- 横浜めぐり('99年10月29日)
- ★23日(土)★
横浜へ生まれて初めてやってきたナゾの女の子を案内する大役を仰せつかってしまった。責任重大!
この日は好天に恵まれ、暑いくらいだった。これまでの悪天候で寒い日がウソのよう。天気の神様は我々に味方した。
ランドマークタワー69F展望台→横浜美術館でセザンヌ展を見学→
桜木町駅前でランチ→汽車道→山下公園→中華街→元町→港の見える丘公園
→外人墓地 と黄金のデートコースを駆け足で回った。
ナゾの女の子のスケジュールがタイトだったため、横浜の魅力を効率よく堪能してもらうようコース設定に苦慮した。
結果的には、予想していたよりもあちこち行けたけど、”広く浅く”になってしまったのが残念。
丸一日かけてゆっくり案内したかったのだが、夕方の5時半で解散となった。
ほかにも見せてあげたいところが山ほどあったけど、半分もできなかったというのが正直なところ。
喜んでいただけたでしょうか?せわしくてごめんよ。次回はもうちょっと時間をちょうだいね。あ○○っち。
★24日(日)★
疲れ果てて午前中は寝坊。お昼前に緑園都市で買い物。二俣川LIFEの豚カツ屋サンでランチ。
ここのノンオイルゆずドレッシングが美味い。午後は昼寝しつつ競馬をテレビで観る。
秋華賞は大荒れで9万馬券。これまでも万馬券続出の難しいレースなのだ。
買わなくてヨカッタ。
- 心温まるおはなし('99年10月26日)
- 横浜の某CD屋さんで高橋幸宏の新譜"The Dearest Fool"を買ったところ、とてもイイ思いをした。
お店を出て帰り道をしばらく歩いていたら、
店員さんが私の名前を呼びながら追いかけてくるではあーりませんか!?
”アレ、ナニか悪いことしたかな?”と一瞬ドキドキしてしまった。
なんと、予約特典のポストカードを店員さんがわざわざ追いかけて持ってきてくれたのあった!
まさかのプレゼントになんだかとても嬉しかった。
実は、自分は予約などしていなかったのである。
予約特典について知ってはいたのだが、発売日からだいぶ日が経っていたし、
予約していたわけでもないし、まさか店におまけが残っているとは思ってなかったので、
それについてはヒトコトも触れなかったのだ。
にもかかわらず、もらえてしまった!
とてもラッキーなデキゴトであった。
買い物の際に店員さんに名前と顔を覚えてもらうと、たまにはいいことがあるのだ。
こっちも、またこのお店で買ってしまおう!と思うしね。
店員さんと仲良くなると、お店にとっても、お客にとってもメリットになるのだ。
かといって、今の時代に店員さんとイイ関係を築くのはなかなかタイヘンなことではある。
マニュアル通りに動くロボット店員が相手では、まず無理だと思う。
よい店員さんを見つけるのが、初めの一歩なのである。
- diary('99年10月21日)
- 坂本龍一の日記が面白い。
最近のはちょっとヘヴィな内容になっているけど。
彼の日常と自分のそれとの違いにちょっと悲しくなる。
ニューヨーク、ロンドン、日本などを行ったり来たりしているのが当たり前の生活が羨ましい(きつそうだけど)。
自分の作った音楽で世界中の人々を感動させることができたら、どんなに素晴らしいことか。
なんて充実した人生なのだろう!
生まれ変わったらわしもミュージシャンになりたいものだ。
わしなどはここ数年、外国とはご無沙汰である。
彼の日記を読んでいたら急に自分をふだんとは異なる環境において、自分を見つめ直したいという欲求が強くなってきた。
どこか遠くへ行って殺伐とした現実から逃避願望したいという側面もあるけれど。
自分がホントにやりたいことは何なのか?人生の目的は?
