Music for Crowded Trains
通勤のお供

2000年6月後半分

CARPENTERS/CARPENTERS(6/30)
'71年発表のサード・アルバム。邦題は「スーパー・スター」。 "Close To You"の大ヒットで一躍大人気者となった彼らは、 連日コンサートやらテレビ出演などで超大忙しの毎日だったらしい。 そんな過密スケジュールの合間を縫って作られたアルバムということで、 収録曲のほとんどをカヴァー曲に頼らざるを得なかった。 それでも、"Rainy Days And Mondays"、"For All We Know"、"Superstar" といったシングル・ヒットをこのアルバムから出してしまうあたりはサスガ!
明日・明後日に待ちに待った厚木基地の航空祭「WINGS2000」が行われる。 16機編隊のダイアモンド・オヴ・ダイモンドやF-14、F/A-18の単独デモ・フライトが楽しみだ。 飛行機だけでなく、厚木基地独特のアメリカンな雰囲気も思いっきり楽しみたい。 アメリカ人の兵隊さんによる食べ物やオリジナル・グッズの屋台が多数出店される。 土曜日には確かバンド演奏や花火大会もあるはずだけど、今年はどうだろう? 自分は土日とも行って、久しぶりのエアー・ショーを堪能するつもり。 当初は仕事の関係で土曜日の方は行かれないはずだった。 しかし、いろいろゴタゴタがあって結局行けることになった。 もし、仕事で行けないようだったら、会社を辞めてでも行くつもりだったからね。 幸か不幸か(?)辞めずに済んでしまったけれど……。 それだけ1年に1ぺんのこのお祭りに命かけてるってことです(^-^;)。 6月初旬にグアムでの演習を終えて厚木に帰ってきたCVW-5の戦闘機たちを、まだ一度も拝めていない。 爆音すらまともに聞いていない状態。 戦闘機を見れるのは5月5日の岩国以来である。 もう数日前から待ち遠しくてウズウズ・ドキドキ・ワクワクしている。 お天気が心配なので、今夜はてるてる坊主を作るつもり。 遠足を目の前に控えたガキのように、今夜は興奮して眠れないかもしれない(^-^;)。

PURE INSTINCT/SCORPIONS(6/29)
'96年にリリースされたアルバム。 これも買った当時はあまりピンとこなかったけど、 今聴いてみると、実はとてもいいCDだったシリーズ(^-^;)の1枚。 ルドルフのリフにしても、マティアスのソロにしても、 年輪を積み重ねられたせいか、カドが取れて丸くなってしまったような気がする。 "BLACK OUT"や"LOVE AT FIRST STING"の頃の毒々しい刺激は、 もはや感じられなくなってしまったけれど、 余裕の円熟味でもってベテランの貫禄を見せつけてくれる。 バラード系に優れた曲が多く、"You And I"などは感動の名曲だ!
25日(日曜日)その2:
雨が降っていたので、英会話のあとはいったんうちへ帰り、 クルマで買い物。緑園都市のローゼンで食料品を買い込む。 ヒマだったのですぐにはうちには戻らず、飛行機を見に行くことにする。 南本宿から高速に乗り羽田方面を目指す。 午後になってから雨が少しずつあがってきた。 エアバンドを聞いて飛行機がどっちの方向へ飛んでいるかを確認する。 羽田空港ではR34L Approach(A滑走路へ北向きに進入)だった。 先週とは反対方向へ飛行機が飛んでいるので、空港の南端の対岸にある浮島へ行くことに決めた。 浮島も実は初めて行く場所だった。 首都高湾岸線の浮島出口はトンネルの中にあって、東京アクアラインへ行くときの分岐と同じところにあった。 高速の出口を出て、すぐ右折したところに浮島公園があった。 公園といってもかなり殺風景で、やたらと寂しく物騒な場所だった。 公園の入口には焼きそばやラーメンを売っている売店があった。 ここで釣り竿のレンタルもやっているらしい。 海が目の前に開けていて、海釣りができるようになっていた。 