- 飛行機三昧の休日その2(2000年3月27日)
- 午前中にF−14を見た興奮が醒めやらぬうちに、午後は羽田空港へ出かけた。
飛行場のハシゴである。
飛行機に乗る予定はなく、ただ見に行くだけ。
我ながら物好きだなと思う。
最近、航空無線が面白くてよく聞いているということはあちこちに書いてきた。
特に羽田に離着陸する飛行機と管制塔のやりとりは、
飛行機の数が多いだけに絶え間なく聞こえてくる。
タイトな間隔で次々と離着陸していく様子がわかる。
しかし、飛行機の姿が見えない家の中で聞いていると、
交信の内容と実際の飛行機の動きがどう結びつくのかがわからない。
ぜひこれを確かめたくなったのだ。
午後2時過ぎに空港へ着いた。
京急の地下ホームからビッグバードへ登っていくと、
これから自分も飛行機に乗ってどこか遠くへ旅するような気分になってしまい、
気分がウキウキしてきた。
次回は、ぜひ自分も飛行機に乗るために空港へ来ようと心に誓った。
屋上の展望デッキは、日曜日ということもあって子供連れの家族が多かった。
どうやらポケモンが描かれたANA機が子供達に大人気のようだった。
埋め立て地の空港だけに海に囲まれていてかなり風が強く寒かった。
この日はRunway16L(C滑走路)が離陸に、Runway22(B滑走路)が着陸に使われていた。
展望台の北側にいると離陸・着陸両方の場面をいっぺんに見れて都合がよかった。
飛行機の往来の激しさは想像以上だった。
C滑走路で1機が離陸していくと、次の離陸を待つ飛行機がすでに滑走路に待機している。
離陸していった飛行機がまだ大きく見えているのに、間髪をおかず待機していた次の機が滑走を始めるのだ。
B滑走路も同様で、1機が着陸した場面が見えたかと思うと、
もうすでに後続の飛行機が降りようとしているのが視界に見えているのだ。
どちらも1分半から2分間隔である。
持ってきたレシーバーの電源をオンにして、まずはディパーチャー(離陸)の交信を聞いてみた。
たった今離陸して目の前を上昇していく飛行機に対して管制塔が指示を出す。
「Air System ○×△ Turn left heading 0-1-0.(エアシステム○×△は磁方位010へ左に旋回してください。)」
パイロットは受けたメッセージを反復する。
「Turn left 0-1-0 Air System ○×△(磁方位010へ左に旋回します。エアシステム○×△。)」
すると、管制官の言うとおりに飛行機が左にぐぐーっと北の方へ曲がっていった!
しかも交信のすぐあとに!!
じわーっと感動が広がっていった。
(つづく)
- 飛行機三昧の休日その1(2000年3月22日)
- 今回の日曜日は飛行機三昧の1日となった。
まずは午前中に厚木基地へチャリで向かう。
最近の土日はあまり軍用機が飛ばない傾向があるため、
ぜんぜん期待しないで行った。
なので、管制塔と飛行機の交信が聞けるレシーバーもあえて持っていかなかった。
大和駅付近に着くと基地の方からヒュルヒュルとアイドリング中らしき飛行機のエンジン音が聞こえてきた。
ヒュルヒュル音だけでは輸送機なのか戦闘機なのかさっぱりわからない。
10時ちょっと過ぎに基地の北側の沿道に着いた。
ただちにエンジン音の正体がわかった!
F−14トムキャットが1機、滑走路に向かっているところだったのだ。
うおー!