イヤなことが多い日常に流されて、このところ自分そのものを見失っているような気がするのだ。
自分探しの旅に出たくなってきた。なんだかやばい前兆カナ。
- 特にナニもないので週末日記('99年10月19日)
- ★16日(土)★
とにかく眠い1日だった。この週は4日間しか働いてないのに、なぜか疲労が酷かった。
金曜日に疲れる飲み会があったせいもあるだろう。
ただでさえ気疲れする飲み会なのに、出てくるビールがアサヒ・スーパードライでゲンナリ。
わしはこの味無しビールが苦手なのだ。地方のドライ信仰ってすごいね。
あれ?昨日の飲み会は東京だったぞ!それはさておき、
寝坊したくても、向かいの新築工事が早朝からうるさくて熟睡できない。
やっとウトウトできたかなと思うと、ドカドカ!ボカン!ビューン!の騒音に起こされてしまう。
まるで拷問なのであった。お昼前に緑園都市でお買い物。お昼はマック。
ホットドッグ100円を試すが、厚木基地の味には遠く及ばない。肉の質の違いは如何ともしがたい。
100円ならしかたないか。。。と無理矢理納得する。
午後は夕方まで昼寝してしまう。工事の音は相変わらずうるさかったが、睡魔の威力のほうが強かった。
結局、ほとんど寝て過ごした1日になってしまった。勿体なや!
★17日(日)★
横浜のみなとみらい方面を自転車でまわった。
今度の土曜日に大事なお客様を案内するので、その下見なのだ。
まずは東急ハンズでお客様向けのおみやげを購入。
今回はマーケティング・リサーチがばっちり済んでいるので、どんなものにしようか迷う必要はなかった。
みなとみらいで横浜美術館の位置を確認。自分が想像していたのとはぜんぜん違うところにあったので焦る。
下見しておいてヨカッタ。勘違いとは恐ろしいものだ。これで当日は安心だ。
大観覧車コスモクロックに面している通りは人の混雑が酷かった。
自転車では危険を感じるほど。汽車道の場所を初めて知る。生まれ育った街なのに知らないことが意外に多いのだ。
山下公園を通り抜け中華街をめざす。イチョウの紅葉にはまだ早い。
中華街の大通りの混雑は相変わらず凄まじいので避けて、脇道へそれて元町へ行く。
元町はやっぱり元町だった。久しぶりだったけどここ独特の雰囲気は変わりなくて安心する。
交通整理しているお姉さんが街に彩りを添えていた。
案内するコースを頭に描きながらあちこちを回ったのだが、
果たして時間内にどれだけ回れるか不安になってきた。
帰りにオープンしたばかりのワールドポーターズを見学。
HMVが入っているとは知らなんだ。
ここを一通り見学するだけでも、相当の体力と時間を必要とすることがわかる。
果たしてここを案内コースにいれようか?困ってしまう。頭が痛い。
1Fの酒屋でいいもの発見。サントリーのタコハイ1リットル瓶!
近所の酒屋どこを探してもなくて悲しい思いをしていたのだ。
まさかここでお会いするとは!!
ビンを割らずに帰る自信がなかったので、今回は購入を見送った。
あとは、今度の土曜日を待つのみ。果たしてどんな珍道中になることやら!?
- 体育の日がらみの連休('99年10月12日)
- ★9日(土)★
午前中は寝坊したかったのだが、向かいの家が新築中で早朝からドカンボカンと凄い音。
朝の7時ころから作業しているのである。なんてはた迷惑な!
午前中に自転車で緑園都市へ行き、軽くお買い物。お昼は三ツ境でラーメンと餃子のセット。
午後からは渋谷へ久しぶりに出かける。HMVで細野晴臣と久保田真琴のトークショーがあるのだ。
YMOのメンバーをナマで見るのは初めてなのでドキドキワクワク。
現地に早く着きすぎたら、だれもいなかった。時間をつぶすためにタワーレコードをブラブラ。
丸井でセイント・カミュ氏を目撃。「明石家さんまのからくりテレビ」の収録だったようだ。
最近は有名人に縁があるようだ。開演30分前にHMVへ戻ったら、すでに人でいっぱいになっていた。
整理券も配られていたようだ。いったいいつの間に?
