Diary of A Not-So-Madman
たーげぶっふ

November Part 1

英語もいいけどたまには厚木で飛行機もね!(2002/11/11)
10月13日(日曜日)
Nの英会話はケンとブレイク。
ひとつ目のケンはテキストが大嫌い。
ほんとは"Decribing People"のユニットだったらしいが、 いっさいテキストは使われなかった。 わしはこの時期「野茂」トレーナーをよく着ている。 ケンはサンフランシスコ出身なのでドジャースが大嫌いでボンズや新庄のいるジャイアンツ・ファン。 なので、”I hate Dodgers!”とケンはさっそくわしにイチャモンつけてきた(笑)。
そんなわけで、のっけのフリートークは野球の話題。 レッスン本題も野球ネタ。 彼の思いつきでメジャーリーグ選手の高騰する年俸はこのままでよいかどうか? バスケやフットボールは球団がだせる給料の総額が決められているのだが、野球は上限なし。 そのへんをふまえて野球選手、球団オーナー、ファンの立場で論戦せよということになった。 わしはファンの立場をやらされた。 どっちかというとディベートみたいなものは苦手。 相手の人を傷つけてはいけないと思って発言に気を使ってしまう性格はこのゲームにはふさわしくないのだ。 レッスンが終わった後、他の生徒さんにスミマセンと謝っておきました。 ディベートが知的ゲームとして定着している外国ではそんなこと必要ないけど、 まだ日本はそこまで成熟していないような気がして……。 気の回しすぎですかね……。
2つ目のブレイクは久しぶり。しかもラッキーマンツーマン。
彼は飛行機好きなのでさっそくオシアナ・エアーショーのお話でもりあがる。 彼はカナダご出身なのだが自国の"Snowbirds"には容赦がない。 "Snowbirds suck!"とさかんに悪口いっていた。 カナダのエアーショーでトリの演技がSnowbirdsだと、それを待たずみんな帰ってしまうとか(汗)。 でも、なんとなくわかるような気がする。 9機で飛ぶのは壮観なのだが、個々の演技にキビキビ感がないのだ。 日本のブルーインパルスのほうがはるかに感動がある。
あと、アメリカに「行きたい」から「住みたい」に変わった自分の気持ちも話てみた。 アメリカで何をやりたいかが具体的にならないとなかなか難しいよねという結論に達した。 あと、向こうで欲しがられる技能というかスキルもないと……。 もっと作戦を考えなくちゃ!
残り少なくなった時間で"Gold Rush!"のユニット。
The golden rule.
A golden age.
A golden boy
The golden gates.
など金にまつわるイデオムを見ていく。 以前ここを何度かやったんだけど、けっこう忘れていて恥じかきました(汗)。
午後からH。
Newsはワシントン郊外で起きた連続殺人事件が題材。 ワシントンの警察署長さんの開き直ったとも思える投げやりな記者会見の発言が驚きだった。 今となっては、犯人は捕まりこの署長さんは一躍ヒーローになったけれど、 当時は捜査が難航し警察はかなりピリピリムードだったのだ。
MovieはまたINAさんサボリでShinichiと名前を知らない若い黒人男性のコンビで授業は進められた。 昨日と同様に物足りなさが残った。
10月14日(月曜日)
振替休日でお休みの日。 Nはタニアとケイト。
タニアのレッスンは一応"The Happiest Days Of Your Life"のユニットだったらしいけど、 テキストの内容には一切触れられず、"regret"がテーマ。
「人生で最大の"regret"はなに?」
「人生をやりなおせることができたらなにをする?」
「タイムマシンで過去に戻ることができたら何したい?」
について話し合った。 1番目と2番目の自分の答え危なくてここには書けない(汗)。 3番目は60年代に戻ってThe Beatles現象をすべて体験したいと言っておいた。 彼らの新譜が発売される前のドキドキ・ワクワク感は当時のリアル・タイムなファンしか味わえない。 あとからファンになった自分としては、それは最大・ぜったい叶うことのない贅沢なのだ。もちろん彼らのライブを見たいし、それを取り巻くファンの騒動も一緒に体験して見たい。