見たくて見たくてしょうがなくて夢にまで見たF−14が目の前をタキシングしている。
尾翼に描かれた黒い斜めのストライプが引き締まった印象を与えて格好いい。
くるっと後ろ向きに方向を変え、滑走路の一番端に待機した。
どうやらこれから南に向かって離陸するようだ。
レシーバーを持ってこなかったことが悔やまれる。
しばらくすると、F−14のエンジンから明るいオレンジ色の炎が輝きだした。
ズドンとドスのきいたアフターバーナーの爆音が辺りにこだまする。
爆音が周辺の建物に反響して戻ってくるため、自分の体が轟音に包みこまれるような感覚をおぼえる。
エンジンの炎がまわりの空気を攪乱し、陽炎が発生する。
機体の輪郭がゆらゆらとぼやけて見える。
まるで映画「トップガン」の一場面を見ているようだ。
スルスルっと滑るようにF−14は滑走を始め、あっという間に飛び立っていった。
空気の壁を突き破るかのようなベリベリベリベリという感じの凄まじい爆音がお腹にまで響く。
戦闘機が離陸する場面は何度見ても感動させられる。
F−14はわりと大きめな戦闘機だけにホーネットよりは迫力がある。
飛んでいった機影がまだ視界から消えないうちに、また別のF−14が滑走路にやってきた。
滑走路の端にしばらく待機したあと、同じように離陸していった。
久しぶりにF−14を間近に見れたおかげで、気分がすーっとした。
たかだか2機の飛行機が離陸する場面を見ただけで、こんなに爽やかな気持ちになれるとは。
トムキャットは数年後の退役がすでに決定している機だけに、
今のうちに見ておかないと後悔するぞという思いが強い。
期待しないで見に行っただけに、千載一遇のチャンスに出会えて喜びも大きかった。
(つづく)
- 鎌倉珍道中−次の日腰痛……(2000年3月13日)
- 週末に無謀な自転車乗りを敢行してしまった。
先週の休みは夜勤明けと悪天候が重なって思うように遠出できず、充分にリフレッシュできなかった。
今回こそはたっぷりエクササイズして、いい気持ちになろうと決心した。
昼ちょっと前にうちを出発。特にどこへ行こうとは決めずに、気の向くまま進むことにする。
いずみ野線にそって緑園都市→いずみ野→湘南台方面へ。
曇り空の下に広がる田園風景を快調にこいでいたら、いきなりアクシデント。
境川沿いのサイクリング道を走っているときに湘南台のあたりで前輪がパンク。
途方に暮れつつ駅方面を目指し、自転車を押しながら上り坂を歩いた。
駅の近くに自転車屋があるとよいのだが……。
いったん電車でうちに帰って、クルマで自転車を取りに来なくてはならないのだろうか。
ラッキーにも地区センターの付近に自転車屋を発見。
さっそく直してもらう。かなり腕のいい自転車屋さんだった。10分足らずであっというまに直していただけた。
コレで怖いものなし。
近くのラーメン屋でネギミソラーメンのランチ。
どかんと惜しげもなくモヤシとネギがのっかっていてなかなか美味かった。
食後は藤沢街道を南へ一直線。このままだと海へ出てしまう。
いつもとは違う道を行ってみたくなり藤沢の郵便局前で左に曲がってみた。
しばらく行くとJRの線路と平行に伸びている道に出た。
電車を眺めながらさらに行くと左手の丘に巨大な青白い顔が!
