Diary of A Not-So-Madman
たーげぶっふ

January Part2

レベル3へ筆記テストの結果は!?(2002/1/15)
ちょうど3連休だったので、 本当ならば土曜日にテスト→日曜日に結果判明→月曜日に初レッスン! という構想を描いていた。 ところが、突如として土曜日に働かなくてはいけなくなってしまったので、 1日ずつずれてしまうことになった。なんてこったい!
あーあ、いやだいやだ!いつもこーだもんな!! 英語を邪魔されるのは心から腹が立つ! テストが遅れれば、次のレッスンが受けられるのも遅れてしまう。 レッスンのブランクが開いてしまうと英語感覚が鈍ってしまうのがイヤだ。 3ともなると、ガンガンにしゃべれる生徒サンばかりだろうし、 英語がなかなか出てこなくて「あわわ」状態はなんとしても避けたい。 必ずやこの週末に試験を受けて結果を出しておきたかった。
とりあえず、日曜日に早起きして午前中に勉強を終わらせ、 お昼頃に試験を受けて午後を有効に使おうと計画した。 しかし、2週連続の休日出勤でボロボロに疲れた体はいうことをきかなかった。 なんだかんだで9時半くらいまで寝坊してしまう。 前日までに約半分のユニットの復習は終えていた。 あと半分をなんとか仕上げなくてはならなかった。 文法事項と語句をチェックしていっただけだけど、結局、全40ユニットを見終わったのは午後2時ちょっと前。 かなり時間を食ってしまった。 ワークブックにはとてもじゃないけど手を出すヒマがなかった。 お昼ごはんは食べずにそのままNへ向かう。 お腹いっぱいになると眠くなってしまうし、 時間をおいてしまうとせっかく勉強したことを忘れてしまうような気がしたので。
ほぼ2時きっかりにNへ着いた。 レベルアップ推薦状とひきかえに試験用紙を渡され、いつもの狭いブースに案内された。 一人しか座れない狭いブースに閉じこもり問題を解いていく。 まず最初に目に飛び込んだのが最後の長文問題。 細かい活字でびっしりと英語が!見たこともない難しい単語ばっかり。 のっけから頭がクラクラしてきた。 まわりの教室でレッスンが盛り上がっていて笑い声などでかなりうるさかった。 集中したくても集中できない。耳栓が欲しかった。 人がうんうんうなりながら頭を抱えている最中に、 レッスン終了のチャイム。 ブレイクが突然わしの部屋に乱入してきて、ちょっかい出してきた(笑)。
最初のパート1からかなりの手応え。 問題の文に対して、正しい受け答えをしている文を四者択一で選ぶもの。 最初のうちは、集中できなかったこともあってぜんぜんわからなかった。 時間制限がないので、とにかく落ち着いて1問1問確実にかたづけていくことにした。 何度も問題の文章を読んでいるうちに、心がだんだんと落ち着いてきて設問の文法的誤りなどが見えてきた。
パート2の正しい語句を選ぶ問題は楽勝だった。 きっちりやっておいた復習が活きた。このパートだけはスラスラと解答。
パート3は文法的に誤っている箇所をマークする問題。 10問のうち何問かはかなりてこずった。 いくら考えてもわからない問題には諦めてあてずっぽでマークしておいた。
最後のパート4の長文問題は超難解。 見たこともない難しい単語がいっぱい。 文の構造も複雑で1回読んでもぜんぜん意味がワカラン! ちょっとだけパニックに陥る。 70%以上正解していれば合格なので、 パート1から3までほぼ正解していれば、ここの10問を全部はずしても大丈夫な計算。 とはいえ、前の問題がきっちりできているかどうかぜんぜん自信なかったので、やはりがんばって対決することにした。 とりあえず、文章の主語と述語だけでも把握することにした。 文の構造が明らかになってくると、おぼろげながら文章の意味がわかってきた。 わからない単語もなんとなく類推できるような気がしてきた。 結局、6〜7回は問題文を繰り返し読んだかも。 選択肢の文も難しくて解読にタイヘン。 とりあえずここも全部マークしたけど、自信はまったくなし。
計50問全部解答したらもうクタクタ・ヨロヨロ状態。 もう一度自分の解答を見直す元気もなかった。 もうどうなってもいいや!って感じで試験を受付に提出。 時計は夕方の4時を回っていた。 およそ2時間ほどねばったことになる。
Nのある建物を出ると世の中は薄暗くなり始めていた。 日曜日は試験の準備と本番だけで終わってしまった。 うちに帰っても頭がグワングワンして、何もする気力が起きなかった。