ケイトのレッスンはまたメトロポリタン誌の映画レビュー。 あとMAXIM誌の映画レビューも持ってきた。 今回はトム・クランシー原作の"The Sum Of All Fears"に対するレビューがどちらにも載っているので、 このふたつを比べてみようというなかなか高度な試み。 メトロポリタン誌はわりと万人向けに作られているけど、 MAXIM誌はもっとターゲットを絞って作られている本なのでおのずと表現・文体も異なってくる。 しかし、わしの拙い英語力では「どういう理由でどこが違う」みたいな具体的な方向性がよくわからなかった。 わしも含めて生徒たちの食いつきが悪いので、最後はケイトがひとりでしゃべってたような気がする(汗)。 やっぱこういうのは日本語でネチネチと説明してもらったほうがいいような気がした。 まあ、こういうのは初めてだったので戸惑ってしまったけど、またやって欲しい企画ではある。 もっと理解力を高めるために勉強しろっていうことですね……。
午後から買い物に出かけ、そのまま厚木基地へ飛行機を見に行く。 硫黄島での夜間訓練を終えた艦載機が今日当たり戻ってくるのではないかと期待して行ったら見事的中。 エアバンド受信機やカメラを持ってこなかったのは悔やまれたけど、 01エンドでF-14のタッチ・アンド・ゴーが早速見れて狂喜乱舞(大袈裟)。 そのあと反対側「19の丘」でウォッチング。いっぱいギャラリーがいた。 ところがそのころにはだいぶフライト数が少なくなってしまった。 もっと早く行けばもっとたくさんの飛行機を見れたのになあ……。 E-2Cホークアイが延々とタッチ・アンド・ゴーをやっている。 その最中に複座のF/A-18が2機滑走路にやってくるとギャラリーがざわめきたった。 海兵隊VMFA(AW)-242のホーネットだ! やがてグワグワとアフターバーナーの炎と轟音とともに離陸していった。 しばらくしてまた別のDTが滑走路にやってきて離陸していった。 自分にとってはかなり珍しいというか、なかなか見ることができない外来機の離陸を4機みることができてホクホク。 英語漬けもいいけど、やっぱたまには飛行機で息抜きしないとね!
山下公演ワールド・フェスタで舌鼓(2002/11/9)
10月12日(土曜日)
午前中遅い時間に地元のN(パメラ→ケイト)。
パムだ!やったあ!うっほほーい!(この文はずうっと前に書かれたものです)
以前パムから今月末に遠出するのでNを休む話を聞いていたのだ。 もしかしたら、この日から休みに入ってるかもしれないと、 ぜんぜん期待しないで来たので嬉しさも倍増だった。
ブルー系でコーディネートしたファッションがとてもよく似合っていた。 前から彼女には青がいちばん似合いそうだなと思ってたけど、これで確信した。 でも、めったに青系を着ているのを見たことないな。 もっと着ればいいのに。
彼女は風邪ひいたらしくとても調子悪そうだった。 10月末にまとまったオフをとるために、最近は休みなしで働いていたそうだ。残酷。有給はないのかな……。
生徒は自分も含めて3人もいたので、 パムと直接口を利けるチャンスが少なく、 時間が経過するにつれて次第に欲求不満が溜まってきた。 レッスンで当たらないよりはマシだけど……。 1週間にたったの1回。 しかも、ものすごく限られた時間で勝負しなくてはならない。 休み時間を狙っても、彼女は人気者ゆえにうっかりしていると他の生徒さんに取られてしまいチャンスを奪われてしまう。 うーむ。壮大な計画を打ち明けることが果たしてできるのだろうか。 タイムリミットは刻々と近づいているのであった。
(くどいようですが、この文章を書いたのはずうっと前です。けっこう燃えてますね>自分……はははは(乾いた笑))
レッスン的には"Messages"のユニットで秘書が上司の留守中に受けた電話を伝えるお話。 わしが先先週の「クイーン・パム」がどういう流れで出てきたのか思い出せなかったので、そのことをのっけのフリートークのときに聞いたら、ステレオタイプの話からそうなったというのを彼女はカルテをめくりつつ一生懸命思い出してくれた。 そのままステレオタイプの話題で盛り上がってしまい、ほとんどその話で終わってしまった。 どうやら彼女はこのネタがとても好きなようである。 アメリカ、イギリス、日本などいろんなところの国民性について話し合った。 残り少なくなった時間で、テキストに載っている秘書のメモの内容を間接話法で伝える練習をする。
ふたつめはケイト