大船の観音様だった。右手にはルミネ。がーん!大船駅に出てしまった。
電車では何回か通ったことあるけど、自転車では初の快挙。
自分の足の力でここまで来て見えた観音様はそれなりに感動的であった。
帰り道がいまいちよくわからず、試しにモノレール沿いに進んでいったら、
深沢というところで相鉄ローゼンを発見。
まだ出来立ての新しいお店のようだったのでちらっと見学。
イタリアンの食材を扱う出店というかテナントが珍しかった。
店の前の道路はかなり混雑していた。
あまり広くない山道のようになってきて不安になってくる。
大仏隧道というトンネルがあった。え?大仏?もしかして……。
そういえば観光客らしき人たちにやたらと遭遇するようになってきた。
左手に鎌倉の大仏の入口が!?あららら、いつのまにかに鎌倉へ来てしまった。
けっこう混んでいたので見学はパス。さらに進むと右手に長谷観音があった。
そういえばこのへんのコースは大昔に遠足で来たっけ。
鎌倉は好きでたまに行くけど、大仏コースはいったい何年ぶりだろう。
小町通りに出ると、ようやっと安心できた。
自分の知っている道にやっとこさ出てこれた。
小町通りや鶴岡八幡宮はお客で溢れかえっていて、自転車は押して歩かないと危険な状態であった。
もうちょっと空いていれば、なにかおみやげを買う気になれたのだが。
甘夏ソフトや紫イモソフトを試す元気もなくなっていた。
というわけで、どこへ行くかはまったく決めてなかったのに、
気がついたら鎌倉へ来ていたという珍道中となった。
帰りは鎌倉街道→環状2号のルートで家路についた。
うちについたらバタンキューで動けなくなってしまったことは言うまでもない。
- どうしましょう?(2000年3月2日)
- 最近は朝の通勤電車の中で「通勤のお供」のネタを考えている。
ほかにやることナイからね。
「通勤のお供」に毎日ネタを投入してしまうと、
もはやこっちの「つれづれ〜」に関してはすっからかん状態。
たいした人生を送っているわけではないので、すぐにネタが尽きてしまう。
このふたつのコーナーの棲み分けも自分の中で不明瞭になってきた。
半年くらい休暇をとって充電したいですな。(何のための充電だー!?)
◆このところ厚木基地の飛行機が連日活発に飛んでいる。しかし平日のみ。
土日になるとぴたっと活動が止まってしまう。
なのでなかなかお目にかかれない。
F-14トムキャットを間近に見れたのはいったいいつだったか。
もしかしたら去年9月のWings'99以来ご無沙汰かもしれない。
あと数年で退役してしまう飛行機だけに、飛んでいる姿を目に焼き付けておきたいのだ。
◆読書もストップしちゃってるなあ。
朝ラッシュの電車では混雑が酷くて仕方がない。
帰りの電車ではまだ可能だ。でも、活字を追う気力がこのときすでにない。
ただいま、フェイ・ケラーマンの小説が上着のポケットに入っている。
まだまだ時間がかかりそうだ。
◆映画もぜんぜん見てないなあ。
買ったはいいけどまだみてないビデオがいっぱいあるのだ。
劇場へ最後に行ったのはいつだ?
◆今年は野球をせめて1回は球場で見たいなあ。
最後に見たのはいつだったか思い出せないくらい見に行っていない。
工藤か上原の登板を是非見てみたい。
◆鉄人坂井のラ・ロシェルに今年はまだ一度も行っていない。
横浜の行きつけのイタリア料理屋にも行っていない。
回転寿司の沼津港は未だ未体験。
二俣川駅にある銀だこの行列は衰える気配なし。
たまにはハングリー・タイガーで肉食べたい。しかし休業中。
わしにも喰わせろー!
◆なんだか自分のやりたいことがぜんぜんできてないや。どうしましょう?