雨上がりにもかかわらず、大勢の釣り人がいた。 飛行機が目的で来ている人はいないようだった。 公園の左手の対岸に羽田空港が見えた。 羽田へ着陸しようとする飛行機がつぎつぎと頭上を飛んでいく。 城南島のときよりはちょっと飛行機が遠いようだった。 反対側のC滑走路はえらく遠くて、離陸の飛行機はあまりよく見えなかった。 爆音がよく聞こえないのも、あまりよくなかった。 どうやら、北向きに飛んでいるときは、ウォッチングにはあまり適していないみたい。 公園に頂きにあやしい展望台のようなものがあったので、試しに入ってみた。 2階に上ると羽田のA滑走路がよく見えた。 見物客がぜんぜんいなくてかなり寂しい空間だったので、すぐ外に出てしまった。 浮島公園に関しては、また行きたいかというとそうでもないような気がする。

IMAGINE/JOHN LENNON(6/28)
'71年に発表されたジョンの代表作に リミックスとデジタル・リマスタリングを施し、 今年になって発売されたもの。 ノイズが少なくなり、ジョンの歌声が生々しく浮かび上がってくる。 音の分離も素晴らしい。 アルバムの内容については説明不要でしょう。 ゲストとして呼ばれたジョージ・ハリソンがギターを弾いている曲もあります。
25日(日曜日)その1:
この日も朝から雨。 選挙活動も一段落したようで、久しぶりに静かな朝だった。 午前中は英会話。Nに行くついでに選挙の投票も済ませる。 地元小学校のグランドでは雨にもかかわらず、小学生のソフトボールの練習が行われていた。 懐かしいなあ。自分も町内会のソフトボールチームに入っていたっけ。 小学6年のときは4番を打っていたゆるげんであった。
Nに着くとジュリア(仮名)がいた。 Nに行ったとき、彼女がいるとなぜかホッとする。 先週と昨日と約束をすっぽかしたことを素直に詫びてきたので許す。 この日の彼女は珍しく髪を後ろで束ねていた。 きっと今朝は寝坊したに違いない。
今日の先生はStieve。 ずうっとNの大和校で教えていたらしく、二俣川は今日が初めてとのこと。 彼はアメリカ映画によく脇役で出てくる俳優さんに似ているのだが、 その俳優の名前が出てこない。誰に似てるンだっけ?といまだに悩んでいたりする。 彼はアメリカ人にしては珍しく控えめな人柄で、レッスンも和やかに進んでいった。 今日のテーマは昔話に出てくる過去形。 Steiveの説明はとても丁寧でわかりやすかった。 何というか、とても気配りが感じられる人なのである。 あっ!この人と飲みに行きたいな!としみじみ思った。 今のところ一緒に飲みに行きたいなと思った人は、 DebbyとSteiveのふたりだけだ。 「外人講師を飲みに誘う」という夢がいつか叶うとよいのだが。 レッスンの最後に英語で「桃太郎」の話をするよう命ぜられたのにはマイッタ(*_*)。 子供向けの単純明快なストーリーだが、英語で言わなくてはならないとなるとタイヘンである。 表現したいコトバがなかなか英語にならない。 まだまだ自分の引き出しの貧弱さを痛感せずにはいられなかった。 ちなみに、桃太郎は英語で"Peach Boy"と言うらしい(^-^;)。 ホンマかいな。。。
レッスンのあと、ジュリア(仮名)を捕まえて、フィードバックというかカウンセリングが行われた。 毎回レッスンの度に先生から英語について採点されていることを初めて知った。 うげ!そうと知ったからには、もっと真面目にやらなくては。 リスニング力、単語力、表現力などを5段階で点を付けられているらしかった。 自分に関しては、特に目立った欠点はないとのこと。 細かい文法的なミスがあるというのは、自分でも自覚していたし、先生方からの評価も同様だった。 目新しい発見は特になく、そういう意味ではいまいちなカウンセリングだったけど、 久しぶりにジュリア(仮名)と面と向かって話しできたのでちょっぴり幸せな気分になった。

UP FROM THE ASHES/DON DOKKEN(6/27)
