- Perfect Timing/McAuley Schenker Group(10/31)
- '87年の作品。ヴォーカリストにロビン・マッコーリー、
セカンドギタリストにミッチ・ペリーを迎えて、
バンド名もマッコーリー・シェンカー・グループに変えて再出発。
かなりアメリカナイズされた音楽に仕上がっている。
マイケル独特のワウ効果もかなり薄目。
泣きの要素が減退し、マイケルの持ち味がいまいち出ていないような気がする。
★28日土曜日(その2)★
午前中の通常レッスンが終わったあと、いったんNを離れて三ツ境でランチ。
相鉄ライフ内のS堂でDVDやCDをウインドウ・ショッピング。
またビートルズのベスト盤が出るらしく、店内では"Paperback Writer"がかかっていた。
再び二俣川のNへ戻り、ヴォイス・レッスンを受ける。
ジュリア(仮名)もちゃんといて安心する。
やはりこの人の顔を見ないと落ち着かない。
「午前中にもいらしてたのに、ご熱心ですね。」
と新顔の受付嬢に言われてしまう。
そりゃそうさ!アレをナニするために必死ぶっこいてんだから!
などと言えるわけもなく、
「土日しか来れないのでここぞとばかりにやらさせてもらいます」と無難に答えておいた。
本日の初心者向けヴォイス「CLUB7」は、ブレイクの担当。
というわけで、通常レッスンから引き続き今日は同じ先生で4っつもレッスンなのだ。
簡単なゲームで遊びながら英語のお勉強。
よそのNからも生徒サンが来ていて大盛況だった。
「CLUB7」が終わるときに、ブレイクがひらりと1枚の紙切れをわしに渡してくれた。
レベルアップの推薦状だった!
やった!!待ちに待った瞬間がついにやってきた。
Nでレベルアップするには、二人以上の先生の推薦が必要である。
さらに、筆記試験を受けて、それに合格しなくてはならない。
もう一人は、トニーが推薦してくれていた。
先週のトニーのレッスンのときは、特別調子がよかったわけではなく、
かなり意外な感じがした。
もしかすると、先週の土曜日に差し入れしたゆりかもめサブレのワイロ(?)が利いたのかもしれない(^_^;)。
推薦状を受付へ持っていく前に、まずはジュリア(仮名)に報告しなくてはと思った。
このとき彼女はブースで接客中だったので、邪魔してはまずい。
陰からそーっと推薦状を見せたら、彼女はうなずいた。わかってくれたらしい。
受付で筆記試験の手続きについて説明を受ける。
すでに午後3時を過ぎていたので、明日に予約してあったレッスンはキャンセルできない。
なので、明日の2レッスンは現レベル「7A」での消化試合となる。
明日のレッスンが終わったあとに、筆記試験を受けることにした。
6月初めからNに通い初めて通算50回目のレッスンでようやっと栄冠を勝ち取ることができた。
自分の計算では40回ちょっとでレベルアップを目論んでいたが、
7Aの壁は予想していたよりもかなり厚かった。
その日の体調によって、英語の出来がかなり左右されるのが痛かった。
休日出勤や残業が重なってボロボロに疲れているときはヘタクソな英語しかできないし、
頭がスッキリしているときは、英語がガンガンでてくる。
先生たちは人の体調など斟酌するはずもなく、シビアに採点しているはずだ。
うちに帰って日本シリーズを見る。
巨人が6年ぶりの優勝を決めメデタシメデタシ。
シャンペンかけまで、テレビを見てしまった。
わしにとっては極めて珍しい、いいことずくめの1日となった。
- Rock Will Never Die/The Michael Schenker Group(10/30)
- '84年にリリースされたライブ・アルバム。
確かハマー・スミス・オデオンで行われた公演が収録されている。
アルバム"Built To Destroy"からの曲を中心にスリリングなライブが展開している。
"Doctor Doctor"でスコーピオンズのクラウス・マイネとルドルフが飛び入り。
オーディエンスの熱狂は最高潮に達する。
ちなみにこのCDは今年になって再発されたデジタル・リマスター盤。
当時のアルバムに収録されなかった曲も新たに追加されている。