集まった観衆はほとんど男性!?いやはや。細野さんは白髪が増えたけどお元気そう。
ハリー&マックについて、楽しいお話がいっぱい聞けて有意義であった。
待ち時間+イベント=1時間半立ちっぱなしでフラフラになってしまった。
★10日(日)★
この日はサスガに大工はお休みだった。おかげでたっぷり寝坊を満喫できた。
午後から横浜へ自転車で向かう。好天に恵まれまさにサイクリング日和。
山下公園で開催されているワールドフェスタを見学しに行くのだ。
世界中の食べ物やおみやげが出店される年1度のお祭り。
この日の人出は凄まじかった。山下公園はただでさえ混んでいるのに中華街方面からも大勢人が押し寄せていた。
ドイツビールとソーセージのお店を発見。人間ドックを控えて禁酒中であったが、これを見た途端ガマンができず並ぶことにした。
ところが、じぶんの番まであと2〜3人というところでビールが売り切れ!
悪いことはできないものだ。神様はちゃんと見ている!?ということかもしれなかった。
ベルギーのビールもあったが、こちらは行列ができているほどではなかった。
食欲の秋なのにストイックに徹しなくてはならないつらさ。
来年はゆっくりいろんな国の食べ物を楽しみたいものだ。
この日は「横浜ジャズプロムナード」というイベントもあって、馬車道や関内の駅前などあちこちでジャズのライブが行われていた。
横浜スタジアムでは最後の巨人戦ということで、そこそこ人通りが多かった。
いろんなイベントが目白押しで、この日の横浜はとても賑やかだった。
★11日(月)★
特に何もない日。自転車で厚木基地のまわりをサイクリング。
なにも飛んでいなかったので静かだった。有酸素運動に徹するためじわりじわりとマイペースで走る。
- はーびっくりしたー!('99年10月4日)
- 10月2日の夕方にHMV横浜店へ行ったところ、やたら背の高い外人さんが目に入った。
近づいて見ると、なんとMr.Bigのベーシスト、ビリー・シーンだった。傍らにリッチー・コッツエンもいた。
さっそくふたりにサインしてもらって、おまけに握手もしてもらった。
あまりにも突然のことだったので、頭の中は真っ白。
"Thank you very much"と御礼を言うのがやっと。
もっと気の利いたこと言いたかったけど、まだまだ修行が足りなかった。
どうやら彼らはお忍びでCDを物色に来ていたようだ。
いやはや超ラッキーな出来事であった。握手後、しばらくは興奮してフワフワ状態になってしまった。
英会話習おうかな。。
- また来年!('99年10月1日)
- とうとう今年のセ・リーグは中日の優勝で決まってしまった。
日本シリーズはどうぞ勝手に名古屋と福岡でやってください。あーあ、つまんないなあ。
それにしても今年の中日は強かった。強靱な投手力を擁した”負けない野球”が印象的だった。
先発、中継ぎ、押さえがきっちり揃っていて、その安定度たるやセ・リーグナンバーワンだった。
今年から入団した山田ピッチングコーチの手腕は見事というしかない。
強い野球をするには、まずピッチャーを揃えることが大事である。改めてこれを痛感させられた。
それにひきかえ、わが巨人軍は何年も前から中継ぎ・押さえ不在に悩んできたのに、今年もまた同じ轍を踏んでしまった。
いったいどれだけの勝ちゲームを救援投手のまずさで逃したことだろう。
槙原が負傷して急遽桑田が押さえにまわり、ようやっと後ろが安定しだしたのだが、いかんせんすでに遅すぎた。
もう終わってしまったものはしょうがない。
また来年の4月までさようなら。ううう。あと半年もあるやん。
- Wings'99('99年9月27日)
- 9月25日、26日に厚木基地の航空祭「Wings'99」を楽しんできた。
アメリカ海軍主催で年に1度のお祭りなのだ。しかし、昨年はいろいろ国際紛争の影響があって中止。よって2年ぶりの開催なのであった。
1年よけいに待たされただけあって、わくわく度もふくらむいっぽう。
基地への入場は無料で撮影も自由なのだ。
初日は11時半頃基地に到着。すでに小型プロペラ機のアクロバット飛行が行われていた。
基地はさすがに広い。基地内でバスから降りてからも延々と歩いてようやっと会場の飛行場内に入れた。
F/A-18やF-14の戦闘機が惜しげもなく(?)展示されている!