- 羽田の場合(2000年2月16日)
- 現在勤めているところの上空にしょっちゅう旅客機が低空で飛んでくる。
羽田空港が目と鼻の先にあるので、ちょうど離発着する飛行機の通り道になっているのだ。
休み時間にこれらの飛行機を眺めているとなかなか面白い。
たとえば、これから空港へ着陸しようとしている飛行機を例にとると、
まず、やってくる飛行機の多さに圧倒される。
ほぼ1〜2分おきに降りてくるのだ。
ラッシュ時の山手線よりもタイトな間隔のように思える。
この前、航空無線を聞ける受信機を買ったので、
羽田の管制塔とパイロットのやりとりを最近よく聞いているんだけど、
ここでもそのすさまじさがよくわかる。
会話は基本的にすべて英語。緊急時には日本語が使われるケースもあるようだ。
ひとりの管制官がテキパキと複数の飛行機相手に次々と方向、速度、高度等の指示を与えているのだ。
たまに女性の管制官もいるみたい。
休みなしに機関銃のごとく指示をだしている様はすごいですよ。
よく頭がこんがらがらないなあと思う。
ひとつ間違えたら大事故になりかねないわけで、
管制官の方々は胃に穴の空くようなストレスにさられているに違いない。
会話の最後にかわされる"Good day!"や"Good night!"の挨拶が、聞いていて気持ちがいい。
んでもって、
同じコースを通って次々と降りてくるのだが、
よーく気をつけて見ると、パイロットによってそれぞれ飛び方にクセがあることに気がつく。
東の空から低空で飛んできて、ちょうど自分が見ている真上辺りで南にターンしてそのまま滑走路へ降りていく。
その曲がり方ひとつ見ても、ものすごく角度をつけて強引に曲がる人もいれば、
丁寧にゆっくりと曲がる人もいる。
その日の風向きによって着陸のコースにも変化があるようだ。
しかし、羽田で見れるのは所詮旅客機。
機体は大きいけれど、音は静かだしスピードもゆっくりだ。
厚木の戦闘機の凄まじい爆音とスピードのを知ってしまうとやはり物足りない。
現在、夜間離発着訓練が行われているので一度は見に行きたいものだ。
離陸するとき夜空に輝く紫色のアフターバーナーの炎がキレイなのだ。
早い時間におうちへ帰れるとよいのだが。
- 買い物で憂さ晴らし(2000年1月31日)
- 今回の週末は久しぶりに無駄遣いの買い物してストレス発散しました。
★29日(土)★
前々から欲しかったエアバンドが聞ける受信機を探しに久しぶりに秋葉原へ行った。
あっ、とりあえず「エアバンド=航空無線」とご理解ください。
厚木基地にどんな飛行機が飛んでいるのか情報を得るために欲しくなったわけです。
12時半頃、秋葉原に到着。
とりあえず、ラオックス近くのラーメン屋で腹ごしらえ。
味噌ラーメンはひと味足らなくていまいちだったが、
キムチチャーハンはパラリと仕上がっていて美味かった。
食後、無線屋を探すがなかなか見つからなかった。
下調べをしないで行ったのが大間違いだった。
秋葉原にいっぱいあった無線屋がことごとくパソコン屋に変身していた。
10数年前の記憶はまったくアテにならなかった。
かなりあやしげなジャンク屋市場みたいなところで、ようやっと目的のものを発見した。
ポケットサイズで100kHz〜1300MHzの周波数をカヴァーし、オールモードで受信ができる優れものなのだ。
技術の進歩はすごいや!
ちょっと昔までは、かなり高価で大きめの受信機でないと不可能だったことが、
いまや手のひらサイズで可能になってしまった。
値引率がまあまあだったので、そこで買うことに決めた。
その後、スキャナを探しにあちこちのパソコン屋を冷やかした。
地元の店の方が安いようだったので、いったん横浜へ帰ることにした。
いったんうちに帰って一休みしてから、夕方にクルマで地元の電気店へ行った。
目的のスキャナを早速見つけて購入。これで電気製品をふたつも買ってしまった。
大きな買い物は久しぶりだ。
この日は受信機の使い方を覚えるので精一杯だったので、スキャナは次の日にいじることにする。
★30日(日)★
午前中にさっそくスキャナを箱から出してPCにつなげる。
説明書に従いセッティングしていくと、とんでもないことが判明した。
うちのPCのWindowsバージョンがちょっと古いらしく、
そのままでは使えないらしい。
うむむ、ナニゴトも1回では済まないジンクスがここにも!