彼女はいつもの眼鏡をしてなかった。 イメチェンかな?と思って訊いてみたら、 前日にとなりのブランチに眼鏡を忘れてしまったそうである。 おかげで、彼女のまぶたがびっこなのに初めて気が付いた。 わしも昔はそうだったので親近感を覚えた。 しかし、わしの方はいつの間にか両方とも二重になった。原因不明。
レッスンはテキストを使わず、 メトロポリタン誌の映画レビューを見ながら独特の表現やボキャブなどを見ていく。
「最近見た映画について語ってくれ」 とコピーが配られたときに来るんじゃないかなとピーンときた質問がやはりやってきた。
やばい。 最近はぜんぜん映画みてないぞ。 テレビで「寅さん」を見たくらいだ。 これの面白さを外人サンに英語で説明するのはムリ。 いや、日本語でもあの日本人同士にしかわからない独特のユーモアとペーソスを説明するのはムリ。 さて困った。 自分の順番が回ってくるのがラストで助かった。 考える時間をたっぷりもらったので、アメリカへ行ったとき飛行機の中で映画を見たのを思い出した。 確か"A Big Fat Greek Wedding"という題名だったと思う。 まだ日本に上陸してないけど、なかなか面白いラブ・コメディだったので、これで行くことにした。 なんとかその映画の面白いところを伝えることができた。 はあ、助かった。
Nが終わった後、久しぶりに山下公園へ。 最近はめっきり桜木町・関内エリアへ行かなくなってしまった。 行きたくても、行けなかったのである。 ついこの前まで、休日出勤ばっかりで時間がなかったし、 近頃は英会話のフタマタを始めたばっかりにますます機会が遠のいてしまった。大好きな横浜より東京にいる時間のほうが遥かに長いなんて許せん! そんなの本末転倒だよなあ。
この日は毎年恒例のワールド・フェスタがあるのだ。 公園のいちばん奥、マリンタワーのあたりに屋台がいっぱいできて世界中の食べ物が楽しめる。 さきほどのケイトのレッスンでフリートークにこのことを話したら、無性にドイツのビールとソーセージをいただきたくなってしまい、何が何でも行こうと決意した。
お祭りはものすごい人出。 わしと同じことを考えている人がいっぱいいるらしく、ドイツの屋台には長蛇の列ができていた。 ほかにはスペインのパエリアにも行列ができていた。 国によってけっこう人気の差が出ている。 アフリカの某国の屋台は閑古鳥状態で気の毒だった。 ふだんは行列に並ぶのは大嫌いなのだが、このときばかりは仕方なく並び、ドイツのビールとソーセージのセットをゲット。850円也。 ビールは香り高くサスガ!ソーセージはしっかりとした歯ごたえでちゃんとした肉でできていることを自己主張。かじると肉汁どびゅ! やっぱソーセージはそうこなくっちゃ。 まだ空腹が収まらないので、イタリアンの屋台でペペロンチーノと赤ワインをゲット。両方で500円。 ここも美味しかったけど、スパゲティが小さい器だし赤ワインもほんの一口なので量に不満。まだお腹いっぱいにならないので、 さらにトルコの屋台でタコスをゲット。 日本のビールと一緒にいただく。これでようやっと腹のムシが収まった(汗)。 タイ・アルゼンチン・ブラジルの屋台も気になったけど時間がなくなってきたし、お腹もいっぱいになったのでここでストップ。
そして渋谷のHへ。 結局Newsに間に合わず、Movieのみ。しかもINAさんサボりでぐーちひとりだった。 ぐーちが悪いわけじゃないんだけど、やっぱり大将のいないMovieは間が抜けてしまうのはいたし方のないところであろうか……。 というわけでこの日のHはイマイチ。
インストラクター陣のテキスト離れ(2002/11/8)
10月5日(土曜日)
Nの英会話はクリスとケン。 しかも両方ともラッキーマンツーマン。 なんとなくこの日は人が少なかった。 秋の過ごしやすい天気でみなさんおでかけモードなのだろう。
ひとつ目のクリスはボキャブラリー・ビルダーのプリントで"Marriage"。 6回も結婚したことのある女性の話をもとに、
"bride"、"bridegroom"、"widow"、"widower"、"fiance"
などの単語を学ぶ。 彼女は65歳で30代で健康な男性と婚約したとか……。 ペタジーニもびっくりのお話であった。 あとはお互いの結婚観とか日本と英国の違いなどを話し合った。 いい結婚のためにどれが重要か順番をつけようという設問が面白かった。
1.同じ収入・社会的地位であること
2.同じ国籍をもっていること
3.同じ趣味や楽しみに興味があること
4.同じ宗教であること
5.教育のバックグラウンドが同じであること
あなたはどれを優先しますか?