ヴァン・ヘイレンやメタリカと共演したモンスターズ・オヴ・ロックのステージ上で バンド内の醜悪な人間関係を露呈してしまったドッケンは、 このツアーのあとまもなく解散してしまう。 その後、ドン・ドッケンが個人名義で結成した(?)バンドのファースト・アルバム。 ギターに、元ヨーロッパのジョン・ノーラムが参加している。 このCDを買った当時は、あまりインパクトが感じられなくてそんなに好きになれなかった。 多分"BACK FOR THE ATTACK"のギラギラと尖ったあの雰囲気をこのアルバムにも期待してしまったからかもしれない。 今日久しぶりに聴いてみたら、 ドンお得意の切ないマイナー系歌メロがふんだんに詰まっているメロディアスなハードロックが満載でなかなか素晴らしかった。 ギターにレブ・ビーチを迎えて作成された新作"ERASE THE SLAVE"の延長線上にある音楽性といってもいい。 普通のHR/HMがヒット・チャートにおいて絶滅状態の昨今ゆえに、 10年前にリリースされたこのアルバムが妙に新鮮に聞こえるのであった。 しかし、この多国籍軍バンドは長続きせず、このアルバム1枚を残したのみで消滅してしまう。
24日(土曜日)その2:
英会話が終わったあとは、ランチを食べにクルマで新横浜へ行く。 新横浜の駅ビルにある「つばめグリル」でハンブルクステーキをいただく。 ランチについてくるトマトサラダはいつ食べても美味い。 ランチタイムでないときに、このサラダをたのむと600円も取られるのであった。 なので「つばめグリル」で食事するには、ランチタイムに限るのである。 食事後はプリンス・ペペの食料品売場でお買い物。 ちょっとこないうちに、かなり様変わりしていた。 なんとB1Fに「成城石井」が入っていた。 輸入食品が豊富で、珍しい品物を眺めているだけで楽しかった。 わしはフランスの赤ワインを2本購入した。 買い物のあとは、同じ階にあるKEY COFFEEでコーヒーをいただく。 以前はここのコーヒーのメニューはとても豊富だったのだが、 どういうわけか、かなり絞られてしまい数種類しか頼めなくなっていた。 でも、その場で挽いたコーヒー豆を丁寧にいれてくれる作法は不変でとても美味かった。 飲んだあとも口の中にコーヒーの香りが残って、数十分は余韻を楽しむことができる。 プリンスホテルの駐車場から出るクルマが集中してしまい、 駐車場内で大渋滞が起きていた。 昼間なのに真っ暗な駐車場から外へ出るのに30分もかかってしまった。 うちに帰ったあと、この日はほとんど歩いていないことに気づく。 万歩計はまだ5000歩弱を示していた。 雨の中を散歩して歩数を稼ぐことにする。 こども自然公園を通り抜けて緑園都市まで歩く。 晴れの日曜日には家族連れで賑わうこの公園も、 雨で夕方とあっては人っ子ひとりいなかった。 ついこの前まで新緑で明るい色だった公園内の森は、すっかり深緑色になっていた。 雨に濡れた木々の葉はさらに濃い色に見えた。 薄暗い森の通り道をひとりで歩いていく。 夕暮れで薄暗くなり、シーンっと静まり返った森はなんだかとても神秘的な雰囲気だった。 東山魁夷先生の絵の世界に入ったような気分を楽しんだ。 約45分かかって緑園都市の駅前にようやっとたどり着いた。 そうてつローゼンを冷やかしたあと、電車でうちに帰る。 うちに着くと万歩計は1万6千歩を越えていた。 とりあえず、目標の15000歩をクリアし一安心となった。

SOLDIERS UNDER COMMAND/STRYPER(6/26)
'85年発表のデビュー作(だったけ?)。 黄色と黒の縞模様のコスチュームが工事現場のような、クリスチャン・メタルバンド。 とびっきりハードな曲あり、感動的なバラードありで早くも彼らのスタイルをここで確立している。 タイトル曲のプロモでコーラス部を歌っているメンバーの姿がやたら印象的だったりする。 アルバムジャケットのStryperのロゴの下に書いてある"Isaiah 53:5"は、聖書のここを読みなさいってことらしい。