★28日土曜日★
やはり土曜日のお休みは嬉しい。たっぷりと寝坊して休日の幸せをかみしめる。
午前中は例によって英会話へ。
またジュリア(仮名)の姿が見えなくてがっかりする。
思いきって「彼女はどうしたのか?」と受付で訊いてみると、午後から来るとのこと。
それを聞いて思いっきり安心する。
彼女がいないと、いつまたよそへ去ってしまうのだろうか?とハラハラ・ドキドキしてしまう。
1レッスン目の担当はジョアンナという初めての先生の名前を告げられていた。
ところが入ってきたのはブレイクだった。
思わず「あれ?」と戸惑いの表情をしてしまう自分。
「ジョアンナから遅刻すると連絡があったので、急遽オレが替わりにやることになった」
とブレイクは言った。なるほど、納得。ブレイクのレッスンは楽しいので異存はない。
この日のテーマは伝記。ハワード・ヒューズという向こうでは超有名な人の一生を追っていく。
彼の一生はまさに波瀾万丈の人生といってよかった。
レッスンの最後に、自分の好きな有名人の話をしてくれということになった。
ブレイクはシュワルツネッガーの話をしてくれた。
自分は誰にしようか迷った挙げ句、ハリソン・フォードの話をすることにした。
彼は若い頃大工さんだった。
ある日、ジョージ・ルーカスが試しに彼に演技させてみたら、これがとてもよかった。
ジョージは彼の演技をいたく気に入ってしまい、スターウォーズのハン・ソロ役に抜擢した。
彼の輝かしい映画俳優としての道はこうして始まったみたいなストーリーを言ってみた。
どうやらこのお話がみなさんに感銘を与えたらしく、感動してくれたみたい。
実はこのときのインパクトが後に嬉しい知らせとなって帰ってくるとは、このとき知る由もなかった。
2レッスン目もブレイク。
1日に続けて同じ先生で通常レッスンというのは初めての体験。
テーマは"can"と"could"の使い分け。
「昔はアレができたけど、今はできない。」とか「子供の時はアレができなかったけど、今は出きる」
のような言い方を練習する。わりと無難にこなせたような気がする。
- Counterparts/Rush(10/27)
- '93年にリリースされた作品。
ギターの音が前面に出ていて、かなりハードな仕上がりとなっている。
当時流行りだしたグランジ系の影響なのか、ギターのチューニングもやや下げ気味。
ウネウネとしたグルーヴ感がたまらなく格好いい。
ニール・パートのドラムスは切れ味抜群でかなり気持ちいい。
アレをナニして、
もし、地元でアレできたら?
もし、得意分野でアレできたら?
たったこれだけの変化で、わしの人生は大きく変わるであろう。
「幸せ」っていうコトバを初めて実感できるかもしれない。
性格だって明るくなっちまうにちがいない。
ほんと、たったこれだけのことなんですよ。わしが望んでいるのは。
- The Dark Ride/Helloween(10/25)
- カボチャ軍団待望の新譜。
今回はやたらとギターのチューニングを下げているのが初めに耳につく。
前作"Better Than Raw"でもその傾向があったけど、
今回はもっと徹底している感じ。
なので以前の作品とはかなり違った質感に仕上がっている。
かといってものすごくヘヴィになっているかというと、そうでもないのが不思議。
アンディ・デリスのメロディアスな歌メロがそう感じさせない要因なのかもしれない。
アレをナニしたい理由
1.キライ、苦手、つまらない、自分に合っていない
2.サイアクの●間●係
3.うちから遠い
4.朝早く夜遅い→自分の時間がぜんぜん持てない
5.ストレスはたまる一方
6.サイアクの昼御飯事情
7.アレの近辺は物騒
8.体力の限界
9.募るばかりの不公平感
10.自分の得意分野を活かすチャンスがまるでない
とりあえず順不同で挙げてみた。
挙げればもっとあるし、もっと具体的に書きたい気もするが、
やばいのでこのへんで。
いったい何のために生きているのだろう?なにが楽しくて生きているのだろう?>自分
- Warning/Green Day(10/24)