どうやらこのときいい評価をもらっていたらしい。
2つ目のケンは地獄だった。 よりによって"Finding Your Way Around"のユニット。 ワシントンDCの街を道案内しなくてはならない。 わしは日本語でも道を人に教えるのがヘタクソである。 ワシントンDCはついこのありだ行ったばかりだけど、苦手なものは苦手である。 それを英語でやらなくちゃいけないのだから地獄だ。 手始めにNから渋谷までの道案内をやらせられた。玉砕! さらにテキストの地図を見ながら、ケンが指定した場所へ道案内。さらに玉砕! 思いっきり涙目になりました。 そして凹みました。自信喪失しました。
レッスンの後、給付金コースの説明を受ける。 受付前のブースで待っていたら、パムがちょっかい出してきた。 アメリカ土産のお礼を言われた。 トムキャッターのTシャツが大きすぎたようである。ひえー! Mでもブカブカだったのか……。 思ったよりも華奢なんだな……彼女は……。
給付金のコースを取るのでわしのN生命が延びる話をしたら、 彼女は素直に喜んでいた(ダマされた)
英語のことでヘコんでしまったので、渋谷のHへ行く気が起きず中止。 うちでひきこもることにした。 っていうかプライドとK-1の格闘技をテレビ観戦した。 ボブ・サップがホーストを血だるまにしてTKO。 いやはやすごい人が現れたものである。 超人ぶりにただただ圧倒されるしかなかった。
10月6日(日曜日)
英会話はNの2レッスン(クリス→タニア)のみ。 渋谷のHは昨日の後遺症がまだあって行く気しなかった。
ひとつめのクリスは昨日と同様ボキャブラリー・ビルダーのプリントで"Fear"。
1982年1月15日にワシントンDCのポトマック川へ飛行機が墜落したときに、 凍っている冷たい川に飛び込んで被害者をを救出した人のお話で
"brave"、"coward"、"nervous"、"courageous"、"terrified"、"petrified"
などの語を学んだ。なんか話題的にワシントンづいているなあ。 わしがワシントンへ行ったときガイドさんがそのサワリを教えてくれたのを思い出した。 生徒さんの「もっとも怖かった」経験のお話を出し合ったのが盛り上がった。 わしは毛虫と蜘蛛が大の苦手である。 あと、夜に自転車乗っているときに犬に「ばうばうばう!」と追いかけられた話をしてみた。
Walking past an angry dog
Being alone at night in a house
Seeing a mouse in the kitchen
などの状況を8段階でどれだけ怖いかを言うのが面白かった。 わしはこう見えてけっこう怖がりなのだ……。
ふたつめのタニアもボキャブラリー・ビルダーのプリントで"Space"。
テキスト以外の教材を用意してくれるケースが多いのは大歓迎。 教える方だって飽きちゃうよね。 しかーし、この"Space"は過去に2度もやったことがあるのだ……。
これは文字通り宇宙に関係する
"astronaut"、"satellite"、"orbit"、"solar system"、"galaxy"
などの語を教わる。4番目は「太陽電池」じゃなないですゾ。
レッスンの後半は宇宙開発は必要か否かの論戦。 わしは宇宙開発擁護派なので、たっぷり自分の意見を言わせてもらった。 というのはウソでほとんど故カール・セーガン博士の著書からのパクリでした(汗)。 実は、もし数学が得意だったら天文物理学の道に進みたかったのだ。 セーガン博士の番組「コスモス」の影響が大きかった。 いまだにハッブル望遠鏡の新着映像には興奮させらるし、 新聞に宇宙の話が載っていると真っ先に読んでしまう。 しかし、高校のときに数学はパープリンになってしまい、 あっさりと挫折してしまったのであった(合掌)。
T父さんとのマンツーマンに涙(2002/11/7)
9月29日(日曜日)
TOEIC本番の日。 今回はぜんぜん勉強してない。 夏場の暑さに参ってたし、アメリカ旅行もはさんでたし。 一応アメリカに参考書を1冊持っていったけど、 帰りの飛行機でほんのちょっとめくっただけ。 なんで申し込んでしまったのか自分でもよくわからない。