USBナントカをバージョンアップしなくてはいけないらしい。
PC本体の説明書を探して連絡先を見つけなくてはならない。
ところが、その説明書が行方不明のため、
泣く泣くこの日のスキャンは断念となってしまった。トホホ。
11時過ぎに自転車ででかける。
三ツ境ローゼンで朝御飯用のパンを買ったあと、そのまま横浜へ直行。
国道16号を真っ直ぐ進み約1時間で横浜に着く。
N進でCDを2枚買う。
目的のちょっとマニアックな1枚が店頭においてなかったので取り寄せを頼んだ。
ジョイナスの本屋で無線関係の本を探すが、いいのが見つからなかった。
ダイアモンド地下街の有隣堂へ行ったら、すぐに見つかった。
「周波数帳」という分厚い本。これは例の航空無線の周波数を調べるための資料として必要なのだ。
あと、JWINGSという雑誌をなにげなくパラパラとめくってみたらF-14トムキャットの特集だった。
予定外だったけどこれも買う。
うーむ、土日あわせてかなりの出費になってしまった。
でも、滅多にこんな無茶するわけではないからたまにはいいのだ、と半ば自分自身に言い訳する。
夕方に緑園都市へ自転車で散歩。
西の空から厚木基地からの離陸する爆音が聞こえてきたが、
さすがにそっちへいく元気はすでになかった。
緑園都市のローゼンを冷やかしたあと大池公園へ。
大池公園の梅はまだ一分咲きだった。
来月が楽しみだ。
万騎が原の丘を越えてローゼン二俣川店へ行き、ジュース類を買いだめする。
こうしてのんびりと週末を過ごせるのもこれが最後なのかなと思うと憂鬱になってきた。
- 逃避願望(2000年1月26日)
- いやなことがあって落ち込んでいるとき、現実から逃げたいという願望がむくむくと大きくなっていく。
過酷な現実に立ち向かうのを、なるべく後回しにして避けようとする傾向が、わしにはあるんですな。
そういえば、夏休みの宿題はぎりぎりまで手をつけなかったなあ。
8月末にひいひい泣く羽目になるのはわかっているんだけど。
毎年懲りもせず同じ目に遭っていたものだ。
お休みの日は、会社がある東京へはぜったい近づきたくない。
仕事のことなど考えたくもない。
海でも山でもいいから、現世とは隔絶されたところへ行って心の安らぎを得たい。
遠出できないときは、住み慣れた横浜の街を堪能して心を落ち着けることにしている。
ふだんの平日もそうだ。
仕事が終わって会社から1歩でも外に出た時点で、仕事に関する思考を一切シャットアウトする。
あとは遊ぶことと休息することしか考えない。
このところ、いやなことが続いているのでもっぱら酒に逃げているワタシ。
といっても、強いアルコールは飲まないけどね。
平日はビールかチューハイ。週末にワインをいただく程度。
酔っぱらって思考を麻痺させることによって現実から逃げる。
もちろん、逃げているだけで、決して根本的解決にはならない。
「わかっちゃいるけどやめられれない」わしの逃避癖なのであった。
このホームページだって、わしにとって最大級の逃避道具である。
結論:ゆるげんのバカと現実逃避は死んでも治らない。
- 愛の貧乏脱出大作戦(2000年1月25日)
- 人に仕事を教えるのってタイヘンだ。
教える相手が積極的な場合は比較的楽である。
疑問に思うことはガンガン質問してくれるからね。
こっちも、教え損なったことをそこでフォローできるし。
教わる方の態度が熱心だとやる気が伝わってきて、教える方も自然と真剣になりますね。