- 某CD屋の試聴コーナーで聞いてみたら、一発で気に入ってしまったので買ってみた。
これは今年に発売された彼らの4作目らしい。
とてもわかりやすいしノリもいい。
以前のアルバムもぜひ聞いてみたくなった。
★22日(日曜日)★
朝9時半ころ目が覚めるも、体の芯まで疲れが残っていてだるい。
前の晩はかなり早く布団に入ったにもかかわらず、まだ寝不足感を感じた。
頭はぼーっとしたまま、英会話へでかける。
なんだかこのごろは疲れたままの状態でレッスンを受けてばかりいる。
とにかく好不調の波が激しいのだ。
なかなかレベルアップできないのも、このへんに原因がありそうだ。
1レッスン目は久しぶりでトニー。
彼が左利きの人であることに初めて気がつく。
彼のオーストラリア訛りにもだいぶ馴れてきて、彼の言っていることはよく理解できるようになった。
テーマは"gift"。
贈り物に関するダイアログで、"What a surprised!"みたいな感嘆の表現を練習した。
わしが昨晩に贈り物したサブレをトニーも食べてくれたみたいで安心した。
2レッスン目はダニエル。
テーマは旅行先からのお手紙。
今回は自分の細かいミスをいっぱい指摘される。
無意識的に間違った英語をしゃべっていたみたいだ。
前置詞が抜けていたり、ブロークンになっていたり、時制が狂っていたり。
いままで築き上げてきた自信がちょっと揺らいでしまう。
もう一度、高校時代に使っていた英文法の教科書を復習したほうがいいのかもしれない。
捨ててしまった可能性が高いのだが。
午後は横浜へCDを買いに行く。
ANで新譜のCDを購入する。
先週頼んでおいた「トップガン」のDVDが届いていたのでこれも買っていく。
やった!これでトムキャットの勇姿がうちで見れる!
このあとHMVへCD屋のはしご。
夕方からハロウィンがニューアルバムのプロモーションにやってくるらしい。
これからうろうろして3時間半以上も彼らの登場を待っている体力が残っているはずもない。
泣く泣くうちへ帰ることにする。
夕方は散髪したり、スーパーをはしごして食料品のお買い物。
あっというまに貴重なお休みは過ぎていった。
- Moment Of Glory/Scorpions & BPO(10/23)
- スコーピオンズがベルリン・フィルと共演。
メロディアスなバラードはもちろんのこと、"Hurricane 2000"のような
ハードな曲も違和感なくオーケストラと融合している。
"Still Loving You"が素晴らしい。
大好きな"Under The Same Sun"がないのが個人的には悲しかった。
改めてクラウス・マイネの上手さに脱帽しました。
★21日(土曜日)★
土曜日は出勤。
疲労は思っていたよりも酷く、帰りの横須賀線で座れたら、
たちまちヨダレを垂らしながらバクスイしてしまった。
夕方5時頃に二俣川に帰還。
Nへおみやげを持っていく。
出勤日なので通常レッスンの予約はあえて入れていない。
ヴォイス・レッスンをやっていこうかどうしようか?かなり迷う。
自分の体調と相談するが、結局やっていくことにする。
講師は、ジェシー→ソーントン→ダニエルという順番だった。
生徒はほとんどが女性で、男はわしを含めてふたりだけだった。
頭の奥まで疲れ切っていたので、ぜんぜんろれつがまわらなかった。
やはり英会話は頭も体もスッキリした状態で挑みたいモノだ。
夜7時半頃にヴォイスは終了。
ジュリア(仮名)におみやげを渡す。
新橋駅で買ったゆりかもめサブレ。
じぶんでも理由はよくわからないのだが、なんとなく差し入れしたくなったのだ。
うちに帰って、日本シリーズを見ながら晩御飯。
槙原がボコボコに打たれたところで、わしも気分的にどっと疲れてしまった。
さっさと自分の部屋に戻って寝てしまったのは、いうまでもない。
- Yellow Submarine/The Beatles(10/19)
- ビートルズのアニメ映画サントラ盤。
リミックスされてとてもいい音になって再登場したもの。
収録曲も増えていて、中期のベスト盤的内容になっている。
Sgt. Peppar's〜のリミックスも出ないかな♪。