また鶴巻温泉近くのT大まで行く。 この試験会場は2度目。 道中はまるで遠足の雰囲気だけど、どういうわけかここは相性がいいらしい。 初めて730点越えしたのもここだったっけ。
電車に乗っているとき相模大塚付近でものすごい爆音が頭上から聞こえた。 F/A-18が厚木基地から3機いっぺんに離陸したところだった。 もっと飛行機見たいよ〜。TOEICどころじゃないよ〜。 日曜日にまさか飛ぶなんて思ってもみなかったから、エアバンド受信機は持っていない。 今のF/A-18はドラゴン?メイス?それともチッピー??
というわけで今回は無欲でテストに挑んだ。 間違い探しのパート6はボロボロ。 だいぶ文法のお約束を忘れている。 長文のパート7はHで教わった方法を試してみたらなかなかいい感触だった。
夕方からNで2レッスン(ビル→ソーントン)
受験会場からNへ行く途中でものすごくのどが渇いた。 テストが終わった開放感でどうしてもビールが飲みたくなってしまった。 スーパーでビールを買って秘密の場所でぐびっと飲む。 空きっ腹に染みわたり、ほろ酔い気分でレッスン突入。
Nに行くと受付嬢から「夕方にいらっしゃるなんて珍しいですね」なんていわれてしまった。 ひそかに顔と行動パターンを覚えられていたらしい(汗)。
ひとつ目のビルは今日がここで最後のレッスンだと言っていた。 なんですと?ヘッドティーチャー殿がトレード!? 以前勤めていたY校に戻るらしい。 果たして新しいヘッドはどんな人が来るのだろう? ちなみにこれはいまだに謎である。 9月末のできごとを現在11月に書いているのであるが、それらしき新顔はまだ見たことがないぞ!
ユニットはクイズ番組の"Student Mastermind"。 クイズ的なことはあまりやらなくてもっぱら関係代名詞を使ってなにかを説明する練習をやった。
あまりこういうことは書きたくないのだが、冒頭のフリートークのときに レッスンメイト氏の発言でプッツン切れたゆるげんであった。 彼いわく彼の上司は英語がヘタクソにもかかわらず人に英語を教えたがり困っているという話をした。 しかし彼自身の英語はどう贔屓目に見ても5がいいところ……。 なんじゃらほい??と思った。ボキャブも発音も文法も無残。 彼よりもちゃんとした英語をしゃべれるにもかかわらず下のレベルにいる生徒さんを何人も知っているぞ! 人の英語をとやかくいうまえに自分のをなんとかしろよな! こうなったら自分がしゃべりまくって圧倒してやろうかなどと思ったけど、ビールの酔いが回ってどうでもよくなってしまったのでした。まる。
2つ目のT父さんはラッキーマンツーマン。
いちおうユニットは"Getting Things Done"のところだったけど、 ほとんどフリートークで男同士ならではの話をした。 エアーショーネタはもちろんしたんだけど、いろいろ話が進んでいくにつれて T父さんはわしのアレでナニの件をものすごく心配してくれていることがわかり、目頭が熱くなってしまった。 アレでナニの件はもちろんのことアメリカに住む方法とかいろいろ相談に乗ってくれた。 経験豊かでインテリジェントなT父さんだけに、一言ヒトコトに重みがあった。 さすが人生の先輩。 腹を割ってなにもかも本音で話せる。よけいな駆け引きはいっさいなし。 自分にとってNのインストラクターはかけがいのない存在になっている。 なかでもT父さんは貴重な存在である。 たかが英会話されど英会話。 Nにとってわしらは金儲けの道具に過ぎないのかもしれないけれど、 それだけじゃないんだよ。お互い血の通った人間同士なのだから。
サシで酒を酌み交わしたいインスラクターを挙げよといわれれば、 真っ先にT父さんの名前をいうだろうな。 T父さんはあまりお酒強くないらしいんだけど、 ぜったいに面白く含蓄のあるお話がきけると思うのだ。
クイーン・パムの謎(2002/11/6)
9月28日(土曜日)
午前中から正午にかけて2レッスン(ケン→パメラ)
2日連続でパムにあたるなんて! 帰国後はホントについてる!
