Diary of A Not-So-Madman
たーげぶっふ

June Part2

ハシゴはつらいよ!その2(2002/6/26)
6月23日(日曜日)
午後2時前にHへ着いた。 プレミアムコースのお金を払って、自分のカードと生徒番号をもらった。 これにてメデタクわしも正式にHの生徒サンとなってしまったのであった。
記念すべき最初の授業は何にしようか?かなり迷った。 まだここのシステムがぜんぜん飲み込めてないし、 先生方の人となりもぜんぜんわかっていない。
とりあえずテリー君のビギナー英会話に出てみることにした(汗)。 ここの英会話コースはビギナー、初級、中級の3つに分かれている。 レベル分けは自己申告制。どのクラスに出るのかは生徒さんの自由なのだ。 Hでは初心者向けのレッスンでもかなり高度なことをやると脅かされていたので、 いちばんやさしいビギナーに出てみてどんな感じなのかをとりあえず確かめることにした。
テリー君という若者が講師だった。 レッスンが始まってから5分くらいで早くもビギナーに出てしまったことを後悔した。 うわっ!場違いなところに来てしまったと……。
テリーが配ったプリントを元にレッスンが進んでいったのだけど、
"Any question?"
と彼がプリントの内容について生徒全員に向かって訊くわけ。 生徒さんからどんな質問が飛び出すかでどれくらいのレベルかがわかってしまう。 だいたいNでいうところの7〜6といったところでしょうか。 テリーもため息とは行かないまでも、つまらなそうにしてたし。 まったりとした雰囲気であまり面白くなかったです。 わしがビギナーに出ることはもうないでしょう(合掌)。
ふたつ目はINAさんのMovie。
ここの看板レッスンだけあって教室は満杯となった。 まだ新参者なのに一番前の席に陣取ってしまった自分。むふ。
INAさんとコンビを組むのは先ほどのテリー君だった。 とりあげられた素材は先週と同じくマイケル・J・フォックスのテレビ・シリーズ"Spin City"。 ひととおり映像を見た後、INAさんがセリフをひとつづつ解説していく。
重要度の高い表現については、
「他にどんな言い方ができますか?」
と、生徒さんが当てられる。ひとつだけじゃなく、
「他には〜?」、「他には〜?」とどんどん当てられる。
今回は常連の生徒さんが主に当てられていたようで、 自分は一度も当たらなかった。 当てられたところで、自分は今のところ何も答えられないのでセーフ! 表現の幅を広げることに重点が置かれているのでとても嬉しい。 Movieに参加していれば表現の「引き出し」をがんがん増やすことができそうだ。
"I'm flattered."
って「うれしいです」っていう意味だったんですね。 これくらいのことでいちいち「おーっ!」と感動してしまった。 わしの英語は所詮その程度なんですよ。たいしたもんじゃございません。ええ。
「このセリフは何歳レベル!」
っていちいち言ってくれるのも面白い。 メルマガの"Lesson Boy"をナマで体験しているような感じ。 「正解でーす」もナマで聞けたし……。
Nでは絶対教えてくれないエッチな言葉や喧嘩言葉もやってくれるのが嬉しい。 とにかく、何もかもが新鮮だった。 こういうのずうっとやりたかったんだよね〜。 映画"Good Moring Vietnam"でロビン・ウィリアムズが現地のベトナム人向けに英会話を教える場面があるんだけど、 そのシーンをしみじみ思い出しながら聞き入ってました。はい。
3つめはSeita氏のNews。 今回は、社会的に高い地位に就いている女性が子育てのために仕事を辞めるお話。 CBS?か何かのニュース素材を見た後、 文章を日本語に訳していく。 一番長いセンテンスがよりによって自分に当たってしまった(汗)。 よちよちしつつも何とかこなしたけど、あんなんでよかったのだろうか? Seita氏に「ゴクロウサマデシタ」と言われてしまう(汗)。 ここでも、重要そうな単語に対して他にどんな言い方ができるかを見ていく。 おそらくこれがHの基本方針なのであろう。 ボキャブが増えそうでとても嬉しい方針である。
最後にディクテーションが行われるのだけど、 これがぜんぜんメロメロ。 ナチュラルスピードの英語を聞き取って書くなんてやったことないから、 ぜんぜん追いつかない。 ビデオを何回かリピートしてくれたけどダメだった。 もし、これを当てられたら万歳でしたね(自爆)。 先ほどのMovieでINAさんがおっしゃられた言葉が思い出され胸に突き刺さった。
