Music for Crowded Trains
通勤のお供

2000年12月前半

Riot In Japan-Live!!/Riot(12/18)
ライオットの日本公演の模様を収録したライブ盤。 曲によって収録した場所や日時が違っているようで、 音質にバラツキがある。 のっけの控え室における会話部分がかったるくて邪魔。 いきなり本編に突入する方がぜんぜん格好いいと思うんだけど……。 演奏そのものは、なかなか気合いが入っていてよいです。
金曜日の夜にその悲劇は起きた。 珍しく夜7時に会社を出れたぼくは家路を急いだ。 こんなに早く帰れるのは久しぶりだったし、 疲れもかなりたまっていたので一刻も早くうちにたどり着きたかった。 新橋駅のJR改札口を入ると、電車の出発時刻を示す電光掲示板が目に入った。 19時26分発の東海道線と19時28分発の横須賀線のどっちに乗るか? ぼくは迷わず早く出て早く着く東海道線の方を選んだ。 しかし、このときの選択がとんでもない番狂わせに出くわす運命になるとは知る由もなかった。 自分が乗った東海道線は定刻通り出発した。8時前には横浜に着ける計算だ。 電車は通勤帰りの乗客でかなり混んでいた。 蒲田の手前あたりで突然急ブレーキがかかり、電車が止まってしまった。 車掌からのアナウンス第一報は「緊急信号を受信したので急停車」だった。 ところが2回目のアナウンスを聞いて目の前が真っ暗になった。
「当の電車が人身事故を発生した模様」
どうやら自分が乗っている電車が人を轢いてしまったらしい。 当分の間止まったままであることが予想できた。
「運転手と車掌が外に出て安全を確認中。危険なのでくれぐれも乗客は外に出ないように」
窓から蒲田駅の様子とホームに止まっている京浜東北線が見えた。 隣の線路を走っている京浜東北線もストップしてしまったようだ。 止まってから20分以上が経過してからようやっと消防車のサイレンが聞こえてきた。 窓から現場に急行する救急車、パトカー、消防車の姿が見えた。
「ただいま被害者の救出作業をしています。もうしばらくお待ちください」
車内は換気が効いておらず、蒸し暑く、息苦しくなってきた。 空腹で血糖値も下がり、頭がくらくらしてくる。 喉が渇いて、足もつらくなってきてガクガクの状態。 携帯電話で連絡をとる人たち続出。
止まってから40分くらいたったころ
「救出作業は無事終了したが、警察による現場検証が行われているのでもうしばらくお待ちください」
あまりにも無慈悲な知らせに、あちこちからため息が聞こえてくる。 8時30分を過ぎて、ようやっと電車が動き出した。 横浜駅に着いたのは8時46分頃。 結局1時間以上も満員電車に閉じこめられてしまった。 ナニゴトもなければ7時50分には横浜に着くはずだった。 横須賀線は平常通り動いていたようだった。 電車から降りると足がフラフラで、背中も痛かった。 もし、新橋で横須賀線に乗っていたら、こんな目に遭わないで済んだのだ。 よほどのことでもない限り、そっちを選択することはまずない状況だった。 まさかの金曜日の夜の悲劇であった。

Christmas Portrait/Carpenters(12/14)
カーペンターズのクリスマス・ソング集。 この1枚で気分は完璧にクリスマス。 これを聴きながらNYのクリスマスを味わってみたいな。 HMVで偶然見つけて即購入。国内盤は出ていないみたい。 カレンの歌声によるクリスマス・ソングは、やはり素晴らしかった。 やさしい気持ちに包み込まれていくような気がしてくる。 リチャードのリード・ヴォーカルの曲やインスト曲はちょっと退屈。
★10日(日曜日)★
土曜日が休日出勤だったため、今週はたった1日しか英会話ができなかった。 2レッスン(トニー→リン)やって、ようやっと調子がでてきたかな? というところでオシマイ。 かなり物足りない気分でいっぱいになった。 最低でも土日の2日間は英語をしゃべりたい。 一週間にたったの1日2レッスンだけではぜんぜん足りない!
疲れがとれなくて一日中体がだるい。 駅の階段を登るのも、自転車で坂道を登るのも、体に力が入らなくて困った。 ランチを地元のトンカツ屋で食べたあと、横浜へCD屋めぐり。 HMVでいろいろ新譜を購入。 スタンプカードがたまったので2千円割引なのだが、有効期限がギリギリだった。 久しぶりにディスク・ウェーブにも行ってみる。 ここでAnnihilatorやBlack Sabbathの旧譜を購入。 店内に流れていたスラッシュ系の音楽がやたらと格好よかったので、 モヒカン頭の店員さんに何というバンドなのか訊いてみる。 ホーンテッドというバンドらしい。 初めて聞く名前だ。 ヴォーカルはデス・ヴォイスっぽいのだが、 曲の構成がしっかりしているし、ギターのリフの切れ味もなかなか。 うちに帰ったらBURRN!誌をチェックしてみよう。 夕方に帰宅後はぐったりとしてしまった。