レッスンが始まる前にスタッフルームに乱入し、 アメリカで買ってきたお土産のチョコレートを渡す。 開始の鐘がなって講師陣が教室に向かうとき、 何人かは口をモグモグさせている(汗)。 ケンもモグモグしているうちのひとり。 この人は夏ころにうちのNへやってきた。 今回初めて彼のレッスンに当たる。 ルックスは日本人そのものだがサンフランシスコ出身。 日本語はあんまりしゃべれないと言っていたけれど、実は結構しゃべれるような気がする。
のっけのフリートークはやっぱりエアーショーのお話。 ああラクチン。 いつもこんなふうにいっぱいネタがあったらなあ……。 オシアナでもらったエアーショーのパンフを持参していたので、あれこれ説明しておきました。
レッスンの本題に入ろうとしたときケンは"Gold"のユニットを開いたのだけど、ここは退屈だと言ってあまり乗り気ではなかった。 退屈なのになんでそのユニットを選んだの?とたずねてみると、 生徒のカルテを見て最近やってないところを探したらそれにたどり着いたとこと。なーんだ。 結局テキストの中身には一切触れずに、 地方の若い女の子がなぜこぞって東京にやってくるのかを教えてくれ。 とケンはわれわれに聞いてきた。 彼にとってはこれが珍しい現象なのだろう。 レッスンメイト氏は、芸能人になりたいから東京にくると説明していた。 ほんとか? わし的には地方には娯楽が少なくて退屈だからという理由を述べてみた。あと就職とか……。
ふたつめは待望のパム。 ユニットは宇宙のお話の"A Message To The Stars"。 でも、どういうわけかステレオ・タイプの話へ脱線していった。 生徒さんたちが抱いている英国人のステレオ・タイプってどんな?って聞かれたんだけど、 いまいちこれといったイメージを持ってないので困ってしまった。 英国のロックは大好きだけど……。 英国といえばやっぱロイヤル・ファミリーでしょとパム。
「クイーン・パムなんてどう?」
ときたもんだ。 どうりアクションしていいかわからず、とりあえず"Her Majesty"といっておいた。 そしたら"Thank you"だって……。 「Queen Pam」はいったい何を意味しているのだろう? 「私を女王様とお呼び!」うーん。ちょっとちがう?
