Music for Crowded Trains
通勤のお供

2000年10月前半分

Come An' Get It/Whitesnake(10/13)
'81年にリリースされた6作目。 デヴィッド・カヴァーデルの声がまだ若い。 大ヒット曲"Don't Break My Heart Again"を収録。
★10月8日★
3連休の中日もとりあえず午前中はN。 昨日1日限りかもと思っていたジュリア(仮名)はこの日もいた。 1レッスン目は初対面の先生ショーン。 ふだん横浜東口校で教えている彼は、映画俳優のウィリアム・デフォーにちょっと似ている。 ちなみに横浜東口校はスカイビルの26Fにあり、とても景色がいいらしい。 夜になると夜景がばっちりだとか。 わしらのNには窓が一切なく、その景色を見ることはできない。 のっけはお互いに自己紹介などして、とりとめのない世間話をしていたのだが、 やがて彼のおのろけ話になっていった(^-^;)。 今の嫁さんにいかにして捕まってしまったか?というとても興味深い話だった。 彼の奥さんは日本人でアメリカに留学しにきていて大学で知り合ったとか。 彼女のアプローチはかなり積極的でヘンだったという。 言葉があまり通じないので、とにかく行動でその意志を伝えてきたそうな。 いきなり肩をもんできたり、いきなり抱きついてきたり。 海べりで彼が寝そべって日光浴を楽しんでいたら、いきなり馬乗りにまたがってきたり。 怒った彼は、服を着たままの彼女を海に放り込んだらしい。 今ではそのときのことをとても後悔しているという。 なんだかんだで、親密になり彼が23歳のときにでめでたくゴールインしたそうな。 結局、テキストはいっさい使うことなく、このお話でレッスンは終わってしまった。 とても面白かったし、今後のために(?)いろいろ参考にもなった。 やはり恋は積極的でストーカー寸前くらいがいいのかな(^-^;)?。
2レッスン目はジェシー。 未来の日付を表す表現を練習する。 このときもテキストは使わなかった。 1レッスン目があまりにも強烈だったので、この回についてはあまりよく覚えていない。
午後はクルマに乗って飛行機を見に行くことにする。 次の日もお休みなので、ちょっと遠くまで行ってみる。 成田空港に飛んでくる飛行機がよくみえるヒミツの公園があるらしいのだが、 これを探索することにした。 首都高湾岸線→東関東自動車道は渋滞もなくスイスイと成田まで着くことができた。 しかし、ここからがたいへんだった。 クルマに常備してある地図に目的の公園が出ているものと思っていたら、載っていなかった。 空港周辺の道を適当にぐるぐる回っていれば、なにか表示が出ているだろうとタカをくくっていたのだが、 それらしきものはまったく見あたらなかった。 この日は反対派の集会があったらしく、三里塚のあたりに機動隊員がうようよいた。 もしかするとそのあたりが目的の公園だったのかもしれない。 大きなジャスコが国道沿いにあって向かいの本屋で地図を調べたものの、 どの地図にも載っていなかった。 そうこうしているうちに日が暮れてしまい薄暗くなってきてしまった。 結局、目的の公園を見つけることができずに帰ることにした。 立派なホテルがある丘で、着陸する飛行機が頭上スレスレを飛んでいくのが見えたことが唯一の慰め。 こんなんだったら、最初から空港の展望台で見るほうがよっぽどよかった。 次回はいつになるかわからないけれど、 もっと丹念に調べてから行くことにしよう。 高速料金、ガソリン代はまったくの無駄になってしまったような気がした。

The Thrill Of It All/Thunder(10/12)
'96年にリリースされたもの。 彼らのライブで欠かせなかった曲がいくつも収録されている。 通して安心して聞ける作品。 どうしてこんなにいいバンドがレコード会社に冷遇されてしまうのだろう?
★10月7日★(その2)
お昼ごはんを近くのトンカツ屋で食べて、いったんうちに帰る。 午後2時過ぎから、再びNへ。 ジュリア(仮名)に「お帰りなさい!」と迎えられる(^-^;)。 やはりNはわしの帰るべきところなのであろうか(^-^;)。 初心者向けヴォイス・レッスン「CLUB7」を受ける。 今日の担当はアレックスだけに、自分を含めて8人の生徒が集まった。 彼女の人気の高さがうかがえる。 今回のレッスンは簡単なゲームでみんなで遊んだ。 アレックスがホワイト・ボードに英単語をひとつ書く。 ひとりの生徒だけホワイト・ボードと反対向きに座る。 その生徒サンはその単語を見てはいけない。 みんなでヒントを出し合って、その単語を彼に当てさせるというもの。 いわゆるひとつの連想ゲームですな。 ビンゴ・ゲームやその他もろもろのお遊びで、 楽しく英語を勉強させてもらった。 美人のアレックスを眺めているだけでも気分が和んでくる(オイオイ)。 2時間があっというまに過ぎていった。
休憩時間のときにロビーにジェシーがいたので、 The OffspringのCDを買ったことを報告する。 なんせ会うたびに彼は"The Offspring! The Offspring!" と呪文を繰り返すものだから、買わないわけにはいかなかった(^-^;)。 アレックスのCLUB7が終わったあと、 まだ物足りないような気がしたのでもう1レッスンやっていくことにする。 今度はカナダ人のブレイクが入ってきた。 ゲームでもお話でもみんなのやりたい方をやろうと彼は申し出てきた。 自然な流れで世間話のレッスンとなった。 ひとりずつ話したいトピックを出して、それをみんなで意見を出し合った。 彼がうまく生徒に話を振っていくので、 誰かがしゃべりっぱなしということはなかった。 映画、オリンピック、旅行など楽しい話題で盛り上がった。 やはり彼は頭がいい。 というわけで、この日は午前中にふたつ、午後にみっつ、合計5レッスンをこなしたことになった。 Nを引き上げたのは夕方5時半頃。 まさに英語漬けの1日。 心地よい疲労感を楽しみながら満足感と充実感でいっぱいになりながら家路についた。