24日(土曜日)その1:
一日中雨の日。 午前11時過ぎまで寝坊する。 早朝から選挙演説のわめき声が聞こえてきてうるさかった。 どうやら、最寄りの駅に森首相、野中幹事長、保守党の扇党首などが応援に来ていたらしい。 二俣川も大したモノだ。意外にも我らの神奈川6区は激戦地らしかった。 午後12時半から英会話。 ぬぅわんと、ジュリア(仮名)の姿がなかった! どうやら今日はお休みらしい。 先週の約束はホゴとなってしまった。うそつきのNめ!許せん!! 彼女の顔を見ているだけでも幸せな気分になれるのに、なんたる仕打ち! 正直言って、彼女の笑顔を見るのが楽しみで通っているという部分もあるのだ。 今日の先生はMike。 こいつはとんでもない奴だった。 元兵隊のような体格のいい白人青年なのだが、まったく愛想がない。 やる気があるのか?ないのか? とにかくぶっきらぼうで投げやりなのだ。 こっちは高い金払うてやってんねん。そっちもそれなりにやってくれな、ぼったくりやで。 口数も少ないし、レッスン中の奴はニコリともしなかった。 授業終了のチャイムがなると、奴はスタスタとスタッフ・ルームに戻って行きやがった。 他の教室ではどこも和気藹々としたムードで時間終了後も話しこんでいるのに。 授業の最後に生徒同士でディスカッションさせるのだが、 他の先生はそのときに間違って言った英語を指摘して訂正してくれるのに、 奴はそれを放棄した。 おのれえ!Mike奴許せん! こいつとは2度と当たりたくないと思った。 とてもやりにくかったし、後味がものすごく悪かった。 もし、いつか不運にも奴に当たってしまったら、そのレッスンはハズレ。 次回も投げやりな調子だったら、スタッフに文句言ってやる。 というわけで、今回の英会話に関しては、ジュリア(仮名)はいないし、気分の悪いレッスンで散々な目に遭ってしまった。 DEBBYが他の教室へ向かう途中、わしに笑顔で手を振ってくれたのがせめてもの救いであった。 ずうっと彼女をわしの専属の講師にしてくれないものだろうか?

BAG OF TRICKS/ANNIHILATOR(6/23)
デビュー以前から3rdアルバムまでの、 未発表のライブ、デモ・ヴァージョンや未発表曲などを集めた企画盤。 裏側から眺めた彼らのヒストリーという感じ。 アルバム毎にヴォーカリストは変われども、 ジェフ・ウォーターズの天才的なリフ・メイクと作曲能力は不変。 1stの"Alice In Hell"は単なる荒っぽいB級スラッスという感じであまり好きではなかった。 でも、今回のように違った角度から当時の彼らの音楽を聞いてみると、 今まで見えてなかった魅力が見えてきて、これはこれでなかなか興味深い。 まだ彼らの音楽の方向性が定まっていない中にも、将来の成長を予感させる部分がいくつも発見できた。 "Live Wire"はAC/DCのカヴァー。
とうとう週末のネタを木曜日まで引っ張ってしまった。 しょうがないよ。 平日に関しては、まったくといっていいほどネタがないのだから。
ぼくは、週末のお休みに「本当の自分」っていうものを取り戻す。 土曜日出勤のあるときは疲れが完全にとれないし、 完全に自分を取り戻すまでの時間が足りない。 最低でも2日連続休めて、ようやっと本当の自分を取り戻せる感じ。 平日に働いているときのぼくは、「仮の自分」であって「本当の自分」ではない。 なぜなら、平日のぼくは自分のやりたいことをやっているわけではないから。 やらないと食えないから、とりあえずやっているだけ。 こういう世の中だけに動きたくても、思うように動けないのが現状。 今のところは、ただ我慢あるのみである。 「本当にやりたいこと」ではないことを「やらされている」自分は本当の自分ではないような気がする。 かなりストレスがたまってくる。 平日は特に楽しいこともなく、ただ無為に時が過ぎていくだけ。 「生きている!」という実感に乏しく、仮の自分が「とりあえず生活している」ような感じ。 平日にワクワクすることなどは、まずありえない。 こんな状態では、この日記に書くネタがそうそう出てくるわけがない。