Love Songs/Elton John(12/9)
エルトン・ジョンのラブ・ソング集。 名曲の多さに圧倒されてしまう。 自分が洋楽を聴き始めた頃の曲がいっぱいあって、懐かしさでいっぱいになった。
昨日(12月8日)はジョン・レノンの命日。 しかし、メチャクチャ忙しくて、うちに帰れたのは夜中の12時過ぎ。 彼の音楽を聴くひまもなく、彼の没後20周年にお祈りするひまもなく、 感傷に浸るひまもなく、あっというまに翌日になってしまった(^-^;)。 なんだかなあ。。。1ファンとして情けないやら、悲しいやら、呆気ないやら。
Iommi/Tony Iommi(12/6)
ブラックサバスのギタリスト、トニー・アイオミのソロアルバム。 ゲスト・ミュージシャンが多数参加していて、曲ごとにヴォーカリストが異なる。 トニーのギターといろんな人の歌との取り合わせを楽しむことができるが、 やや散漫な印象を与えているような気がする。 そんな中でもフィル・アンセルモの存在感はピカイチ。 なんだかんだ言ってもオジー・オズボーンがもっとも彼の音楽に合っているのかもしれない。
お休みの日の出来事をおさらい。 といっても、記憶がほとんど残っていない(^-^;)。
★11月23日★
英会話のあと午後に閉店してしまうANで最後の買い物をする。 仲のいい店員のSさんとMさんに挨拶できてよかった。 割引になっていた旧譜のCDや映画のDVDをごっそり購入した。 いつか彼女たちと飲みにいきたいものだ。 またいつかどこかで会えることを信じて。 長い間お世話になりました。おつかれさまでした。
★11月25日★
Nで英会話漬けの1日。 午前中に通常レッスンをふたつ(ジェシー&スティーブ)。 お墓参りを挟んで、 夕方からヴォイスレッスンをよっつ(リン→アレックス→ソーントン→ダニエル)受ける。 ヴォイスでは、かなり皆さんを笑わせて目立つことができた。 特にソーントン氏のときは、なんだか自分ひとりでしゃべってたみたい。 Nに入り浸って日頃英語をしゃべれない鬱憤を一気に晴らした感じ。
★11月26日★
午前中は英会話(スティーブ&ソーントン)。 通常レッスンで、またソーントン氏と一緒。 昨日のヴォイスの話題でまた盛り上がってしまった。 地元にできたユニクロを何度か見に行くが、 何度行っても行列なので結局入らなかった。 仕方なしにNさきやで靴下を買う?
★12月2日★
午前中は英会話(ケヴィン&スティーブ)。 しかし、金曜日の夜に飲んだワインが効いてひどい頭痛。 頭痛を抱えながら、ハイテンションなケヴィンを相手にするのはちとつからかった。 いったんうちに帰って昼寝したあと、夕方にまたNに戻ってヴォイスをよっつ(スティーブ→ジェシー→ソーントン→ダニエル)受ける。 2日酔いの後遺症で今回はいまいち調子が出ず、あまり目立つことができなかった。 ソーントン氏にも「今日はいつもよりおとなしいね。昨日パーティでもあったのかい?(英語で)」 などと突っ込まれてしまう。 受付で久しぶりにジュリア(仮名)と世間話できて嬉しかった。
★12月3日★
午前中にまたまた英会話(スティーブ&リン)。 受付のところでソーントン氏に熱心な生徒だねと言われてしまう。 ええ、そりゃもう必死ですから(^-^;)。 1週間の疲れが取れてなくて、かなり寝ぼけモードでレッスンに突入。 昨日のヴォイスで一緒だった女性の生徒サンと同室になったのに、 ぜんぜん気がつかなくて失礼してしまった。 レッスンに突入して15分くらいしてから、ようやっと、ああ昨日会った人だと気がついた次第。 そういえば、最近はスティーブと当たる確率が高いなあ。 午後は緑園都市のレストランでランチ。 その後は横浜HMVで激しく衝動買い。 久保田真琴がイン・ストア・ライブをやっていたが、 そっちのけで新譜CDをアサリまくる。