つい最近買った"F/A-18 Blue Angels"のDVDはサイテーだった。
この作品を監修した責任者は飛行機を愛していない人だなととっさに思った。
一番頭にきたのは、安っぽいBGMがいっぱい使われていて邪魔なこと。
BGMが流れている場面では、爆音がほとんどカットされているのだ。
おかげでせっかくの臨場感が台無し。
まだ観ぬBlue Angelsの生々しい姿を楽しみにしていたのに、かなりがっかりしてしまった。
なんたる仕打ち。
週刊エアクラフト誌が発行しているビデオのような感じを期待していただけに、
落胆はかなり大きかった。
エアクラフト誌のビデオは、あくまでも硬派な作りでよけいなBGMはほとんど使われていない。
飛行機野郎にとっては飛行機自体の音が最高のBGMなのだ。
あと、飛んでいるときにパイロットの肉声も聞かせて欲しかったな。
機載才カメラによって撮られた、
パイロットが無線でしゃべっている場面も出てくるのだが、これもBGMが流れていて実際の音は一切カットされてしまっている。
さすがに、あちらのエアー・ショーでの展示飛行の場面ではBGMはオフになっていたけれども。
しかし、4機のホーネットが離陸する場面は正面からのカメラからしか撮っていない。
ウソだろ?と思いましたね。
後ろからの映像がなぜないのだろう。
わしが監督したら、ぜったいアフターバーナーの炎を撮りますね。
あれほど感動的な絵はないのに。
トムキャットのソロ・デモフライトの場面もちらっとでてきて、おおっ!と興奮したのだが、
これも爆音は全部カットされてしまっていて、たちまち興奮も冷めてしまった。
結局のところ、これは航空ファンにターゲットを絞った作品ではなく、
一般の人にも見てもらおうという意図なのであろう。
おかげでかなり中途半端な作品となってしまっていた。
金返せといいたい!
- A Kind Of Hush/Carpenters(10/18)
- '76年にリリースされた作品。
明るくてポップな"There's A Kind Of Hush"で始まり、
あとはしっとりと美しいバラードがふんだんに収録されている。
"I Need To Be In Love"にはゾクゾクしました。
紅葉の景色を眺めながら聞きたい音楽。
★10月14日土曜日(その2)★
Nにジュリア(仮名)の姿はなかった。
ああ、やはり先週は臨時で来ていただけなのだ……。
がっかりしながらレッスンを受ける。
いや、がっかりばかりしていられない。
今日は珍しくアレックスとソーントンの黄金コンビなのだから。
1レッスン目はアレックス。
白いブラウスが眩しい。
今日はいつもよりも増してメイクをバッチリ決めていた。
あまりの美しさにドキドキしてしまう。
しかし、自分の調子はサイアク。
疲労のために頭が半分寝ていて英語の出が悪い。
ケアレス・ミスも頻発させてしまう。
自分では正しい英語をしゃべっているつもりなのに、マチガイだらけの英語が出てくる。
アレックスからちょくちょく「ダメ」が入る。
例えば、現在完了形の文を"How long 〜?"の疑問文に変える練習をしているときなどもボロボロだった。
"She has been married."を疑問文にするのに"How long has she married?"と言ってしまう。
このときの"married"は動詞ではないのでbe動詞が必要。
本当は"How long has she been married?"と言わなくてはならない。
アレックスに注意されても、どこが間違っているのかわからなかった。
ふだんは何でもないことでも、この日はいとも簡単に見逃してしまう。
先週の絶好調がウソのようだった。
2レッスン目は、前に2度もやったところをやらされたので、
いまいち気分も乗らないまま終わってしまった。
レベルアップの瞬間が遠のいてしまうような気がした。
ランチを近所のトンカツ屋で食べたあと、
午後はジェシー担当のヴォイス・レッスンをふたつ分受ける。
Nに戻るとジュリア(仮名)がいたのでちょっとだけ安心(?)する。
夕方からDVDを買いに横浜へでかける。