航空自衛隊のT-2、F-15もあった。
今回ひときわ異彩を放っていたのは、全身真っ黒なボディのU-2。
なんとも不思議な雰囲気をただよわせている不気味な飛行機であった。
一応飛行機のまわりには縄が張られていて、その中には入れないことになっている。
でも、その中にパイロットのお兄さんがいたらチャンス。
枠の中に入って一緒に記念撮影をお願いすると、みな快くOKしてくれるのだ。
イチバンお楽しみのCVW-5のデモフライトは1時半からなので、それまで出店屋台のアメリカンなごはんを楽しむことにする。
売っている人はみんなアメリカ人。なので注文は英語。自分の英語が1発で通じて安心する。
でも、彼らは日本語も結構できたりするのだ。
目の前で焼いてくれるハンバーガーやホットドッグはめちゃ美味だった。
スペアリブにも挑戦したけど、ソースが甘すぎ。肉そのものは柔らかくて骨のまわりの肉は旨かった。
1件だけバドワイザー1缶:100円のお店があったのですかさず購入(よそはみな250円也)。
昼間から飲むビールはうみゃい!9月だというのに真夏のような天気だけにうみゃい。
メイン・イベントのデモ・フライトは素晴らしかった。
トムキャットやホーネットが順々に離陸していくところで、すでに自分は涙ウルウル状態に。
ずどーんとお腹に響く爆音に痺れてしまう。自分でもなんでこれだけで感動してしまうのかわからない。
全16機の編隊ダイアモンド・オヴ・ダイアモンドは壮観だった。
編隊のしんがりは巨大なレーダーを積んだホークアイ。これはプロペラ機なのだ。
マッハ以上出るジェット戦闘機がのろいプロペラ機にスピードを合わせて飛ぶのはさぞ大変なことに違いない。
やはりもっとも圧巻だったのはトムキャットとホーネットのソロ・デモフライト。
イチバン怖かったのは、
低空でマッハ近くまでスピードを上げてほぼ真上へ急上昇し、真っ逆様に急降下してくる場面。
まちがって自分のところに落ちてくるのではないかとハラハラしてしまう。
トムキャットが飛んでいる最中に羽を閉じたり開いたりする場面も確認できた。
ホーネットのフライト時にTangerine Dreamの"Tangram"がBGMに流れていて実にシュールであった。
日本に居ながらにしてアメリカの雰囲気に浸れたこともよかった。
基地内はとにかく広いし、建物はアメリカ式だし、外人さんが多いし、アメリカンな食事して自分も英語使っていると。。。
ほんとにアメリカにいるみたいな錯覚に陥ってしまう。
来年もあったら、ぜひぜひ行ってみたい。
- 衝動買い('99年9月24日)
- 9月22日にYMOのベスト盤がリリースされ、オリジナル作品もデジタル・リマスタリングされて再発されることになった。
予約するとMOMIAGEという冊子がついてくるらしいので、先週に早速ベスト盤だけを予約してきた。
昨日23日に目的のCDを取りに行った。CD屋さんは冊子を自分用にちゃんととっておいてくれた。なんだか嬉しかった。
オリジナル作品の購入は今回見送るつもりだったのだが、いざ現物を見てしまうと途端に衝動買いの気(け)がムラムラ。
結局、お気に入りのものを4枚買ってしまった。その日の夕方にスーパーへ買い物に行った。
なにげなくそのスーパーに入っているCD屋をのぞいてみた。別になにも買うつもりはないのだが。するとYMOのライブを収録したビデオが置いてあった。
またしてもムラムラしてきて、買ってしまった。YMOの映像はずうっと探していたのだが、どこにもなくて諦めていたのだ。
ふと我に返ると、とんでもない金額を出費していたことに気がついた。
しかし、ずうっと前から欲しかったものをゲットできて気分はホクホク。
こうして我が家のCDやビデオが増殖していくのである。
- なんでだろう('99年9月10日)
- 最近やたらと寝付きがいい。夜に弱くなったというか。
夜の12時まで意識がもたない。晩御飯を済ませて自分の部屋でころがっていると、たちまち落ちてしまうのだ。