ところが、やる気のない相手を教えるのはストレスがたまる。
こっちが一生懸命教えてるのだから、教わる方もそれに応えて欲しいわけ。
わかっているのか?それともわかっていないのか?反応がないのも困る。
こちらとしても、自分の教えたことがどこまで伝わっているのか不安になってくる。
わからないことがあったら、遠慮せずガンガン訊いて欲しい。
前に教えたことを2度も3度も訊いてこられるのも、けっこういらいらする。
ちゃんとメモっておけよ。俺の前であくびすんなよ。
テレビ東京で放映されている「愛の貧乏脱出大作戦」における達人の気持ちがよーくわかる今日この頃であります。
切れますよ。あれは。ほんとに……。
そうえいば、ダメなお店って共通のパターンがありますね。
ご主人のやる気のなさ、いい加減さ、実力とは反比例するプライドの高さ。
教える相手が新米ならまだしも、一応その道ン十年やってきた人なわけだものね。
達人が長年精進して身につけたワザを教えてくれるわけだから、
貪欲に吸収して欲しいよね。
ふつうは教えてくれないよ。修行時代はみんな下積みしながらワザを盗んでいくんだ。
でも、たいていはやる気ないんだよな。
というわけで、切れ気味のゆるげんでした。先生は向いとらんかも……。
- すきゃな(2000年1月24日)
- 日曜日の午後は雨だった。
自転車で遠出したかったけど、とても無理なお天気だった。
そこで、横浜へ行って前から欲しかったスキャナを物色することにした。
Yカメラ、N進等、一通り見てきた。
しかし、地元のWマンが結局いちばん安いようだった。
今度の週末あたりに、買ってこようと思う。
スキャナを手に入れたら、厚木基地の航空祭やネコの写真を掲載する予定。
ゆるげんの素顔も!?
どうなるかわからんけど、お楽しみに!
- 読書(2000年1月17日)
- 去年読んだ本の数を数えてみた。たったの12タイトル16冊。愕然!
近年まれにみる少なさ。自己ワースト記録樹立ではないだろうか。
もっと読めたような気がしたけど、気のせいだった。トホホ。
まあ、確かに去年は悪い出来事が多すぎた。
この数字からいかに精神的ダメージを受けていたかがよーくわかる。
精神的に弱っているときは、読書なんてまったくできない。
たとえ読んでいても、内容がまったく頭に入っていかない。
目では活字を追っていても、いつの間にか別のことを考えてしまい本に集中できない。
同じ箇所を何度も読んじゃったりして、まったく進まないのだ。
そのうち、細かい活字の存在がかったるく思えてきて、
本を手にすることすら敬遠してしまう。
去年はそういう状態が長かった。
果たして今年は何冊読めるだろうか。
1月半ばまではナニゴトもなかったので順調にきたが、ここにきて雲行きがあやしくなってきた。
かつては年間100冊以上読んだこともあったけど、今となっては夢のようだ。
読みたい本が山ほどあるのにな。
去年のお正月にブックオフの100円コーナーで買った本がいまだ消化できていない。
昨日も古本屋で4冊買ってしまった。ジョン・グリシャムとフェイ・ケラーマン。
読まなくてはならない本がどんどんたまっていく。
それはそれで幸せなことであるけれど、オアズケは悲しすぎる。
本をいっぱい読んで知的に豊かになりたい。ただそれだけ。
こんなささやかな願いも、こんな世の中では贅沢なのかもしれない。
なんとかしたい!