明くる月曜日は午前中から厚木基地へ初詣。 朝から戦闘機の爆音が聞こえてきたので、 今年初めての飛行機ウォッチング@厚木へ出かけることにした。 この模様は別の機会に詳しく書きます。
厚木から帰リ道にそのままNへ直行。 夕方5時ちょっと前にNに着いた。 受付にはちょうどジュリア(仮名)がいた。ヨカッタ。 彼女はわしをNの世界へ引き入れた張本人である。
結果は「合格」!!
晴れて正式にレベル3決定!!
今まででいちばん嬉しい合格だ。 今回ばかりは受かっているかどうか自信がぜんぜんなかっただけに、 喜びも大きかった。
うちへ帰ろうとするソーントンが通りかかった。 3に上がれたことを伝えると祝福の握手してくれた。 「今夜はビールでお祝いだね」
そうそう、彼とはいつもビールの話をしていたような気がする。
わしらが大騒ぎしているのが聞こえたのか、スタッフ・ルームからパムが出てきた。 パムにも喜びを伝える。 そしたらブレイクとビルも出てきてくれてみんなで祝福してくれた。 いい人たちに囲まれてとても幸せな気分。 ブレイクは「オレがテストをチェックしたんだよ」 と言ってきたので「何点でした?」と聞いたら 「90点!」
うひゃーっ! ウソみたい。ギリギリの点数かと思っていたのにそんなにできていたとは! ジュリア(仮名)とよもやま話ししつつ、さっそくレベル3のレッスンの予約をとってもらう。 予約の手続きをしていると、改めて実感が込み上げてきて興奮度が高まり顔が紅潮してきた。 正直なところ体が震えてきた。
こんなに嬉しい出来事ってほんとに久しぶり。 3のレッスンが心から楽しみだ。 嗚呼、一刻も早くレッスンを受けてみたい。 夜はスパークリング・ワインでしみじみとお祝いしました。
また野望に一歩近づいた!
成田で冬の稲妻(2002/1/10)
★1月2日(水曜日)★
暮れにゴタゴタがあったにもかかわらず、 懲りもせず成田へ。 今回はR34エンド付近にある「さくらの丘」公園を見つけるという目的があった。 その公園で飛行機を見ている分には機動隊に絡まれる心配はないだろう。 しかし、 空港の周りにはこの公園への道順を示す案内がいっさいない。 手持ちの地図にも載っていない。 なので、出かける前に航空雑誌で入念に場所を調べてから出かけていった。 「三里塚」の交差点さえしっかり頭に入れてマークしておけば大丈夫のようだ。
首都高湾岸線→東関東道経由で成田へ向かう。 行きの道路はわりと順調だった。 しかし、自分とは反対方向の東関東道では、すでに激しい渋滞が起きていた。 帰りが思いやられる。 出かけるときは晴れていたけれど、成田に近づくにつれて空模様はだんだんあやしくなってきた。 濃い灰色の雲がどんよりと見えてきた。 成田のインターチェンジに着いたところでエアバンドをチェック。 R16からR34へのランウェイ・チェンジがちょうどアナウンスされていた。 そうなると、どうしても「さくらの丘」を見つけなくてはならない。
高速を降りると、 さっそく国道で成田山へお参りに行くクルマの激しい渋滞が起きていた。 さすがお正月。
R16エンドにある「さくらの山」へ行くためのあやしい細い道へ入っていき、 三里塚の交差点まで進んで左折。 そのまま道なりに進んでいくと、あっさりと「さくらの丘」は見つかった。 なんだ!ポイントさえキッチリ押さえておけばなんてことはなかったのだ。
さくらの丘

丘に登ると滑走路のR34エンド(南端)が見えた。 納庫前に駐機している日本のエアライン機が何機か見えた。 離陸待ちの飛行機が目の前までやってくる。
ノースウェスト