テレビを見ていようが、音楽を聴いていようがお構いなしである。
今週はほとんど電気つけっぱなしで眠ってしまった。
気候が涼しくなってきたからというのもあるけれど。
それだけではないような気がする。
- 若さの秘訣('99年9月6日)
- 「人は新しいことをやらなくなったとき歳をとる。」「新しいことをやろうと思えば、いくつになったもできるはず。」
人の年齢・歳のとりかたについて、今朝ラジオでオーストラリア出身の国際コンサルタントの方がコメントしていた。
彼のしゃべりは軽快でとても若々しかった。彼の実際の年齢を聞いてびっくり。71歳だった。
とても71歳のしゃべりには聞こえなかった。
確かに、歳とると新しいことにたいして鈍感になってくるし、興味も失せてくる。
モノゴトに感動することも、少なくなっていくように思う。
まして、新しいことにチャレンジとなると尻込みしてしまいそう。
でも、気の持ちようなんだよね。
「年相応」って言葉があるけど、個人的には嫌いな言葉だ。
自分で自ら可能性を閉じてしまいそうなニュアンスがあるからね。
何歳になっても彼のように新しいことに対して好奇心旺盛でいたいものだ。
- いや〜んバカンス('99年8月30日)
-
21日(土):
夏休み第1日目は、普段の週末と同じ様な過ごし方。横浜へ自転車でお買い物。CD屋めぐり。
イチバン欲しかったMegadethの新譜がなかったので注文してきた。80年代の旧譜もいくつか衝動買い。
22日(日):
まったく記憶がない1日。クルマで適当に近所を乗り回したのだけど、どの辺を走ったのかまったく覚えていない。
他にも何かやったはずだけど何も覚えていない。
23日(月):
クルマを点検に出したあと、自転車で江ノ島へ。この日は34度を越す猛暑。境川沿いのサイクリング道をまっすぐ南を目指す。
延々と続く田園風景で開放感を味わう。平日だけに人があまりいなくてスイスイ進む。約1時間半で江ノ島到着。島のてっぺん近くにある神社を参拝。
階段を登っただけでどっと汗が噴き出した。名物の女夫饅頭をいつものお店で購入。バーガーキングでランチ。
134号沿いに海を眺めながら由比ヶ浜までサイクリング。予想していたよりもあちこち海水浴客で賑わっていたようだ。
鎌倉経由で帰らずに、そのまま来た道を戻る。帰りの方がだんぜん景色がよかった。海が広く見えるのである。大発見。同じ道でも視点が異なると景色がぜんぜん違って見えるのであった。
24日(火):
伊豆へドライブ。7時頃うちを出た。やはり出発が遅すぎた。ちょくちょく渋滞にはまり下田に着いたのはお昼の12時半。5時間半もかかってしまった。
真鶴道路あたりで海を眺めながら走るのは気持ちいい。熱海の海岸で駐車場への勧誘が凄まじかった。道に飛び出してくるんだもの。危なくてしょうがない。
下田の漁港近くで干物を購入。ここの干物は天日干しでぜんぜん生臭くないのだ。身もしっかりしていて美味い。
当分スーパーの干物は食えない。石廊崎の景観も見にいく。岩の絶壁と激しくぶつかる波の迫力が素晴らしい。水もキレイ。
帰りは天城越え。狭くて見通しの悪い山道は相変わらずで今回も怖い思いをした。
よほどのことがない限り2度とこの道は通るまい。修善寺→沼津で激しい渋滞にはまり、東名へたどり着くまでがタイヘンだった。
東名を走っていると急に空が真っ暗になり稲光がひっきりなしに。東京では電車が止まってしまい大騒ぎだったそうな。
わしはお休みでヨカッタヨカッタ。
25日(水):
信州へドライブ。とっておきのラーメンを食べるために諏訪を目指す。
渋滞の名所、橋本の交差点を避けるために中津川のキャンプ場まで遠回り。
相模湖ICから中央道へ入る。朝は天気悪かったけど、きっちり晴れてくれた。
憧れの諏訪のラーメン屋へはピッタリ正午に着いた。
ランチタイムだけに待ちができていたけど、せっかくここまできたので待つ。
久しぶりのラーメンは身をよじるほど美味かった。来た甲斐があった。