週末に、自分のやりたいことをやって、日頃のストレスや疲れから解放されたとき、 ぼくは「本当の自分」に戻ることができる。 そのとき初めて「生きている!」と実感でき、 「生きていてヨカッタ」と心からそう思えるようになる。 なので、休日ネタはさほど頭を悩ませることもなく、スラスラと書き進めていくことができる。 「本当の自分」の姿がそこにある。

WASTED IN AMERICA/LOVE/HATE(6/22)
LA出身の4人組のセカンドで92年にリリースされたもの。 どこかの中古屋で買ったCD。 確かMTVか何かでプロモを見て、このバンドの存在を知ったのだと思う。 1回だけ聴いて、あとはずうっと埋もれさせてしまっていた(^-^;)。 ン年ぶりで聴いてみたのだけど、わりと普通のハードロックでとても聞き易かった。 かれらのデビュー作もぜひ聴いてみたくなった。
日曜日編(その3):
つばさ公園から道なりに進んでいくと、また国道357号線に出てしまった。 この国道をさらに進んでいくと「城南島は右折」の看板が出ていて助かった。 城南島は、京浜島よりもさらに物騒で工場や倉庫しかないような感じのところだった。 しかし、海辺近くになると沿道に路駐しているクルマがかなりあって立錐の余地もない状態。 このあたりはRunway 16L(C滑走路)の延長線上にあるらしく、 飛行機がひっきりなしに低空で飛んでくる。 路駐クルマを目印にそって進んでいくと、目的の海浜公園が見つかった。 縁日みたいに焼きそばやたこ焼きの屋台が出ていた。 親子連れや友達同士グループのお客がたくさんいた。 この公園はキャンプ地になっていて、 事前に申し込んでおけばテントを張ったり、バーベキューもできるらしい。 芝生に寝転がってひなたぼっこを楽しんでいる人も多かった。 公園内の海に面している遊歩道からは、対岸の羽田空港がすぐ近くに見えた。 Runway 16L(C滑走路)に着陸しようとする飛行機が目の前を飛んでいく。 飛行機の爆音がかなりいい感じで聞こえる。 ビッグバードの展望台で見るよりも、絶対こっちの方が迫力がある。 ボーイング747が飛んでくると、でかいだけになかなかの貫禄。 飛行機が特に目的でない一般の人も、とりあえずは皆見てしまうようだ。 Runway 16R(A滑走路)から離陸する飛行機は、かなり遠いためあまりよく見えなかった。 これで、Runway 16R(A滑走路)の様子を見るには、先ほどのつばさ公園の方が具合がよいことがわかった。 自分も芝生に寝ころび、エアバンドを聞きつつ飛行機を眺める。 そよそよと吹いてくる海風がとても心地よい。 次々と飛んでくる飛行機を見ているのは、ぜんぜん飽きなかった。 週末に天気がよかったら、またこれからもぜひ来てみたいと思った。 とてもいい場所を見つけられて幸せな気分になった。

ZOOROPA/U2(6/21)
'93年にリリースされたもの。 80年代に彼らがやっていた音楽とはがらりと変わって、自分にとってはかなり難解な音楽。 ところどころ初期のTangerine Dreamっぽかったりする。 エッジのギターに、全部というわけではないけれど、かなり濃いエフェクターがかかっている。 おかげで、ギターの音の輪郭がまったくわからなくなっているところもある。 これが90年代的手法なのかもしれないけど、いまいちついていけないのであった。
日曜日編(その2):