「日本人向けにゆっくり話された英語を聞いてわかったような気になっていてはだめで〜す。 ネイティブ同士で交わされている早口な英語が理解できなければ本当にわかったこになりませ〜ん。」
すみません。わしが悪うございました。 Nで講師が話してくれる英語と、本当の英語はまったく別物なのである。 レベル3が相手でもやはり彼らは手加減していたのであった。 本当の英語がきっちり聞き取れなければ、TOEICでも満足のいく点数は取れないであろう。 そう悟っただけでもわざわざHへ来た甲斐があったというもの。
結局、この日はNで2レッスン、Hで3レッスンと英語漬けの1日となった。 あともうひとつSeita氏のMovieに出る手もあったが、 疲労がピークに達し頭痛もしてきたのでこれでお開き。 英会話スクールのハシゴも楽じゃない。 あとはいつものメンバーでお茶しました。まる。
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ハシゴはつらいよ!その1(2002/6/25)
6月23日(日曜日)
朝10時から英会話2レッスン(トニー→ブレイク)
休日出勤があった週。 それだけに土曜日の夜は疲労が酷く、トルコ対セネガルのサッカーも見ずに寝てしまった。 キックオフのとき、すでに目を開いていられない状態だった。 朝起きても疲れがずっしりと残っていて頭がボーっとした状態でNへ向かった。
トニーのレッスン中もずうっと調子悪かった。 眠いし、頭が重いし、簡単な単語も思い浮かばない状態。 残り15分くらいの終盤に来てようやっと調子が出てきた感じ。
"The Circus Is Coming"のユニットで未来完了の受身の練習をする。 サーカスの巡業がネタ。 テントを組み立てるの動詞には"erect"を使うんですね。 日本人的発想ではなかなかこの語は思い浮かばないナと思った。 テキストのExercise は疲れで麻痺している脳みそにはけっこうハードだった。 普通の文を未来完了の受身に変える練習なんだけど、 ふだん未来完了使ってしゃべることはまったくないだけになかなか戸惑った。
レッスン最後の質問で思わず、
"How often do you use future past perfect?"
って訊いちゃった。 トニーいわく、ふだんはあまり使わないけど仕事で何かいろんなものを準備しなくちゃいけないときに この表現でリストアップすると有効だよと教えてくれた。
なっとく。
ふたつ目のレッスンはブレイク。
彼のレッスンは話しやすいのでとても楽だ。 フリートークで盛り上がるし、彼は生徒さんから英語を引き出すのがとても上手い。 のっけのフリートークでどういうわけか、スカイダイビングの話になった。 いったいどういう流れでその話題になったのか?まったく記憶にないのだけど。 確か、最初は無難に昨日のサッカー見たかい?から始まったのだが。
んで、彼のスカイダイビング体験談は臨場感たっぷり。 自分のフライトの前にティーンエイジの若い女性が飛び降りたところ、 パラシュートのコントロールに失敗し、ポテっとハードランディングしたらしい(ぞ〜っ!)。 彼のダイビングは初心者ということで高度3000フィートから。 自由落下はほんの5秒ほど。 空中で飛行機の外へ出て、主翼を支えるバーにしばらくぶら下がってからダイビングさせらたらしい(ひぇー!)。 彼の友達と一緒に飛び降りたらしいんだけど、その友達の顔は恐怖で青ざめていたって……。
わしは絶対スカイダイビングはやらない!と心に決めていたけど、 今回の話を聞いてますますその決意が固まりました。
レッスンの本題は"A New Way Of Life"のユニットで"so 〜 that"、"such 〜 that"の構文。 この構文を使ってしゃべると、なんとなく英語が堅い響きになるような気がして、 自分はまず使ったことがない。 確かに、何かの原因と結果をサクッと述べるには便利な表現だと思う。 ふたつの文をこの構文でつなげるExerciseはわりとすんなりできたが、 果たしてのっけのフリートークとかで今後これを使いこなすことができるのだろうか。
このあと渋谷のHへ。
(つづく)