午後はビーナスラインを通って白樺湖を通過し車山高原へ。リフトに乗って山を登り高山植物を楽しむ。
紫色のマツムシソウがとてもキレイだった。
高原のヒンヤリと冷たい空気が美味かった。乾いた空気は汗にならずとても快適。
リフトから眺めた大パノラマに大感激。
霧ケ峰から山を降りて諏訪湖のまわりをちょっとドライブ。
夜は茅野の美味い焼き鳥を満喫。炭火でパリパリに焼けた手羽先が白眉だった。
茅野駅そばのビジネスホテルに泊まる。まだ新しくてキレイで快適だった。
東京とは大違いの涼しさで気持ちよく眠れた。クーラーなしでも寒いくらいなのだ。
26日(木):
信州2日目。午前中は八ヶ岳農大でお買い物。新鮮な野菜を大量に買い込む。
ここの野菜はどれも身が大きくしっかりしていて美味い。しかも値段が安い。
今回ジャガイモがなくて残念。業者に買い占められてしまったのだろうか。
ほかにも卵、牛乳、アイスクリーム、ベーコン、ソーセージなども売っている。
ビニールハウスでお花も購入。ここのお花はその辺で売っているものよりも色彩が鮮烈なのだ。
その後は、国道299号メルヘン街道を通って八千穂方面へ適当にドライブ。
山道を延々と登っていくのだが、景色が開けているところが極端に少ない。
山の景色を楽しむのならヴィーナス・ラインの方に軍配があがる。
秋に麦草峠の白樺林が紅葉すればまた違った魅力があるのかもしれないけれど。
白駒池は通過して八千穂高原自然園でしばし休憩。
メルヘン街道の後は、コスモスがまだ咲いていないコスモス街道を通ってコンニャクの街下仁田へ。
下仁田から上信越道に入り、ひたすら帰る。途中、災害復旧工事で片道対面通行になっていた。
27日(金):
旅の休養にあてた1日。午後から自転車で町田へ。新しくできたブック・オフを見学。
品数の多さに圧倒される。特に読みたい本や聴きたいCDもなかったので、ざっと見るだけにとどめる。
町田の商店街はいろんなお店がいっぱいあって何度来ても飽きない。
28日(土):
特に何もなかった日。
早起きして何気なくラジオを聴いていたら、どこへも行く気がなくなってしまったのだ。
というのも、夏休み最後の土日ということで、早朝からあちこちの高速道路が混んでいるとの情報。
もしそうでなければ、東北あたりへ夏休み最後の遠征という色気もあったのだが。
結局、午前中は適当に自転車で体をほぐし、午後は横浜へ届いたCDを取りに行っただけ。
横浜行きは電車にしてしまった。さすがに自転車で行く元気はなかった。
29日(日):
自転車に乗って近所でお買い物。明日からの現実世界に対して準備態勢に入る。
この日は蒸し暑かったせいか、自転車に乗っているとやたらと汗がでた。
汗をかく気持ちよさを久しぶりに思い出した感じ。
夏休み最後の日。明日から現実の世界に戻るのかと思うと憂鬱になってしまった。
今回の憂鬱さはかなり深刻だった。
好きな時間に起きて、好きなときにご飯食べて、好きなところへ出かけて、好きなときに寝る。
なんて自由で快適な生活!この日が終わると、もう当分戻ってこないのだ。時間よとまれ!
さようなら、楽しい夏休み。終わってみれば、あっという間であった。
- 夜のお買い物はいとおかし('99年8月18日)
- 夏季限定でうちの近くのスーパーが夜9時まで営業している。
ふつうの時間に会社を出られれば、帰りがけにスーパーへ寄ることができる。
別に買わなくても、たくさんある品物をぶらぶらと眺めているだけで嬉しい。
閉店時間が近づいてくるとお総菜コーナーでは一斉に値下げが始まる。
たいていのものは半額になる。夏の庶民のささやかな楽しみ。
しかし、8月いっぱいでこの楽しみはおしまいなのだ。寂しいなあ。悲しいなあ。
多くの一人暮らしサラリーマン・OLのためにも年中やってもらいたいものだ。
- おばけ('99年8月17日)
- アレは確か自分が5〜6歳の夏だったと思う。
祖父の家で真夜中に見てしまったのである。
ホンモノのおばけ!