英会話が終わったあと、マックでランチ。 ダブルたまごバーガーが終わってしまったのにはがっかり。 自分的には大ヒットのハンバーガーだった。 ぜひレギュラー・メニューに加えて欲しい一品だ。 いったんうちに帰って、今度はクルマに乗って飛行機を見に行く。 この日は、厚木方面からはぜんぜん爆音が聞こえてこなかったので、羽田の飛行機を見に行くことにした。 『月刊エアライン』という雑誌に羽田のウォッチング・ポイントとして、 京浜島のつばさ公園と城南島の海浜公園が出ていた。 どちらもまだ行ったことのない場所。 この日は真夏のようないい天気で、飛行機を見るには絶好のコンディションだったので、 地図を確かめながら探検してみることにする。 保土ヶ谷バイパスから首都高を通って羽田に向かう。 クルマの温度計によると外気温は31度だった。 首都高湾岸線の空港中央出口から出て、国道357号線に降りる。 環状7号の手前で右に曲がり、つばさ公園を目指す。 生まれて初めて見た京浜島は、物騒な工業地帯だった。 あてずっぽで進んでいくと海に面した通りに出た。 そこはもうつばさ公園だった。 沿道にはたくさんのクルマが停まっていた。 公園といっても、海に面している遊歩道といったほうがいい感じ。 ところどころにベンチもある。 釣りを楽しんでいる人や、気だるい午後の散歩を楽しんでいる人がけっこういっぱいいた。 対岸に羽田空港の北側が目の前に見えた。 海に向かって右側がA滑走路、左側がC滑走路。 A滑走路から南に向かって飛行機がガンガン離陸していくのが見えた。 爆音もいい感じで聞こえてくる。 エアバンドを聞きながら見ていると、便名がわかって楽しい。 旅客機とはいえ、結構急な角度で上がっていくのがわかる。 反対側のC滑走路にはつぎつぎと飛行機が降りてくる。 ジュースを飲みながらしばし飛行機を眺めつつ休憩。 次に城南島へ向かうことにする。

BREAKTHROUGH/CROWN OF THORNS(6/20)
'96年にリリースされた彼らのセカンド。 ファーストはKISSのジーン・シモンズがプロデュースしたということで、 ちょっと話題になったバンド。 中心メンバーは黒人なんだけど、音楽的にはあまり黒っぽさを感じさせない。 オーソドックスでメロディアスなハードロックを展開している。 黒さをもっと前面に押し出した音楽をやっていれば、もっとビッグになれたかもしれない。 The Beatlesの"Don't Let Me Down"をカヴァーしている。 カヴァーの出来自体は悪くないんだけど、この曲だけアルバム全体からかなり浮いている感じ。
日曜日編(その1):
午前中は英会話。 受付で出席の申込を済ませると、 ジュリア・ロバーツ(仮名)が、「昨日の予告通り講師からのフィードバックがあるから、 レッスン終了後にちょっと待っていて欲しい」と言った。 彼女がわしの顔をちゃんと覚えてくれていたのが嬉しい(^o^)。 今回のレッスン担当はオーストラリア出身のTony先生。 スキンヘッドでパッと見はちょっと怖かった。 彼はどちらかというと、シャイな感じの30代後半といったところ。 オーストラリア訛りの英語に自分はまだ馴れていなかったので、 彼の英語を聞き取るのにかなり苦労を要した。 一見怖そうなTony先生だったけど、レッスンではやさしく指導してくれたのでかなり助かった。 レッスン終了後、ジュリア(仮名)のところへ行くと、 「いきなり忙しくなってしまったので、お時間取れるようであればちょっと待っててね」と言われた。 確かに彼女は雑用に追われていて、ドタバタのテンテコマイの状態で走り回っていた。 とてもじゃないけど、わしの相手をするひまは当分なさそうだった。 15分くらいNの書籍をパラパラ見ながら待っていたら、 受付嬢が気を利かせて「次回に必ずジュリア(仮名)は時間を空けますから、またの機会に」と言ってきた。 この日は、早く飛行機を見に行きたくてウズウズしていたこともあって、 素直に「ではまた来週のレッスンのときにお願いします」と言って帰ることにした。 Nがある相鉄ライフの建物を出ると真夏のようにギンギンに晴れていた。

PHOTOGRAPHS/CASIOPEA(6/19)
