、
「リーダーズ英和第2版」+「英英」+「新英和・新和英中辞典」が収録されていて、なおかつポケットに入るサイズが欲しいんだけど、 現時点ではどこのメーカーからもリリースされていないようだ。 北方領土周辺のサンマ漁問題で"saury(サンマ)"って単語が最近よく英字新聞に出てくるんだけど、そんじょそこらの英和辞典には載っていないんだよね。 そこでリーダーズクラスの大きな辞書が欲しくなってくるわけ。 サンマは日本ではごくありふれた魚だけど、欧米では珍しいのかな? というわけで、どこかわしが希望しているような電子辞書を作ってくれませんか?
免許更新のあとは厚木基地へまっしぐら!(2001/8/14)
ジミー・ペイジがブラック・クロウズを率いてライブを行った様子を録音したアルバム "Live At The Greek"にハマっている。 ツェッペリンの曲が多数演奏されているのだけど、実に麻薬的な魅力を持っているのだ。 ブラック・クロウズがこんなに素晴らしいバンドだったとは!
★8月10日(金曜日)★
運転免許の更新をするために急遽オフ! 試験場だと混雑が激しくていやなので、A区警察署で手続き。 警察署のすぐとなりにある交通安全協会で、必要な書類や写真を作ってもらえるのでラクチン。 協会の建物の位置が変わっていたのにはビックリした。いったいいつの間に? 警察署内の「免許」という札がぶら下がっている受付へ協会で作ってもらった書類を提出する。 ここの担当の女の人が、とてもつっけんどんでエラソーで嫌な感じだった。 役所ってどこもそうなのかな?不機嫌というか高圧的というか威張っているというか。 不愉快な気分がこっちのも伝染してくる。なんだかなー?
視力検査はサクっと合格。 そのあと講習のビデオを30分見せられる。 携帯電話とか、カーナビが普及して世の中便利になったけど、 ながら運転やよそ見運転はやめましょうという内容だった。 わしは両方とも持ってないよ〜(自爆)! たしかによそ見運転は危ないので肝に銘じておきます。
午後は厚木基地へ自転車で飛行機を見に行く。 朝からグワグワ爆音が聞こえていたので、頭の中は完全に「厚木モード」。 通称「19の丘」でウォッチング。 芝生に腰を下ろして、楽な姿勢で見れるのがいい。 平日の昼間なのに、けっこういっぱいギャラリーがいた。 普段は何をやっている人たちなのだろう?と自分のことを棚に上げて疑問に思う。 最大の収穫はなんといってもNF100! VF-154ブラック・ナイツのCAG機がブラック・テイルになってから、飛んでいるところを初めて見ることができた。 Wingsで地上展示してあるところしか見たことがなかったのだ。 飛行機は飛んでこそ華がある。 黒い尾翼のF-14トムキャットがR19エンドへタキシングしてくると、ギャラリーの間にびしっと緊張感が走る。 自分にもその緊張感が伝わってくる。 今まで座ってみていた人や雑談に講じていた人もいっせいに立ち上がってカメラを構えている。 やっぱりみんなこの飛行機が見たいんだ!注目度ナンバー・ワンだ! 「ナイト41」のコールサインを使っていた。 憧れのNF100が目の前を離陸していく!爆音が気持ちいい。 ずうっと待ち焦がれていた瞬間がついにやってきたのだ。 自分のカメラが壊れてしまって、持ってこることができなかったのが悔しかった。
この日はこのほかに、F-14、F/A-18、S-3Bなどのフライトを見ることができた。 尾翼がノーマークのF-14が興味深かった。 この機は離陸してから、またすぐに基地に戻ってきたのだけど、 着陸するときに機体を大きく揺すりながらアプローチしてきたのが実に印象的だった。 F/A-18に関しては、ドラゴンのCAG機NF300も見れたのがラッキー。 メイス、ドラゴン、チッピーとそれぞれの飛行隊のホーネットが飛んでいた。 タッチ・アンド・ゴーで上がるときの爆音がすさまじい。 湿度が高いせいか、アプローチしてくるホーネットの主翼からは飛行機雲が発生する。 「19の丘」で見ていると、飛行機雲の様子がよくわかって迫力満点。 嗚呼、毎日ここへ見に来ることができたらどなんなにいいだろう。
ウォッチングの途中で喉が渇いたので、飲み物を買いに 相模大塚近くのサティ食品館にはじめて入ってみた。 なかなか広い店内で買い物しやすいスーパーだなと思ったけど、 お客の数はまばらだった。 まもなく閉店してしまうというのも頷ける。 テナントに酒のスパークが入っていたけど、 こちらも安売りを行っていて閉店体制に入っているようだった。
お天気がよかったので軽く日焼けする。 「海へ行ったのか?」と後日いろんな人に尋ねられた。
「厚木で飛行機見てたら焼けたんです」
と正直に答えると、たいてい怪訝な顔される。
やっぱり変ですか?