自分は小さい頃、祖父・祖母の家に預けられていたのだ。
そういえば、まだあの頃は蚊帳を吊って寝ていたなあ。
夜中にトイレへ行きたくなった。
真っ暗な廊下を怖いなあと思いつつも寝ぼけながら歩いた。
途中でなにげなく左手の台所を見ると、奥の窓から銀色の光がぼんやり見えた。
光は形をなしていなかったのだが、やがてその光は丸くなり、老婆の顔のように変化していった。
銀色に光る顔がにやぁっと笑いながら、横にフラフラと揺れつつ次第に自分に近づいて来るではないか!
うぎゃああああああ!!
わしは慌てて布団に戻った。
そのときトイレの用は無事済ませたのかどうか?今となっては覚えていない。
いまだに忘れられない強烈なお化け体験。
(書きながら寒気と鳥肌がたっているワタシでした)
- お盆('99年8月16日)
- 土曜日の夜に不思議な夢を見た。内容については生々しすぎてこの場では遠慮させていただきます。
さすがお盆だ。ご先祖様がうちに帰っていらっしゃったようだ。
科学ではまだ解明できていない不思議なことって、やっぱりあるものなのです。
- 夏はみじかし('99年8月12日)
- このところ昼間はとても蒸し暑いけど、早朝は涼しくて寝ていても気持ちがいい。
気がつくと、とっくに立秋を過ぎていた。朝の冷たくて爽やかな風は秋を感じさせる。
暦はだてについているわけではないのだ。
あああ、今年も泳がずに夏が終わってしまうのだろうか。
最後にいつ泳いだのか思い出せないほど、泳ぎとはご無沙汰なのであった。
そもそも今年は夏らしいイベントに巡り会えるのだろうか?
果たして???心配になってきた。
- まだ覚えている('99年8月5日)
- いつもの時間にいつもの場所へ行くと彼女はいた。
僕は思いきって彼女に声をかけた。心臓はバクバク。破裂しそう。
「ちょっとお話したいんですが。。。」
自分でもびっくりするくらいスムースにセリフが出た。やればできるもんだ。
不意を突かれた彼女はびっくりした顔。むこうは仕事中だから仕方がない。
「え?いいです。。」
ああ、否定のお言葉。膝の力が抜けていく。でもここで引き下がるわけにはいかない!藁をもつかむ気持ちで再攻撃。
「一度きりですから。」
意外にも彼女はニッコリと微笑んで、
「はい。」
ヤッタ!うおー!信じられない!まわりには人がいっぱいいたので、彼女を別の場所へ誘導する。
「好きな人とお話したかったんだ。」
と僕は歩きながらへんなセリフ。
「私も好きな人とお話がしたかったわ。」
と照れつつも彼女は言い終わると、彼女の顔がポッと赤くなった。うーむ。夢のようなお言葉!
僕たちはエレベータ前のベンチに座り、あることないことしゃべり倒した。
驚いたことに、彼女はベネズエラ出身だった。父親の仕事の関係で、幼い頃は世界中を転々としたそうな。
お話の最後に彼女の住所と電話番号を教えてもらう。一生懸命メモをとる。
言われた住所の漢字一字がどうしても思い出せない。
う〜ん、と悩んでいるところで目が覚めた。
去年見た真夏の夜の夢。。。
- 猛暑('99年8月4日)
- 真夏日がかれこれ15日続いているそうな。寝苦しい夜が続いているし、
確かにこのところ気持ちよく熟睡できたためしがない。
最近の不調はこの辺が根本的な原因なのであろう。
今朝のニュースで、アメリカでは40度以上の猛暑が続いていてバタバタと人が亡くなっていると伝えていた。
わしも'86年にテネシー州メンフィスで42度の夏を経験したことがある。
日差しの強さは日本と比較にならないほど強かった。
昼間はまともに目を開けていられないほどである。
空気そのものが焼けている感じで、
呼吸もまるで炎を吸い込んでいるような感じだった。
炎天下にクルマを停めておくと、ドアノブが火傷するくらい熱くなってしまう。
ボンネットで目玉焼きが焼けるというのは、ホントだなとつくづく実感したものだ。
ここまで気温が上がると家のクーラーもほとんど効かない。
日本でも体温より高い気温を記録する場合があるので油断はできない。
暑いだけで死ぬなんて情けない、などとバカにしてはいけないのである。
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