南の空からゴンゴン飛行機が降りてくる。 管制塔からテイク・オフのクリアランスが出ると、 飛行機はエンジンの回転数を急激に上げて滑走していく。 なかなかいい場所だ。 ただし、デジカメで撮るにはやや距離が遠い。 空港のR16エンド (北側)にある「さくらの山」のほうが飛行機に近いような気がした。
R34END2 R34end3 R34end4
時間が経つにつれ、風が強くなりどんどん気温が下がっていった。 どす黒く分厚い雲が上空を覆いだすと、やがてポツポツと降ってきた。 雨からみぞれ、そして雪へと変わっていった。 空が夜のように真っ暗になってしまい、とてもじゃないけど写真を撮れるコンディションではなくなってしまった。 やがて雷まで鳴った。 昔流行ったアリスの「冬の稲妻」を思い出してしまった。
空港上空でもウィンド・シアが激しくて、 飛行機がかなり揺れているらしい。 管制塔は着陸した飛行機に対して揺れや風の情報を逐一ヒアリングしていた。 そして、管制塔は前の飛行機から得た情報を後続の飛行機に伝授していた。 なかなかの大忙し。 やがて滑走路がクローズになってしまったので、 わしも引き上げることにした。
帰り道は予想通り大渋滞にはまってしまった。 東関東道をとるかアクアラインをとるかで大いに悩んだ。 行きに東関東道の激しい渋滞を見ていたので、 木更津経由アクアラインへ行ってみることにした。 ところが、宮城野JCTの段階で事故渋滞。 木更津の前でも大渋滞で、結局うちへ帰るのに4時間もかかってしまった。 倍以上の高い高速料金を取られて、しかも夜でぜんぜん景色も見えなくて、まるでバカみたい。 こんなんだったら、東関東で帰ればヨカッタと後悔しても遅かった。
「さくらの丘」が無事見つかったのが収穫だったけど、 やはり空のコンディションのいいときに見に行きたいものだ。
元旦は羽田へ(2002/1/8)
★1月1日★(火曜日)
早起きして初日の出を見に行こうと計画していた。 また今年も羽田空港の展望デッキでご来光を拝もうと。 ところがあまりの眠さと寒さに負けてしまい、寝過ごしてしまった。 しかし、これが大正解だったのだ。 空港の警備強化のため、今年は初日の出のために展望デッキが解放されなかったことを 後で知ることとなった。 9月11日の米国同時多発テロ事件以来、世の中はすっかり変わってしまったのだ。 事件の影響がこんなところにも及んでいたとは。 ふだんも午前8時から夜20時までと展望デッキのオープン時間が制限されているらしい。
初日の出は見逃してしまったけれど、 ひまつぶしに午前中から羽田空港へ行ってみることにした。 地元の駅は信じられないくらいガランとしていた。 さすがお正月モード。いいお天気も手伝ってまったりとした雰囲気。 京急で空港へ。
空港の本屋Fで「Hawk/five team 空母キティホ−クとCVW−5写真集」 を発見! この本屋Fでは一般の雑誌や文庫本のほかに、飛行機マニア向けの専門誌が揃っているのだ。 この写真集は普通の本屋ではのきなみ売り切れ続出だったらしい。 どこにもないということで、マニアのWEB上で一時期大騒ぎだったのだが、 見事ゲットすることができた。 今年は元旦からなかなか好調な滑り出しとなった。ホクホク。
空港の出発ロビーはなかなかの混雑。 おせち料理やお雑煮にあまり興味ないゆるげんは、空港でカレーのランチ。 JASの出発カウンターの向かいにあるいつものお店で「特製ビールカレー」580円也をいただいた。 いつもと変わらない味で美味かった。
ビッグバード中央にある 展望デッキへ登るエレベーターのところに張り紙がしてあって、上述の「今年の日の出解放は中止」を知る。 寝坊して見逃した悔しさは、諦めと安堵に変化した。
デッキにでると、空港の敷地の広さ、飛行機の多さ、トラフィックの激しさにいつも圧倒されてしまう。
羽田のターミナル

デッキもなかなかの賑わい。 ANAのフライト・アテンドさんがご家族と一緒に記念撮影している姿があった。ほのぼのとした光景に心が温まる。
B747 ミッキーマウス

この日はR16LアプローチとR22アプローチとで頻繁にランウェイ・チェンジが行われていた。 電車で来てしまったことを後悔した。 クルマならばそのまま城南島へ行けるのに。 デッキからデジカメで飛行機の写真を撮ってみたけど、 R16Rから離陸する飛行機は逆光になってしまい、あまり具合がよくない。
JASの離陸
R16LやR22に着陸する飛行機はデッキから遠すぎる。 城南島に行けばもっと近くで写真が撮れる! いったんうちに戻って、クルマで城南島へ行くことに決めた(汗)。 (ふつうやりませんよね。こんな無謀なこと。) 城南島へ着くまでにR34へランウェイ・チェンジされないことを祈った。
首都高横羽線経由で再び空港の前を通りつつ城南島へ。 城南島公園ではまともに海風が吹き付けてかなり寒かった。 飛行機はR22アプローチ!ラッキー! 一般人が羽田の飛行機にもっとも近づけるTPOは、 まさにR22(B滑走路)に降りてくるときの城南島なのだ。 公園の目の前を間髪おかずガンガン飛行機が降りてくる。
R22の降り

手がかじかむのに耐えながら飛行機の写真を取りまくった。 冷たい海風は容赦なく体温を奪っていった。
B777 B747ミッキーマウス

デジカメの容量がいっぱいになるまで粘ったら、だいぶ空が暗くなってしまった。
   
ankB737 レインボーセブン

体の芯まで冷え切ってしまい、クルマに戻ってもしばらく震えが止らなかった。 暖かい南風が吹くころになったら、またここに来たい。