- 厚木の飛行機(2000年1月12日)
- 前回からの続きのようなお話。
そんでもって、病に伏せっているときに限って、大好きな飛行機がぐわぐらいっぱい飛んでいるのだ。
わしは飛行機を見に行くのが大好きなのだ。どうやら昔見た映画「トップガン」の影響らしい。
飛行機の写真を撮るマニアックな趣味はまだないけれど、間近で見るだけでとりあえず満足の人である。
うちから自転車で約30分、クルマで約15分のところに厚木基地がある。
ここは海上自衛隊とアメリカ海軍が共同で使っている飛行場なのだ。
米海軍の空母キティホークが横須賀にやってくると、その艦載機が大挙して厚木基地やってくる。
もちろん「トップガン」でトム・クルーズが乗っていたF-14トムキャットもやってくる。
クリスマス休暇中から1月2日まで、軍隊もお休みだったらしくとても静かだったのだが、
わしが発熱し出した3日からいきなり空が賑やかになってきた。
厚木基地で戦闘機の離発着があると、爆音がうちまで聞こえてくる。
なので、活動があればすぐわかるのだ。
熱にうなされながらも、西の空からぐわぐわと爆音が聞こえてくるとにわかに血が騒ぎだし、見に行きたいムシが騒ぎ出す(←バカ)。
「う〜、見に行きたいよう。でも具合悪いよう。」と悶えまくってしまった。
1月10日に病み上がりのリハビリを兼ねて、自転車で厚木基地まで行ってきた。
寝たきりで弱ってしまった筋力と心肺能力を取り戻すのだ。
幸いにも、この日は天気が良くて風もあまりなく比較的暖かだった。
朝から爆音が聞こえていたので嬉々として基地に向かった。
自分が基地に着いたときは、小型の静かなジェット機が1機、離発着訓練を行っていた。
基地の沿道にはまるで「武器」のような凄いカメラを持ったマニアたちでいっぱいだった。
みんなよく知ってるなあ〜。
しばらくぼーっと待っていると、ぎゅわわわーんと強烈な爆音とともに南の空から猛スピードで戦闘機がやってきた。
F/A-18ホーネットだった。いよっ、待ってました!
NF305、NF311の番号を付けた2機が西の空に1回旋回して、そのまま基地に着陸していった。
われわれの頭上すれすれを通り過ぎるときの爆音は、お腹の底にまで響く凄い音。
これを聞きたかったのだ。
さらに数十分待っていると、また別のホーネット2機がやってきた。
今度のはNF301、NF314で、2回ほどタッチ・アンド・ゴーをサービスしてくれた。
よかったよかった。世は満足じゃ。おかげさまで寝たきりの鬱憤を晴らすことができた。
後日知ったのだが、この日はF-14や派手なペイントのCAG機NF300も飛んでいたらしい。
もうちょっと早く現地入りしていれば見れたのだ。
最近、飛行機と管制塔のやりとりが聞ける受信機が欲しくて仕方がない。
これがあれば、何が飛んでいるかの情報がリアルタイムでしっかり得られるのになあ。
- のっけからつまづいた(2000年1月11日)
- 2000年は快調な滑り出しとなった。ウソ、とんでもないスタートとなってしまった。
1月2日の夜からゾクゾク寒気がしてきた。
ヤバイなと思って慌てて寝たが、ときすでに遅し。
いったん発病したら、いくところまでいくのがインフルエンザ。
夜中に気分が悪くて目が覚めてしまいトイレに直行。
吐いて下痢。次の日1月3日は頭痛が酷く、寒気が止まらない。
午後から発熱38.7度。いよいよ本格的な病人と化した。
熱出すなんて何年ぶりだろう?
思い出せないくらい久しぶりだ。
何がつらいって、胃がむかついてぜんぜん食べられないこと。
いつもは食べて風邪を治してしまうのだが、今回はこれができない。
正月だけに医者はやっていない。
買い薬飲んで、自分の基礎体力と抵抗力で勝負なのだ。
4日も熱が出て同じ様な状態。頭痛が酷いので音楽すら聴く気になれない。
5日は仕事始め。意を決して出社することにする。
が、相鉄線の中で気持ち悪くなってしまい玉砕。
混雑はそれほどでもなかったが、酸欠状態で脂汗。吐きそうなのを懸命にガマン。
横浜で引き返し、そのまま病院へ。まだ熱があること判明。やっぱ無理だった。
6日も熱が下がらずお休みした。
というわけで、貴重な冬休みは布団の中で過ごすことになってしまった。
強制的に寝正月。
自分のミレニアムってこれかい?
2000年はいったいどんな年になるのであろうか?
スタートからコケただけに心配になってきた……。
あまり期待しないでおこう……。トホホ。
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