レッスンが終わったあと パムに個人的にアメリカのお土産を渡した。
Nの後は渋谷のHへ。
NewsとMovieにでた。 Movieのパートナーはジョーだったっけ? スンマセンこのへんの記憶が完全に吹っ飛んでます。 Newsでは"The Crafty World of Arts and Crafts"ということでアメリカで手芸?工芸?が流行っているというお話。 関連業界の企業が予想以上に伸びているらしい。
久しぶりの渋谷で都会の大混雑の洗礼を受け、めまいがしたことをここに告白しときます。
帰国後初の英会話(2002/11/5)
9月27日(金曜日)
天気がよければクルマで遠出するつもりだったけど、 あいにくの雨。 Nへ行って飛び入りのレッスンを頼んだら、 午後からふたつとれた。 平日で午前中のNは人が少なくガランとしていた。
食事したり買い物したりで時間をつぶし、 再びNへ。 帰国後初レッスンのお相手はマリーとパム。 のっけから縁起がいいねえ。
ひとつめのマリーはものすごく久しぶり。 しかもラッキーマンツーマン! 彼女はずうっと前から土曜日の担当から外れたらしく、合うことすらぜんぜんなかった。 以前も書いたが、この人はナイス・バディで目の覚めるような美人。 モデルや映画女優で充分通用するルックスの人が なんでこんなところにいるのだろうといつも不思議に思う。 今日はしばしごっつい美人を独り占めなのだ。
わしはアメリカでかなり日焼けしてきたので、 のっけのフリートークは「どうしたの?どっか行ったの?」で予想通り始まる。こっちとしては旅行のネタがわんさかあるのでとてもラクチン。 充実した日々を過ごしていれば、世間話だって自然に面白くなるっていうもの。 エアーショーを見に行ったといったら、 「あなたにそんな趣味あるとは知らなかったわ」 と言われた。はて? 彼女の話を聞いていると、実は彼女も飛行機が大好きで カナダでエアーショーを何度も見たことがあるそうである。 ちなみに彼女はカナダご出身。 旅行が大好きなのは知っていたけど、 飛行機にも興味があるなんて予想してなかった。 親戚にパイロットさんがいらっしゃるらしい。どおりで。 オシアナでもらってきたエアーショーのパンフを見せたら大喜び。 「英語の新聞が懐かしい」って言ってた(汗)。 日本ではあまり読んでないのかしら。
ふたつめは待望のパム! しかもラッキーマンツーマン! 嬉しいがふたつ重なった。
秋らしいファッションでイメチェンしてた。 髪がだいぶ長くなってずいぶんと印象が違う。 でも笑顔はわしが知っているパムそのものだった。
こちらでもアメリカ旅行の話で盛り上がった。 パムはまだアメリカへ行ったことがないのだ。 日本にぜんぜん帰りたくなかった。 "I miss America!" と言ってみたら、もう?ってパムが驚いてた。 だって、食い物以外ずうっといい思いしてたんだもん。 アメリカでやりたいこといっぱいあるし。 とりあえずアメリカに住みたくて仕方がない今の心境を告白してみた。
そしたら、お互いの将来の計画について話合おうという展開になった。 これから5年間くらいの展望を話してみてと言われた。
うげ!
具体的な計画はなにも持っていないのである。 どうやったらアメリカに住めるか? それしか頭にないのである。
参考までに彼女が日本にやってきた過程をインタビューしてみた。 日本での就職が決まってしまえばワーキング・ビザは簡単に取得できたとのこと。うーむ。やっぱりそうか。 仕事の拠点さえ決まってしまえば、あとは楽なのかもしれない。 それまでがタイヘンなのだ。
アメリカ人の女性と結婚すれば実現するかな……。 と心にもないことをポロっと言ってしまった。 パムはうちのNにアメリカ人女性はいないわね。 オーストラリアとかはどうよ?ケイトなんかどうよ? と言われてしまう。 「わしが結婚したい人はパムちゃん、あなただけなのれす」 と喉の上のほうまで出かかった。 でも、言えなかった。
パムの方の展開を聞いて思いっきり焦った。 日本にいるのは2年。 あとはアジアのどっかほかの国に1年くらい住んで、 その後はカナダに住みたい。
うげげっ! 彼女は日本に長居する気はないのだ。 やばいぞ。もはや時間はないぞ。 これからは攻めるしかないのだ。 躊躇している暇はないのだ。
人生設計のお話でレッスンはオシマイ。 テキストは使われなかったように記憶している。 パムとのレッスンでテキストは邪魔なだけだからこれでいいのだ。 つまらない英文を見るよりも、 彼女の目をしっかり見ながらお話したい。ただそれだけ。
まさかパムがいるとは思ってなかったのでアメリカのお土産は持ってこなかった。明日お土産を渡すと約束してNを出た。