主要電気店を巡ってみるが、結局地元にできたB電器がいちばん安いことに気がついた。
いきつけのお店で"You've Got Mail"と"F/A-18 Blue Angels"のDVDをとりあえずゲットする。
地元のB電器でP社のDVDを無事購入してうちへ持ち帰る。
なぜ急にDVDが欲しくなったのかというと、
映画を観るときに英語の字幕で表示できるということに気がついたから。
自分の英語力を養うためにぜひとも必要な機能だったのだ。
これからはDVDで英語を鍛えまくるのだ。
- Plastic Ono Band/John Lennon(10/17)
- 邦題は「ジョンの魂〜ミレニアム・エディション」。
アビイ・スタジオでリミックス、デジタル・リマスタリングが施され、
ボーナストラックが新たに2曲追加されて再発されたもの。
確か、すべての曲を一発で録音したとか。
装飾が一切排除されたシンプルな音作りで、まさにジョンの魂の叫びがダイレクトに伝わってくる。
★10月14日土曜日★
金曜日の夜にワインをしこたま飲んだ。
毎日ストレスに晒されていると、そうでもしないとやってらんねえってこと。
土曜日の朝は10時までたっぷりと寝てしまった。
普通ならば何度か明け方に目が覚めるものだが、今回は一回も目が覚めなかった。
一週間分の疲れがぜんぜん抜けていない。
半分寝ぼけた状態で英会話へ行く羽目になってしまった。
よろよろしながらNに着く。
- YMO Remixes Technopolis 2000-01/V.A.(10/16)
- リミックスものを面白く思えるかどうかって、
聴き手がそういう文化を受け容れることができるかどうかにかかっているような気がする。
すでに誰かが作った音源をいじくって遊ぶのは、作り手にとっては面白いかもしれない。
でもその多くは作り手の自己満足の世界に終わっているような気がする。
人の音源を使うのではなくて、なぜ自分の作った音で勝負しないのか?
わしにはいまいちよくわからない。
「そういう音楽が今の流行りです」と言われてしまえば、それまでなんです。はい。
★10月9日★
この日で3日連続の英会話。
おかげで絶好調だった。
やはり続けてやらないとだめだ。
日にちが空いてしまうと、せっかくのばした能力が落ちてしまう。
1レッスン目はオーストラリア人のアンネッテ。
小柄だけどなかなかの美人。彼女とは初対面。
女優のジョディ・フォスターに似ているといったら言い過ぎか。
ウォームアップに簡単な連想ゲームを行う。
ひとりが何かモノを思い浮かべる。
ほかの人たちがいろいろ質問していって、なにを思い浮かべたかを推理していく。
ちょっとしたゲームで楽しく英語の練習になる。
レッスンそのものは"have to〜"、"need to〜"の訓練だった。
2レッスン目はカナダ人のグレン。
彼の名前は先生や生徒さんたちからよく聞いていたのだが、
意外にも今回が初めてだった。
坊ちゃん刈り(?)で童顔なので、年くっているのか若いのかよくわからない。
テキストはつかわずに、彼が用意してきたマテリアルを利用してレッスンは進められた。
「今日はこんなに高級な料理を食べているけど、ふだんは粗末なモノしか食べていないのよ。」
みたいな表現が今回のテーマだった。
"eat"と"be eating"の使い分けがポイント。
今回でかれこれ通算40数回目のレッスンだったけど、
今までで一番絶好調だったかもしれない。
他の生徒サンはあまり英語が出てこないみたいだったけど、
自分だけはマシンガンのようにガンガンとしゃべってしまった。
テキストの絵を見て、イマジネーションを働かせて、
それについて何か言う訓練を毎回やらされるのだけど、
いよいよその効果が現れてきたみたいだ。
頭の中であれこれ考えなくても、
絵を見て思いついたことが次々と英語になって自分の口から出てくる。
レッスンが終わって帰ろうとすると、
ひと足先に控え室へ戻ったグレンの声が聞こえてきた。
"He's no problem!"
うーむ、もしかするとレベルアップの瞬間が近づいているのかもしれない。
|