'83年にリリースされた彼らの9作目。 彼らのライブで定番(?)というか代表曲の"Looking Up"、"Dazzling"、"Misty Lady"などが収録されている。 僕個人的には神保さんの"Fruit Salad Sunday"がいちばん好きだったりする。 神保さんの曲は全体をピリッと引き締める薬味のような役目を果たしているような気がする。 渡辺貞夫作曲の曲"Out Drive"とかあって、当時けっこう話題になったらしい。
いや〜。やっぱ土日連休は嬉しいですな。 心身共にゆっくりと休めたし、自分のペースってものを取り戻すことができる。 連休が久しぶりだったてえのが悔しいな。
土曜日編:
というわけで、たっぷりと午前10時半くらいまで寝る。 この日の英会話は11時40分からだったので朝の支度に余裕があった。 今回の先生は前回と同じDebby先生。 彼女の明るいキャラに引っ張られてとてもやりやすかった。 自分の英語はいまだにギクシャクしていて、時制をかなり間違えてしまう。 頭の中では正しい英語を話しているつもりが、口から出てくるのはメチャクチャ。 まだまだ場数が足りないな。修行が足りないなー。あかんなーと思う。 そのことを、Nのジュリア・ロバーツ(仮名)に話したら、 次回に先生方からわしの評価をフィードバックしてくれる、という話になった。 果たして、どんな結果が出て来るやら。 英会話が終わったあと、自転車で緑園都市へ買い物しに行く。 道中で雨に降られてしまい、スーパーの駐輪場に自転車をおいて電車でうちへ帰る。 午後は、自転車の回収と昼ごはんを兼ねてクルマで出かける。 緑園都市のラーメン屋でラーメン+餃子のセット600円也をいただく。 今時なかなかのコストパフォーマンスなので気に入っているお店。 ひまだったので緑園のスーパーにまっすぐ行かず、厚木基地方面へぐるーっと回る。 雨だけに基地周辺にギャラリーの姿はまったくない。 爆音もまったく聞こえず、エアバンドもまったく無言。 ぜんぜん飛行機が飛んでいないようであった。 のちの情報によると、この日は海兵隊のホーネットが降りたらしいが、自分とは行き違いとなってしまったようだ。 厚木からの帰りに激しい渋滞に巻き込まれてしまい、 再び緑園に着いたのは夕方遅くになってしまった。 クルマの後部座席を倒して、自転車を押し込んでいるとなんだか自転車泥棒になったような気がする。 天気がよければ自転車にたっぷり乗って体をほぐしたかったのだが、 あいにくの雨で運動不足の休日となってしまった土曜日であった。

WORLD MACHINE/LEVEL 42(6/16)
'85年にリリースされたアルバム。 マーク・キングの演奏を聴いていると、 ベースは弦楽器であると同時に打楽器でもあることを痛感させられる。 ライブでも歌いながらベキボキとスラップ・ベースを見事に披露していたというから、サスガであります。 フィル・グールドの切れ味鋭いドラムスも気持ちいい。 スカッとした青空の夏にドライブしながら聴きたい1枚。
いよいよ厚木基地に帰ってきたCVW-5の艦載機が昨日から活動を再開しだした。 グアムでの演習を終えた空母キティホークは6月始めに横須賀へ戻ってきた。 それと同時にキティの艦載機もホームベースである厚木へ大挙して帰ってきた。 ところが、戻ってきた艦載機は一度も飛ぶこともなく、ずうっと沈黙を守っていた。 どうやら米海軍は南北首脳会談が行われていた朝鮮半島の情勢を静かに睨んでいたようだ。 もし、朝鮮半島で何かコトが起きれば、すぐに出撃できるよう臨戦態勢に入っていたのかもしれない。 金大中大統領と金正日主席の歴史的会談が無事に終了したとたん、 F-14A、F/A-18、EA-6B、E-2Cといったおなじみの飛行機がフライトを開始しだした。 明日のお休みは、羽田へ飛行機を見に行こうと思っていたのだけど、 こうなったらもう厚木しか眼中にない。 いつも見れる旅客機よりも、今度いつ見れるかわからない戦闘機のほうが圧倒的に優先順位が高い。 7月初めに行われるWINGS2000ももうすぐ目の前に迫っている。
くうう!燃えてきた!!