The Best Of Sade/Sade(10/11)
某国で派手に交通事故を起こして逃亡中(?)のシャーデー。 今回リリースされる新譜はなかなかよさそう。 今朝聴いたのは彼女のベスト盤。 しっとりとした彼女のヴォーカルが秋にぴったりです。
★10月7日★
先週は休日出勤&遅くまでの残業がいっぱいでボロボロに疲れていた。 とりあえず朝10時頃まで寝たけど、たっぷりと疲れが残っていた。 頭がぼーっとして、体中がだるい。 鉛のように重く感じる体にむち打ってNへ出かけた。 先週は公私共々ゴタゴタして英会話はできなかった。 1日も早くレベルアップしたいのに、2週間のブランクはとても痛い。
最初のレッスンはオーストラリア人のヴァネッサ。 小柄な彼女はメルボルンの生まれらしい。彼女とは初対面。 レッスンの内容はあまりよく覚えていない。 ただ、やはりブランクと疲労のせいで、いまいち英語の出が悪かったのを覚えている。
次のレッスンは久々にアレックス。 彼女とはおそらく2ヶ月ぶりくらい。 かつては毎週のように彼女と当たっていたのに、最近はすっかりご無沙汰だった。 彼女は英国出身だけあって、ヨーロッパ人独特の気品があるような気がする。 そういえば、2レッスン続けて女性の担当といのは初めてだ。 テーマは前置詞の使い分けだった。 日本語の「てにおは」みたいなもの。 "in"、"at"、"on"の使い分けを、あの手この手で練習する。 いかに自分が前置詞に関していい加減だったかを痛感する。
そういえば、ジュリア(仮名)が来ていた。 最寄りのNにいるのが一時的なのか、しばらくいるのかはよくわからない。 おかげでS南台へ行く手間が省けて、体力を温存することができた。
(つづく)

Now And Then/Carpenters(10/6)
'73年にリリースされた大ベスト・セラー。 まだ全部の作品を聴いたわけではないけれど、おそらく彼らの最高傑作。 超多忙のスケジュールを縫って録音されたということもあって、 オリジナル曲は少なく、後半はオールディーズのメドレーとなっている。 しかし、絶頂期の勢いのせいかまったくそんなハンデを感じさせない。 のっけから最後までまったく捨て曲なし。 "Sing"、"Yesterday Once More"などの大ヒット曲を収録。 自分にとって今のところ最高の癒しが得られるCD。
オリンピックが終わり、巨人の優勝も決まって、なんとなく気が抜けた状態。 日本シリーズまでずいぶんと間があるのがマヌケ。 これだけブランクが空いてしまうと、せっかく優勝で湧いた興奮が冷めてしまう。 こんなことになるのなら、オリンピック開催期間中にペナントレースを中断して、 オリンピック代表チームにプロからもっと選手を派遣すればよかったのだ。 アメリカのメジャーリーグでは、すでにポスト・シーズンが始まっている。 各地区の優勝やワイルド・カードが決まった興奮が冷めないうちに、 さくっとポスト・シーズンへ流れていく。 どっちが面白いかは言うまでもない。 結局、日本の野球界ってわけのわかんない爺さん同士のつまらないケンカでモノゴトが決まっているような気がする。 ファンの気持ちが醒めてしまおうと、しらけてしまおうと奴らには何のカンケイもないのだ。
なし(10/5)
音楽を聴く元気もなかった。
この前の週末は公私ともどもドタバタしてNへ行けなかった。 2週間も間があいてしまうと、次回のレッスンにちゃんと対応できるかどうか?ちょっと不安だ。 前回は英語漬けにしていい感じになったのに、また後戻りしていそうな気がする。
そういえば、最近はこのコーナーにNのことばかり書いている。 仕方ないよ。楽しいイベントはいまのところこれしかないのだから。 ここにはなるべく楽しいネタで迫りたいし。 Nにいるときの自分って、平日の自分とは別人のような気がする。 イキイキしちゃって目が輝いているに違いない(実際に鏡で見たわけではないが……)。 逆に平日の自分は目が死んでいるように思う。 あの充実感の違いは一体なんなんだろう。 Nの居心地のよさと、アレの息苦しさはまったく対称的だな。
実は、土曜日の夕方の帰りがけにNにちらっと顔だけ出してきた。 レッスンの予約は入れていないのに(^-^;)。 ヴォイス・レッスン10月分の予定表をもらいに行ったのだ。 受付にアレックスがいて、端末に何やら書き込んでいた。 僕に気がついた彼女は笑顔で"Hi!"と言ってくれた。 あのとき疲労困憊でボロボロだった自分にとって、 彼女の笑顔は最高の癒しだった。 次回のClub7の担当は彼女である。 何が何でも参加しなくては! 今度の週末も英語漬けにして、ふだんの鬱憤を晴らすつもりである。