A Day Without Rain/Enya(12/5)
ぼくがはじめてエンヤを聴いたのは"Watermark"。 久しぶりで彼女の新譜を買ったのだけど、作風は当時とぜんぜん変わっていなかった。 やさしいピアノの音。多重録音による彼女のコーラス。幻想的なシンセの音。 癒しを欲している今のボクにピッタリのCDでした。
ちょっと古いお話。 先月の23日(勤労感謝の日)に英会話へ行ったら、 Nの受付嬢から、外人講師からの評価を訊いていかないかと言われた。 そういえば、Nに入りたてのころに1回だけこれをやったことがある。 それ以来ご無沙汰なので、レッスンが終わったあと久しぶりにガイダンスを受けることにした。 この日は、オーストラリア人のジョンとアンネッテのレッスンだった。 2レッスンを終えて受付に再び顔を出す。 外人講師に何か訊きたいことがあるか?と受付嬢に訊かれたが、 「自分の英語については心配してないので特にないです」と言っておいた。 受付嬢は外人講師の控え室へ消えていった。 自分は面接用のブースの中でひとり待つ。 控え室から"He's great!"と言うジョンとケヴィンの声が聞こえた。 あわわ!なんだか誉めてもらっているみたいだ(^-^;)。 受付嬢がブースへ戻ってきて、現状を説明してくれた。 英語の流暢さ、発音などはかなり高い評価をいただいたのだが、 話し英語の文法的正確さと語彙力にまだ問題があるとのことだった。 自分でもその点は把握していたので、特に驚きはなかった。
文法上のマチガイはしゃべっている途中でけっこう自分でも気がついている。 レッスン中は多少文法的に問題があってもいいから、ガンガン積極的にしゃべることを目標にしている。 正しい文法にすることばかりを気にしてしまうと、頭でっかちになってしまい、スンナリと英語が出てこないのだ。 レッスンを始めたての頃はまさにそういう状態だった。 頭の中で考えすぎてしまうと、かえってヘンテコリンな英語になってしまうのだ。 間違えたら、その都度外人講師に指摘してもらばいい。 その方が何を間違えたのかがよくわかって、自分のタメになる。 ガンガンしゃべっても、無口でも1レッスンの値段は変わらない。 あちらの小さな子供さんは親から文法のマチガイを指摘されながら、正しい英語を覚えていく。 ぼくも、まさに同じようなプロセスをNで体験しているのだ。
語彙に関しては、英文を読む習慣をつけなくてはいけないなと改めて痛感した。 大学受験の時も、英単語がなかなか覚えられなくて苦労したものだ。
今のレベル6ではぜんぜん満足していない。 せめてレベル4くらいまでは上がりたいと思っている。 がんばりまっせー!

You Had It Coming/Jeff Beck(12/4)
のっけからやたらとヘヴィでモダンな音作りでびっくりした。 新しい音のなかにも彼独特のギターは不変だ。 やっぱりこれは彼のアルバムなのだなというふうに実感するのにちょっと時間がかかったけど。 誰のマネでもないジェフ・ベックならではの自由奔放なギター・プレイを堪能した。
土曜日のお昼に久しぶりでお墓参りへ行った。 お彼岸の時期とかに行けなくて、ずうっと気になっていたのだ。 うちからクルマで20分もかからないくらいのところに祖父と祖母が眠っているお墓がある。 まだ新しい墓地は畑に囲まれていて上瀬谷の米軍施設がすぐそばに面している。 よく晴れた冬の空には、座間NDBを通過して西へ向かう旅客機がよく見えた。 我が家のお墓の前に立つと不思議なことに、すーっと心が落ち着いていくのがわかった。 とても心が楽になっていったといか、とても穏やかな気持ちになることができた。 お墓に来れたのは、いったいいつ以来だろう? ずうっと来れなかったことを詫びつつ、安らかに眠れるようお祈りした。 まだ元気だった頃の祖父と祖母の姿が目の前に見えた。 久しぶりの再会に二人ともどうやら喜んでくれたような気がする。
今、いろんな問題を抱えて、つらい毎日を送っている自分だけど、 二人がこうして見守ってくれているのだから案外大丈夫かもしれない。
諦めずに努力すれば道は開けてくるさ。
これからもがんばるよ。