Into The Light/David Coverdale(10/3)
Whitesnakeにケジメをつけて、ソロとして活動することになったデヴィッド・カヴァーデル。 前作はWhitesnake名義だったけれど、実質的にはソロ作品に近いものだった。 ギターにエイドリアン・バンデンバーグの名前がないことにかなりがっかり。 今回参加しているギタリストに関しては派手さはないけれど、 うまく彼のヴォーカルをサポートしている。 このアルバムを初めて聴いたとき、なんて地味な作品なんだろうと思ってしまった。 でも、繰り返し聴いているうちにじわじわと良さが伝わってきた。 秋にピッタリのオトナ向けアルバムだ。
掲示板にもちらっと書いたけど、 ジョナサンケイナーの占い によると、今週は「心の旅」に出て新しい可能性に目覚めるときらしい。 実は土曜日の夜に象徴的な体験をした。 この日は仕事で疲労がピークに達していた。 頭の奥が痺れ、目は充血し、体中が怠く、まるで病人になったような気分だった。 会社からの帰りがけにケンタッキーで食糧を調達する。 うちには6時半頃着いた。 さっそくごはんを食べて7時過ぎには風呂にも入らずに寝てしまった。 夢の中で昨年亡くなったおばあちゃんと久しぶりに再会した。 とても懐かしくて号泣してしまった。 どうやら自分のことをずいぶんと心配していたらしく、 あの世からもどってきたらしい。 夢の中では論理的思考や客観的事実などは無意味である。 覚醒しているときには、絶対信じられないような話しでも、 夢の世界ではどんなことでも可能だし、なんでも信じられる。 おばあちゃんは今でもあの世から僕の姿を気にしてくれているのだ。
今のような状況を続けていれば、ずうっと心配をかけどおしだな。 アレをナニする決心がさらに固まったような気がした。 ただ現状に耐えているだけでは何も起きない。 自分からどんどん積極的に動いていかなければ、新しい可能性は見つからない。 自分の人生を変えられるのは自分しかいないのだ。

Babyron/Ten(10/2)
BURRN!誌のレビューではかなり酷評されていたけれど、 ぼくはそんなに悪い作品だとは思わない。 けっこう好きです。 ヴィニー・バーンズのギターには、相変わらずマイケル・シェンカーからの影響が強く感じられるけど、 それはそれでいいじゃん。 今回は初のコンセプトということで、これに懲りずにどんどん新しい試みに挑戦してもらいたい。 ケチをつけるとすればジャケットの絵かな。 もっと上手い人を使えばいいのに。
★9月24日(その3)★
ヴォイスの2コマ目もまるっきり日本人なルックスの先生が入ってきてびっくりした(^-^;)。 かれは中国系で幼少の頃にアメリカへ渡ってきたらしい。 学生時代は美術や写真を専攻していたとか。 そういえば、まだNで黒人の先生を見たことがないぞ。 話題は彼の生い立ちであるとか、 アジア系難民の悲惨な話とか、かなりオリエント色の濃い話が中心となった。 写真の話題を振られたので、わしはすかさず飛行機と基地祭の話へ持っていった。 湘南台だからみんな厚木基地の航空祭くらい知ってるだろうと思ってたら、意外にもみんな知らなかった。 まあ、僕以外の生徒サンは女性ふたりだけだったので無理もないか。 厚木基地内ではアメリカンな食べ物が美味しいし、 まるでアメリカにいるような雰囲気を味わえるよ、とたっぷり宣伝しておいた。 先生も含めて、みんな来年にぜひ行ってみたいと言ってくれた。 飛行機にあまり興味がない人にも、ぜひあの楽しさを大勢の人たちに分けてあげたかったのだ。
レッスンが終わったあと、myジュリア(仮名)の姿を探す。 まだ、彼女はブースで入学希望者に一生懸命説明している最中だった。 なにか資料を取りに行くために席をはずした彼女に声をかける。
「今日は自転車できたよ〜。」
「またきてくださいね。」
せっかく湘南台くんだりまで行ったのに、 たったこれだけの会話しかできなかった(T-T)。 もっと図々しくしゃべっていけばヨカッタとあとでかなり後悔した。 忙しそうにしていたので、ついつい遠慮してしまったのだ。 最後に来て消化不良な後味の悪い気分になってしまった。